先日仕事をしていたら、二分脊椎症のKさんがお父さんと一緒にひょっこり来院。何と満面笑みで「待望の公務員試験に合格しました」と報告に来てくれたのです。何よりの知らせに「万歳!️万歳!」と、叫びたいような衝動を、ぐっと抑えて喜び合いました。
彼女は高校3年生の時に、神戸の公益財団法人日本二分脊椎・水頭症研究振興財団の方から紹介されて以来のお付き合いです。埼玉県在住ですので、しばらくの間、基本指圧を受けに通い、自力排便ができるようになりました。
それまでの洗腸から脱することができたのです。その出来事は、第29回二分脊椎研究会の学会で発表しました。その時からのお付き合いで、大学時代から卒業後も、指圧を愛してくれています。
去年6月、私が不覚にもまた救急搬送され、入院騒ぎになった時も、大変迷惑をかけてしまいました。5年前に私が脳出血で倒れた折にも、彼女が治療院にきていた時に倒れて驚かせてしまったのです。
しかしこの日は嬉しい報告をもらい、本当に喜んでいます。もう立派な社会人だね! 本当におめでとうございます。