経営コンサルタントへの道

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【カシャリ!ひとり旅】京都迎賓館3 日本の匠の技術の粋を集めた国賓級の人を迎える館 綴れ織による日月の夕映え景色

2023-05-17 12:03:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

 

  【カシャリ!ひとり旅】京都迎賓館3 日本の匠の技術の粋を集めた国賓級の人を迎える館 綴れ織による日月の夕映え景色 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

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■■ 京都迎賓館3 日本の匠の技術の粋を集めた国賓級の人を迎える館 綴れ織による日月の夕映え景色

 京都迎賓館(きょうとげいひんかん、Kyoto State Guest House)は、京都市内の京都御苑内東北部にあり、元赤坂の迎賓館赤坂離宮とともに、日本の迎賓館として国の体面を保つ施設です。
 迎賓館は、外国の国家元首や政府の長などの国賓を迎え入れた時に、会食や宿泊等の接遇を行う施設です。

 京都迎賓館は、2005年(平成17年)4月17日に開館しました。「日本の伝統技能の粋を集めた最高のおもてなしの場」と評され、日本の歴史、文化を象徴する京都で、賓客を迎えいれ、日本への理解と友好を深める施設といえます。
 建物は、洋風の赤坂迎賓館とは対照的な和風建築として設計されています。南側を「表」(公の場)、北を「奥」(私的施設)と位置付け、建物の南半分には会議・会談、晩餐、和風会食、管理等の施設が、北半分には賓客の居住・宿泊のための施設が配置されています。
 歴史的景観や周辺の自然環境との調和を図るため、日本の伝統的な住居である入母屋(いりもや)屋根と数寄屋(すきや)造りの外観です。
 「行の庭」と命名された池の周囲に、聚楽の間、夕映えの間、藤の間、桐の間、滝の澗、貴船の間、水明の間や宿泊エリアがあります。
  所在地    京都府京都市上京区京都御苑23
  敷地面積    約2万140平方メートル
  本館構造    鉄筋コンクリート造、地上1階(地下1階)
  延床面積    約1万6000平方メートル


 庭園は、仁和寺・御室御所の御用庭師だった佐野藤右衛門氏が携わっています。庭園の大滝を手掛けたのは、イサム・ノグチ氏の共同制作者でもあった石彫家・和泉正敏氏です。

 玄関前の「真の庭」、館内の中央「行の庭」、賓客宿泊室に面する「草の庭」の3面で構成されています。
 「庭屋一如(ていおくいちにょ)」の現代和風の庭園として、尼崎博正氏の監修により、佐野藤右衛門氏を棟梁とする京都の庭師らにより作られました。
 庭屋一如とは、「庭と建物は一つの如し」という意味です。庭と建物が融合し、自然と調和する境地、庭と建物の調和がとれた生活空間、引いては環境と共生する建物を指します。
 古くから日本の住まいには庭園や坪庭があり、「自然と人は分かち難く、つながっている」という日本人の心情があらわれています。(「庭屋一如」の説明はhttps://shichusankyo.com/theme/garden/をもとに作成)

 長年希望していたものの、なかなか予約が取れませんでした京都迎賓館を訪れるチャンスが偶然のタイミングでやってきました。
 一名の予約キャンセルがあると、迎賓館横の休憩所で、係の人から声をかけられたのです。
 日本の匠の技の結集である京都迎賓館は、想定以上に感動しました。

 建物や調度品には、数寄屋大工、左官、作庭、截金(きりかね)、西陣織や蒔絵(まきえ)、漆など、数多くの京都を代表する伝統技能が活かされ、それを処々で感じ取れます。

■ 夕映の間(ゆうばえのま)
 最大約70名までもが入ることができる大広間です。国際会議にも利用できるように通訳ブースを備えています。壁面には装飾が施されていて、可動式になっているために三分割することができます。
 壁面装飾は、一見しますと絵画のようですが、綴れ織になっています。東面が「比叡月映」(ひえいつきばえ)、西面が「愛宕夕照」(あたごゆうばえ)と名付けられていて、これが部屋の名前の由来となっています。京都の東西を守る山の日月の夕景を表現しています。下図は箱崎睦昌氏により、監修者は内山武夫氏です。
■ アクセス

 京都市営地下鉄今出川駅より徒歩10分

 見学料: 2,000円
 事前予約制
 空きがあると当日受付もあります

 

聚楽の間から夕映えの間に移動します。

折り紙をイメージした照明に「和」を感じます。

夕映えの間

最大約70名までもが入ることができる大広間です。

国際会議にも利用できるように通訳ブースを備えています。

正面

東面

床の間に何気なく置かれた壺

人間国宝・14代今泉今右衛門(いまいずみいまえもん)による

「色絵雪花墨色墨はじき 四季花紋花瓶」(いろえせっかすみいろすみはじき)

という銘の白磁です。

「比叡月映」(ひえいつきばえ)

一見しますと絵画のようですが綴れ織でできています。

下図:箱崎睦昌氏 監修:内山武夫氏

西面「愛宕夕照」(あたごゆうばえ)

下図:箱崎睦昌氏 監修:内山武夫氏

この二幅の綴れ織りの絵題が「夕映の間」の由来です。

近づきますと絵画ではなく綴れ織りであることがわかります。

床の段通

ふかふかではないのですが、

足裏にフワッと感じるのが不思議

照明と格子天井

よく見ますと格子板に星がちりばめられています。

天井が星空をイメージしているのです。

(申しわけありません。原写真ではモアレはないのですが

画面上では、モアレがでて見づらくなっています)

緑の壁面は呼吸をしています。

黒漆螺鈿細工調度品

廊下側からは池を見ることができます。

詳細は「庭園編」でお楽しみいただけます。

 

京都迎賓館1 アプローチ         

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

  ■ カシャリ! ひとり旅


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