Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

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究極の蔵書整理術→バラしてPDF化を実践する人たち

2010-07-20 20:41:52 | Life

 今はかなり整理しましたが、私の蔵書はまだ結構な数が残っています。また、雑誌も毎回捨てるのが忍びないのですが、スペースの関係上、処分しなくてはならないのが常です。そのような状況を打開するべく、そして、せっかく保管しておいても日々劣化していく蔵書を何とかしたいと思い、本の電子化を考えていたわけですが、未だに手を出してはいません。

 ちょっと考えると難しそうな本のPDF化ですが、慣れると簡単・・・そう言って、PDFを自前で作ってしまう人が増えているとか。

蔵書をバラしてPDFに 「自力で電子書籍」派、増える asahi.com

 蔵書は増え続け、部屋を占拠してしまうのは時間の問題だった。裁断機とスキャナーで7万円近くかかったが、「出張時に何冊分もの本を持ち歩けるし、パソコンで処理すれば全文を検索でき、知りたいことが書かれているページにすぐたどり着ける」とメリットを挙げる。

 と、一番それっぽいところを引用しましたが、本一冊なんて、電子データ化すればたいしたサイズではありません。また、裁断機やスキャナーの情報や、PDF化するためのノウハウがネット上に蓄積されてきたことで、かつて無いほどPDF化の敷居が下がったと言えます。また、作成したPDFを活用できる、iPadなどの電子ブックリーダーの登場も追い風になっているとか。

 電子化によって「収納場所を取らない」「検索性が大幅に向上する」「携帯に便利」「劣化を抑えられる」と言う大きなメリットが得られることを考えると、今後もこの流れが広がっていくかもしれません。特に日本の場合、電子書籍が提供されず「紙の本のみ」という状況が非常に多いですので、個人でのPDF化が主流になってしまう可能性すらあるのが恐ろしいところ。
 裁断機の供給元である事務機屋も、個人向けに廉価なモデルを出してくれると参入しやすいのですけどね。・・・こういう記事をネタにすると、自分でもやりたくなっちゃいますね。うーむ。

 ただ、紙の本ならではの「味」や、矛盾するかも知れませんけれど「手軽さ」という点を大事にしたいという場合もあると思うのです。ですから、電子書籍全盛の時代になっても、紙の本が無くなってしまう未来はつまんないなー、と思った次第です。



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