鬱病と言う言葉は割と昔からあるが、最近急速に社会に認知されるようになってきたように思う。
しかし、鬱病自体は「気分が鬱屈してやる気がなくなる」病気とみられがちです。しかし、実際にはそれだけではなく、いろいろと複雑な病気らしいのです・・・
なぜ、いきなりそんなことを言い出したかというと、今職場にいてるんです。鬱病の人。
そのAさんは、先月の半ばあたりから診断書を持って来て仕事を休み始め、9月1日に出てきたものの「病院に行く」と言ってその日は早退、次の日は「仕事をやりたくないので帰ります」と言い残し、結局そのまま一ヶ月の長期休暇に入りました。
健康な人から見て不可解なのは、見舞いに行った人間から見ると、「家では普通」「良く笑うしはしゃぐ」「飲みに連れて行くと、普通と変わらない」「カラオケでノリノリ」などと、仕事を休まれて迷惑を掛けられている方からすれば「ちょっと待ってろ、いい鈍器があるんだ。一撃だぞ!」級の人生エンジョイぶりなところです。
実際に、中途半端に残していった"その人しか分からない仕事"と、殺人的に忙しい時期が重なりましたので、残された人たちはてんてこ舞い。その上「仕事をやりたくないので帰ります」では皆さんがブチ切れるのも致し方がないところです。そんなわけで同課に残っていては、もはや職場復帰は(人間関係で)無理かと思われましたが、私どもの職場には「人事異動」というナイスなシステムがあり、ちょうど10月はその時期にかからないこともありません。そのために実際人事異動が救済的に行われるようです。
今までは対岸の火事でしたので、今度の人事異動で私にとばっちりがかからないか心配です。
そんな訳で今までは、いわゆる「鬱病患者に振り回された人たち」について書いたわけですが、これからは鬱病そのものについて書くこととしましょう。
e-治療.comによれば、鬱病とは、
うつ病は何らかの原因で気分が落ち込み、生きるエネルギーが乏しくなって、その結果、身体のあちこちに不調があらわれる病気
らしいです。そして、恐ろしいことに、
日本人の5人に1人が、一生のうちで一度はうつ病を経験するといわれている
ですって!5人に1人・・・確率20%って1シーズンでインフルエンザにかかる確率よりも高いじゃないですか。鬱病ってえらく身近な病気だったのですね。しかし、ほとんど治療する人がいないという側面も持っており、やはり世間的には本来の姿を認知されにくい、鬱病で苦しんでいても、周りには理解されない病気だと言えるでしょう。
後の細かい症状はサイトを見てもらうとして、「鬱病では無い」人のためのポイントをば。
家族や同僚など身近な人がうつ病になったら、まわりの人は次のようなことに注意してください。
1.不用意に励まさない。
患者は「期待に応えよう」として、疲労しきった心と体にムチをうち、かえって負担になってしまいます。
頑張って!と励ますよりは、休養をすすめましょう。
2.気晴らしに誘わない。
人と一緒にいることがかえって苦痛に感じてしまうことがあります。
気晴らしに食事や旅行などに誘うとかえって悪化してしまう場合があります。
3.症状がひどいときは受診をすすめる。
心の症状で受診することは今では、特別なことではないことを強調し医師の治療を受けることをすすめてください。
4.本人の言動に注意する。
自殺を考えるほど深刻な状況に陥っている場合、言動にそのサインが現れていることがあります。注意深く見守り、自殺願望が疑われたら早急に医師などに相談してください。
先ほどのAさんの場合の周りの「飲みに誘う」「カラオケに誘う」・・・
2.気晴らしに誘わない。
全然ダメじゃん。
では最後に鬱病認知尺度と言うサイトを御紹介します。ここは自分が鬱病でないかセルフチェックできるところです。
ここで”疑いあり”と診断されたら迷わず医師に相談してください。
”鬱病は病気です”
5人に一人が係る病気です。別におかしいわけではありません。
精神科のドアを叩き、「自分が精神的に病気だ」と診断されるのは空恐ろしいものがありますが・・・
