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Caddis

2007-03-22 00:56:29 | アマゴに片想い


先日のエントリータイトル“スプラッシュ”の続編です。

直ぐ上流のプールまで釣り上がる途中、流れの中の突き出し岩の上で
群れてうごめいていた黒っぽい水生昆虫のアダルトがどんな種類なのか
特定したくて水生昆虫ファイルで有名な刈田先生に三枚の画像の回答を
いただきました。

以下が内容です。

「写真拝見したところ、3点とも同じカディスです。
種類的には、この時期、このような生態を持つのは、クロツツトビケラ
(水生昆虫ファイル I 106p) マルツツトビケラ(水生昆虫ファ イル III 94p)
他に新種のラルカシアというのが該当します。
いずれの種も、突き出し岩に集まって交尾し、その岩で水中産卵しま
す。羽化形態は、種によって水中羽化と水面羽化の両方があり、水中羽
化の場合は、アダルト形態のイマージャーであり、水面羽化の場合は、
ピューパがイマージャーです。ストマックには、ピューパらしきものは
見えません・・・。」



益々ローガンが進行している私は現場で小さいモノや至近距離のモノが
ぼやけたシルエットでしか見えず、デジカメに画像を収めた時もピントが
合っているのかどうか実は解らないでいます。自宅に戻ってパソコンに
取り込み、やっとハッキリと画像の確認が出来る位です。



シャーレーでもこのカディスが1センチにも満たないのが良く解りますね。
エルクヘアをウィング装着した半沈みイマージャータイプの毛鈎は
実物よりは大きいのですがそこは大目に見てやってください。
この毛鈎を参考にサイズダウン版のCDCループウィングに交換して
プールではいとも簡単に4連続でアマゴが出て来てくれました。

水生昆虫ファイルはフライフィッシャーのバイブルです。
カディスでも、もの凄い種類が有って奥が深いですね。
今回は同一種のツツトビケラを偏食していた様です。
「新種のラルカシア」っていったいどんなでしょう?
水生昆虫の事、もっと勉強しなければいけませんね・・・。
刈田先生、ありがとうございます。またお願いいたします。

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