「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

母の一念、上達振りはプロも顔負け

2009年10月02日 | 雑感
 本年4月から始まった「チャレンジ指圧教室」は、毎月第2、第4土曜日午後6時30分から1時間半、川越道場にて開催されています。障害を持つ我が子を指圧するために、お母さん達が浪越指圧を基本からしっかり学んでいる姿には、毎回感動を覚えながら共に学ばせていただいています。これは、同時に私の勉強になっています。

  4月からの練習では、まず人の身体を圧すこと自体に慣れてもらうため、頭部顔面から学び始めて、上肢、下肢と進み、無駄な力が抜けた状態を体感しながら学べる肩甲下部の練習に、やっと今月から入ることができるようになりました。感無量です。 
  何の雑念もなく、ひたすら「我が子を圧すこと」のみを目標に練習されるお母さん達です。大変驚いてしまうのは、プロが何年もかかって獲得する感覚を、初めから身体で理解し、やってしまうみごとさがこの教室にはあるのです。
 「エーッ!どうしてこれができるの?」 
  肩甲下部の練習では、説明してもプロでさえなかなか理解してもらえない足の構えなのに! なぜついてる膝の大腿部を、垂直に自由に使いこなせるのでしょうか? 
  デモンストレーションで、やって、見せて、説明しただけで理解できてしまうの? 何でできちゃうの? とにかく不思議に思ってしまいます。ただ一言、「本当に上手」なのです。 
  中でも一番無器用な会員も、この会ではその人なりにかなり上達しています。その上達率から考えれば、焦ることなく精進さえすれば、かなりの腕前を手に入れることができるでしょう。 
  お母さんが子供を指圧、ピタッと決まっています。あまり見事なので思わず写真に撮ってしまいました、ご覧ください。初めての肩甲下部です。

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