しかし、鬱病自体は「気分が鬱屈してやる気がなくなる」病気とみられがちです。しかし、実際にはそれだけではなく、いろいろと複雑な病気らしいのです・・・
なぜ、いきなりそんなことを言い出したかというと、今職場にいてるんです。鬱病の人。
そのAさんは、先月の半ばあたりから診断書を持って来て仕事を休み始め、9月1日に出てきたものの「病院に行く」と言ってその日は早退、次の日は「仕事をやりたくないので帰ります」と言い残し、結局そのまま一ヶ月の長期休暇に入りました。
健康な人から見て不可解なのは、見舞いに行った人間から見ると、「家では普通」「良く笑うしはしゃぐ」「飲みに連れて行くと、普通と変わらない」「カラオケでノリノリ」などと、仕事を休まれて迷惑を掛けられている方からすれば「ちょっと待ってろ、いい鈍器があるんだ。一撃だぞ!」級の人生エンジョイぶりなところです。
実際に、中途半端に残していった"その人しか分からない仕事"と、殺人的に忙しい時期が重なりましたので、残された人たちはてんてこ舞い。その上「仕事をやりたくないので帰ります」では皆さんがブチ切れるのも致し方がないところです。そんなわけで同課に残っていては、もはや職場復帰は(人間関係で)無理かと思われましたが、私どもの職場には「人事異動」というナイスなシステムがあり、ちょうど10月はその時期にかからないこともありません。そのために実際人事異動が救済的に行われるようです。
今までは対岸の火事でしたので、今度の人事異動で私にとばっちりがかからないか心配です。
そんな訳で今までは、いわゆる「鬱病患者に振り回された人たち」について書いたわけですが、これからは鬱病そのものについて書くこととしましょう。
e-治療.comによれば、鬱病とは、
うつ病は何らかの原因で気分が落ち込み、生きるエネルギーが乏しくなって、その結果、身体のあちこちに不調があらわれる病気
らしいです。そして、恐ろしいことに、
日本人の5人に1人が、一生のうちで一度はうつ病を経験するといわれている
ですって!5人に1人・・・確率20%って1シーズンでインフルエンザにかかる確率よりも高いじゃないですか。鬱病ってえらく身近な病気だったのですね。しかし、ほとんど治療する人がいないという側面も持っており、やはり世間的には本来の姿を認知されにくい、鬱病で苦しんでいても、周りには理解されない病気だと言えるでしょう。
後の細かい症状はサイトを見てもらうとして、「鬱病では無い」人のためのポイントをば。
家族や同僚など身近な人がうつ病になったら、まわりの人は次のようなことに注意してください。
1.不用意に励まさない。
患者は「期待に応えよう」として、疲労しきった心と体にムチをうち、かえって負担になってしまいます。
頑張って!と励ますよりは、休養をすすめましょう。
2.気晴らしに誘わない。
人と一緒にいることがかえって苦痛に感じてしまうことがあります。
気晴らしに食事や旅行などに誘うとかえって悪化してしまう場合があります。
3.症状がひどいときは受診をすすめる。
心の症状で受診することは今では、特別なことではないことを強調し医師の治療を受けることをすすめてください。
4.本人の言動に注意する。
自殺を考えるほど深刻な状況に陥っている場合、言動にそのサインが現れていることがあります。注意深く見守り、自殺願望が疑われたら早急に医師などに相談してください。
先ほどのAさんの場合の周りの「飲みに誘う」「カラオケに誘う」・・・
2.気晴らしに誘わない。
全然ダメじゃん。
では最後に鬱病認知尺度と言うサイトを御紹介します。ここは自分が鬱病でないかセルフチェックできるところです。
ここで”疑いあり”と診断されたら迷わず医師に相談してください。
”鬱病は病気です”
5人に一人が係る病気です。別におかしいわけではありません。
精神科のドアを叩き、「自分が精神的に病気だ」と診断されるのは空恐ろしいものがありますが・・・
やはり精神を患ったときの辛さは周囲からの目でしょうかね。
しかし、やっぱりというか、この異動のとばっちりを
受けた人間からはあまり受けが良くないご様子。
確かにひでえ人事でした。
健全な社会復帰を望みます。