iPhoneを使う上で、悩み、困ることはそんなに多くありません。しかしながら、使いこなすためには必須とも言えるAppストアを利用する時ほど「悩み、困る」事はないかも知れません。というのも、ほんの数点の画面写真と口コミだけで、出費を決断しなくてはいけないのですから。
その状況はAndroidでも同じ事・・・だったのですが、アマゾンのAppstoreの提案がスタンダードになれば、今よりももっと安心してアプリを購入できるようになりそうです。
アマゾン Appstore にブラウザから試用機能 Test Drive 、EC2上の仮想Androidマシンで実行 engadget
先日開店したアマゾン独自のAndroidアプリストア Amazon Appstore は売価をアプリ開発者ではなく店側が決める、 Android端末がなくてもウェブから買えるといった特徴を備えていますが、さらにAndroidアプリをブラウザからその場で試せるというユニークなサービス " Test Drive " も提供しています。始めかたは対応アプリの商品ページにある " Test Drive " アイコンを押すだけ。4つのボタンを備えたAndroid携帯のモックアップがアプリを起動した状態で現れ、ボタンや画面をクリックすることで本物のアプリを自由に試用できます。
アプリを購入することなく、ブラウザからアクセスできる仮想環境上で30分間お試しが出来る、というこのシステム。小粒のゲームやジョークアプリのように「30分」が長すぎたり、カメラや傾き検知のように仮想環境にないデバイスを使うアプリは試用できないという問題があるものの、とりあえず外観やもっさり感、ユーザーインターフェイスが「合うかどうか」をみるには最適でしょう。
それなりに豊富なラインナップ、慣れ親しんだユーザーレビュー方式、すでに登録済みのクレジットカードに加え、試用環境の提供まで始まった今、もしかしたらAndroidのAppストアーは、本家を差し置いてアマゾンがスタンダードになる可能性も捨てきれなくなってきました。