被害の少なかった中部地方南部に住んでいますけれど、最初にあの長い揺れを味わったとき、そして悲惨な津波の映像を見てしまった後では、地震に対する恐怖感・意識は変わらざるを得ませんでした。
TVは常に特番、各地から信じられないような被害状況が届く中。12日土曜日の早朝、突然携帯電話が今まで聞いたことのない音を鳴らし始めました。慌てて画面を見ると、
緊急地震速報
長野県で地震発生
強い揺れに備えて下さい。(気象庁)
という表示が。もう、パニック・・・とまでは行きませんでしたが、とりあえずあたふたしたのは事実です。結局は強い揺れはありませんでしたが、なるほど、心の準備は出来るものだと思ったものです。
それから2日たった本日、今度は仕事中に2回、あの音が鳴り始め、一時騒然となりました・・・それも結局は強い地震は起こらなかったのですが。
たとえ本当に地震が起きなくとも、いざというとき数秒間の「猶予期間」を与えてくれる緊急地震速報は本当に貴重なものです。「懐中電灯を探す」「メガネをかける」「倒れそうなものから離れる」など、数秒でも出来ることはたくさんあるはずです。真偽も10秒待てば判明するのですから、頻繁に誤報が続くようなことがなければ、早期にならないと思いますし。
それよりも気になったのは、知らせていたのはauのiida MisoraばかりでiPhoneがずっと黙っていたことです。
調べてみたところによると、なんでもドコモ、auに関してはスマートフォンを含めてほぼ全機種で緊急地震速報に対応しているのですが、ソフトバンクは831Nの1機種のみの対応にとどまっているという事実が判明しました。
こういう災害が起こってしまうと、やはり情報収集手段が限られてしまうのは大きなデメリットに感じてしまいます。ソフトバンクには早急な対応をお願いしたいところですね。