本当に、寒くなってきました。暖房器具がないと屋内でもだいぶん厳しい状況が晩続いていまして、暑いよりも寒い方が遙かに嫌いな私としては、毎朝毎晩、凍える時を過ごしております。いやほら、「寒いときは着ればいいけど、暑いときに脱ぐのには限界がある」とか言うじゃないですか。でも、手袋をはめて本読んだり事務仕事したりは厳しいですし、こたつや布団に入ろうものなら出たくなくなるし、着るのにも限界があるし行動に大きな制限がかかる寒い方が、個人的には厳しいと思います。下手にうたた寝すると、室内でも凍死するかもしれませんしね。・・・ええ、そうです。ただいまの我が家は10度以下。室内のくせに冷蔵庫の中と同じくらいですよ。
ところで、ヨーロッパの各都市って意外と緯度が高いところにあるのですね。例えば、フランスのパリとかドイツのベルリンは、北海道の札幌市よりも北に位置しています。海流などの要因でそれほど寒くないとは言え、冬には厳しい寒さが訪れます。それらの都市よりもさらに北に位置するイギリス・ロンドンは言わずもがな。夜には氷点下まで気温が下がりますが・・・そこで、英国のウイリアム王子がホームレス体験をしたとか。
英王子、氷点下でホームレス体験 ロンドンの路上で一夜 47NEWS
王子が路上で寝たのは15日夜。氷点下4度まで冷え込む中、大きなごみ箱の陰に段ボールを敷き、寝袋にくるまった。王子を路上体験に誘った同NGOのトップ、オバキン氏と王子の個人秘書も一緒だった。
なんでも、王子が支援するNGOからの誘いだったそうですが。なかなか体を張ったパフォーマンスですよね。凍えるような寒空の下、寝袋にくるまってどんなことを考えていたのか気になりますが・・・私にはちょっと出来ないなあ。考えただけで心細くなってしまいます。
幸いなことに、私は公園で目を覚ましたとか、真冬の夜に行き場所が無くなったとかいう経験がありません。ですので、ホームレスについては語ることが出来ません。しかしながら、サバイバルの観点で言いますと、災害に遭遇するなど、路上等で夜を明かす可能性が今後無いとは言えません。ホームレス体験とは言わないまでも、真冬の屋外で、如何にして安全に夜を明かすかということを考えておいても良いかもしれませんね。・・・そういうのは無いに越したことはありませんが、備えあれば憂い無し、と言いますから。