基本指圧研究会の月例練習会が、5月24日午後1時30分から豊島区勤労福祉会館で開催されました。4月の総会で練習時間や練習内容が具体的な要望として出ていたので、さっそく工夫して取り組んでいくことになりました。手始めはKさんから。手ではなく、腰を使って身体で圧す工夫を披露してもらいました。
また、誰もがどうしても上達したい前頸部の圧し方を、まず2名限定で私が受けながら教える方法をやってみることにしました。川越練習会ではやり始めていたのですが、この日は「これは本気でやらなければダメだ」と実感しました。この練習をやらなければ本当の圧し方がわからないのです。来月からしっかり「受けて」、練習していこうと思っています。
ただし、前頸部は人体にとってきわめて大事な箇所なので、圧し手は「余分な力が抜けた」状態で圧せるように、くれぐれも注意を払ってくださいね。圧し方によっては受け手の体調を崩します。私も真剣勝負で受けるつもりですから…。
さらにこの日、自分自身にも腰痛があり、腰部の圧し方もさらに勉強したいKさんから、自作の模型を使った研究報告があり、たいへん面白いと思いました。考えていることがよく分かるのです。模型を作って分かりやすい説明があり、肩甲下部をもっと上手に圧せるようになることを目指しているのが分かります。Kさん、また順次報告して下さい。研究過程ですが、練習の工夫も、もっともっと披露してほしいと思います。よろしくお願いします。
模型を使って腰の動きを説明するKさん