<一筋縄では行きません>
最近、キャンカー人気が有るのか保有台数が10万台を超えたとか?!
そんな所からか、キャンカーがテレビに露出する場面も増えたようです。
先日もBSのキャンプ番組に、「初めてのキャンカー」テーマで出ていました。
内容的には、初めてとの事ですから初歩的なお話でしたが、大勢の方に見て頂けるのは良いのでしょうね。
そんなキャンカーですが、此方はハードな快適化に頭を悩ましているのです。
快適玉を仕込んだ以上は、コルドバンクスに搭載しない訳には行きません。
しかし、これが苦戦、難渋しているのです。
昨日などは寒風の中ランチも取らず精を出した結果、減量には成功したのですが快適化は捗らないのです。
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快適化テーマを引っ張らして頂きましたから、そろそろ種明かしです。
ドアーライニングの赤丸印部に、LED照明を取付けるのです。
勿論、ドアー開閉に連動し点灯、消灯させようとの目論見です。
赤LED・・・後方車輛、人へのアピール
青LED・・・乗降時の足元照明
こんなネライですが、これが一筋縄では行かないのです。
過去の皆様のブログを拝見しましても、同様な快適化は見当たりません。
今回、見当たらない訳が分かったような。
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まずは実際の取付に当たり、ドアーとライニング間にLED収納隙間が有るのか確認が必要です。
まぁ~、快適化玉は見込みで作成したのですが・・・
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冬季のドアーライニング周りは、樹脂が低温で硬化しており、破損しやすい傾向に有りますので、触りたく無い作業なのですが、手を出してしまいました。
まずは作業がし易いであろう、左側ドアーから取り掛かります。
プルポケット内部のビスを取り外します。
ドアーアームレストのカバーを外し、内部のボルト2本を外します。
そして、ドアーインナーハンドルのビスを外します。
赤丸はロックロッドの固定クリップで回転させ外します。
更にAピラー側に小さな樹脂クリップが有り、これも外すのですが見え方重視なのかセンター部のピンを抜く方法が無く、ムリムリ外しと成りました。
この辺りはプロの技はどうなのでしょうか?
クリップの形状にピンを抜く凹部位は、形成して貰いたいものです。
クリップの爪が1本破損しましたが、何とか外れました。
ここまで来ますと、やっとドアーライニング外しに掛かります。
ドアーライニングはドアーパネルにクリップで組付けられているのですが、冬季の低温下では固く固着しており指先が痛く成る程でした。
何とか外しますと、やっとドアーライニング裏面を覗く事が出来ました。
裏面には大きな隙間が有り、LED Assy位は飲み込んでくれそうです。
(^^♪
後方からの視認性、足元照明に良さげな場所を選定し養生テープを貼り付け、穴明けの準備です。
そして、ドリルで穴明けですが、もう~~後戻りは出来ません。
背水の陣とはこの事でしょうか?
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穴数を増やし、ドリルで揉み長穴に加工しました。
少々、ドリルが滑りデカ穴に成りましたが、LEDが顔を出しますから目立たないでしょう。
そして、足元灯の方はドアー閉め時のクリアランスを調べました。
見えない箇所の隙間確認は、粘土使用が一番です。
LEDが顔を出すであろう寸法に調整した粘土は、ドアー閉め時にも干渉は無く充分なクリアランスが有りました。
LED取付位置を決め、ここにも長穴加工しました。
LED Assyは、ホットメルトで貼り付けです。
ドアーライニング材質はPPですが、思いの外強力に固定出来ました。
ロックのロッドを完全にインナーハンドルから外すと、こんな感じですね。
配線はドアーの蛇腹ゴムチューブ内を通そうと、苦労、難渋が始まるのです。
写真は右側ドアーですが、赤丸の蛇腹内部に配線を通したいのです。
蛇腹内に配線が通れば、何かと好都合なのですが・・・
左側ドアーに戻り、まずは内張から外します。
内張にも左側面に取外し困難なクリップが見えます。
下部のクリップから抜きに掛かりますが、久しぶりに外そうとしますと、構造が思い浮かばず少々焦りました。
クリップの位置とその方向の裏面写真です。
KenyもiPhoneで写真を撮影し、後日の用心をしました。
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ウオッシャータンクを取り外します。
ここまで来て、ヒーターブロアーまで取り外す必要が有る事が判明しました。
更に小さな隙間から見ますと、蛇腹のボデー側はインストメントパネルの上部、ヒーターブロアー上部に開口しているようです。
この位置では、完全にお手上げでしょうか?
たった今、思い付いたのですがSRS(エアーバッグ)を取り外しますと、手が届くやも知れません。
そんなこんなで、蛇腹通しは諦めざるを得ないようです。
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ハーネスはドアー開口部に挟み込みましょうか?!
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更にドアー開閉連動が必要ですから、ルームランプ部の取外しに掛かります。
ドアースイッチ回路を探し出す方法も有るかと思うのですが、ルームランプから電源を取る安易な方法を選択しました。
しかし、通線には苦労するのですが・・・・
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アシストグリップを取り外します。
Aピラーライニングも取外します。
赤色分岐が取り付けられている、青赤、青黄のリード線がルームランプ回路です。
寒風の中、更に難渋な作業は続くのです。
今日の所は此処までとさせて下さい。
未だに電源回路の見通しが立っていないのです。
昨日、アース回路は開通したのですが、⊕極回路にミスが有り今日はここからの作業なのです。
何しろ初めての作業ですから、思い通りには進まないのです。
まぁ~ジム以上に減量には効果的面なのが救いでしょうか?
風邪を引かないよう気を付けねば・・・・
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<参考> 三ツ星キャンプ
今回は楽しさと言うより、忍耐が要求されるようで大苦戦中なのですよ。
しかし、完成の暁にはチョット他とは違うドアー開閉に成る事を夢見て寒風の中、頑張っています。
昨日、やっと峠を越え目途が付きました。
もう~一息ですから頑張りますね。
彼方此方外して、元に戻るか不安です。
ボルトが余ったりしますと、青ざめますよね。
コルドじいさん用は此方が完成し暫く様子を見て、信頼性確認後に余裕が出来ましたらでしょうか?
LED回路自体がKeny設計ですから、実績を積まないと行き成り故障発生するかもです。
まぁ~、気長にお待ち下さいな。