kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

屋島から赤穂に

2018-05-09 13:13:53 |  西日本

<GWも終盤と成りました>

何とか栗林公園を愛でた後は、屋島を目指します。

アッ! 栗林公園で聞きました駐車場情報に依りますと、平日がやはり狙い目で、駐車場開園は5時半から入れるとの事でしたから、早い時間ですとスムーズに駐車可能かと思われます。

 

屋島と言いますと、源平の戦いで有名な激戦地ですね。

ナビ頼りで進みますと、登山道の入り口付近から渋滞しています。

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まぁ~GWですから仕方ないのでしょうね。

尺取り虫状態で、10m進んでは2~3分停止の繰り返しです。

 

おかげで源平の海は、しっかりと眺める余裕です。

晴れ男Kenyは、今日も晴天続きなのです。

 

以前は有料道路だったようですが、現在は無料と成っていました。

婆さんは渋滞中にも関わらず、早くからガマ口を用意していましたが、有り難い肩すかしでした。

この「ことでんバス」の後ろを、頂上まで走ったのです。

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しかし、瀬戸の海だけはどこまでも青く、我々を歓迎してくれているようですね。

やっとの思いで頂上駐車場に入る事が出来ました。

約30分以上は掛かったような・・・・

コルドバンクスが小さく待ってくれています。

駐車場の片隅には藤が満開でした。

ここが源平の戦い、屋島の戦場だったのです。

見ますと丁度良い塩梅の入江なのです。

現在は埋め立てられ、人家が密集している辺りも往時は海だったのでしょうね。

この戦いで那須与一が、平氏がかざした扇を射抜いたお話は有名な逸話ですね。

扇を射抜いた後は、平氏は戯言と思って踊り狂っていたようですが、源氏はチャンスとばかりに矢を射かけ勝利したのです。

この後、平氏は壇ノ浦に追い詰められ滅亡するのです。

 

そんな屋島の山頂には、現在では何故か水族館が有りました。

GWからでしょうか、大勢の家族連れが見えていました。

屋島も見ましたし、今日はこれでお終いですね。

途中で食料を買い込み、今夜は車内食です。

温泉を済ませ、またまた「道の駅 竜宮」に舞い戻りました。

四国は道の駅が少なく、数少ないお気に入り道の駅と成ったようです。

前回と同一の最奥部、角地をゲット出来ました。

今夜も早寝でしょうか?

 

 

翌朝はまたまた晴天です。

瀬戸自動車道で本土に帰ります。

これだけ青空ですが、風は強く二輪車は通行止めなのです。

オートバイライダー達は、フェリーで帰られたのでしょうか?

 

国道2号線を東に向け走行します。

これだけの晴天ですから、BBQの虫がうずきます。

一応、用意はして来たもので、BBQをしない訳には行きませんよね。

途中でお肉を買い込み、赤穂市を目指します。

 

赤穂市はあの赤穂浪士の街ですね。

過去、何度も赤穂市の前を通過していたのですが、寄る事は出来なかったのです。

長年の夢が叶うと言う所でしょうか?

 

途中、ガソリンを給油しようとしたのですが、岡山市を通過しますとガソリンスタンドの適当なものが無いのです。

四国は148円が当たり前でしたから、当然ながら本土に帰りますと本土価格で入れたいのは人情でしょう。

大回りをしながら、136円で何とか給油が出来、赤穂に向かいます。

 

途中、山越えで林道かと思える道を走っていますと、遭遇しました。

青い池!

これはUFOの基地に間違いは有りません。

血液を抜かれない内に撮影だけ済ませ、赤穂の街に降りて行きました。

(@_@;)(*^_^*)

 

赤穂城には、大石神社があるのです。

まずは参拝からですね。

 

お城跡には裏側から入ったのですが、無料の大きな駐車場があり、有り難い事でした。

 

参道には四十七士の像が立っています。

それぞれ末裔の方が寄進されたようで、台座には寄進された名前が刻んで有りました。

ただ堀部安兵衛だけは、神主さんが寄進されたようです。

 

本殿で家内安全をお祈りしておきました。

赤穂城は珍しく、重臣達の屋敷が城内にあったのです。

家老 大石内蔵助の長屋門です。

この門を江戸からの使者が叩き、第一報を知らせたのです。

テレビドラマ、映画でも目にしました大石家の家紋が屋根瓦にあります。

公開されています、武家屋敷の庭にはスズランが可憐に咲いています。

遥か元禄の昔に思いを馳せます。

 

大手門側に出ますと、櫓が残っていました。

思いの外、規模が大きなお城だったようです。

赤穂 五万石ですが、これだけ聞きますと小規模藩ですが塩田、港、海と他からの身入りもあったのでしょうね。

角の「かん川本舗」に入って見ました。

ここで少々のお菓子とのど飴を購入しました。

表には大石内蔵助さんが立っています。

赤穂城を前に買ったばかりの、大きなどら焼き風お菓子を婆さんと半分づつ食べました。

食べながらも元禄の昔に思いは飛ぶようです。

はりま銘菓 松の雪は程良い甘さで美味しゅう御座いました。

 

糖分を補給した所で、元気を出し更に城内を散策します。

櫓内もGWでか、無料開放されていました。

 

赤穂城は日本でも数少ない上水道が整備されていたのです。

平地の城で海が近かった為、通常の井戸では塩水が出る為、上水道を引いていました。

現代の土管に似たものも江戸時代には有ったようです。

本丸に向かい歩きますと、石垣が見えて来ました。

ここ赤穂城は天主閣は築かれ無く、今日に至っているとの事ですが、立派な石垣なのです。

天主台からの眺めは、お城の体をなしています。

人が歩いている辺りには、藩主の屋敷が有りました。

忠臣蔵で有名な、「山鹿流の陣太鼓」の祖とも言うべき、山鹿素行の銅像です。

しかし、山鹿流陣太鼓とは実在はせず、忠臣蔵物語の創作だそうです。

とは言え、赤穂 山鹿素行の兵法は勝海舟にまで繋がる教えだったようです。

 

改修前の崩れた石垣を見ますと、石垣の構造が見えます。

内部の捨て石が重要な要で、石垣が崩れない理由がここに有るのですね。

そんな赤穂城跡に満足し、今夜は何がなんでもBBQをしたいのです。

温泉を目指す道すがらに、千種川の川岸に良いP泊ポイントを発見するのです。

久しぶりの川原キャンプですね。

先客の家族連れBBQ組が帰り支度を始める頃に、此方は準備に取り掛かります。

風は夕方には収まるかと思っていたのですが、相変わらず吹き続けています。

早目に食べ、キャンカーに逃げ込むしか無い所ですね。

 

そんな訳でBBQの写真は有りません。

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しかし、良い事も有りBSアンテナを付け、初めて停車位置そのままの状態でアンテナ感度が最大なのです。

こんな事も有るのですね。

 

翌朝は山陽高速に乗り、最初のパーキングで朝食としました。

ここまで来ますと、家までも近いですから、宝塚渋滞も新名神のお陰で渋滞知らずです。

お昼過ぎには我が家に到着しました。

まぁ~GW中ですから、所々での渋滞に遭遇はしましたが、高速道の渋滞が無いのは気持ち的には有り難いものです。

 

知らない土地を見聞きしながら、美味い物、お酒に有り付いたりしますと、これが旅の醍醐味なのでしょう。

2018年 5月GWキャラバン終了です。