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Garrison

2020-08-16 00:08:35 | アマゴに片想い


ギャリソンとは守備隊、駐屯軍が語源だが・・・

フライフィッシングの世界でギャリソンタイプと言えば

リングとポケット状に膨らんだキャップ形のリール固定金具を呼ぶ。

固定金具の事を通っぽく言うとリテイナー(retainer)とも呼ぶのだが

素材は何と言ってもニッケルシルバー製に限る。

経年での金属腐食変化が独特で玄人志向メタルだ。

ところが超レアなお品の為、2020年現在では入手困難なのよ。

代替えなるものは探せば少量出てくるかも知れないが

ニッケルシルバー製のソレは世界的に生産されてない現状だ。

20年位前に埼玉県羽生市の渡辺つり具店さん

アマゴに片想い専用のオリジナルロッドを

4本製作していただいたが全てギャリソンタイプで統一。

現在もバリバリ現役ロッド(オレは退役)なのだが

その内の1本が不幸にも先日の釣行時

脇に抱えたロッドを不意に落下させてしまい

破損させてしまった・・・

外れたリテイナーはその場で見つかり

一度は力でねじ込んでリールをセット出来ていたが

何時しか河原か流れの中で気付かず欠損して

不幸にもオサラバとなってしまった。(涙)



ダメ元で渡辺つり具店のIWさんに相談してみると

既に存在しない筈の在庫の中から奇跡的に

一個だけオレの為の様に見つけ出してくださった。

「ありがとう!感謝感激!」

早速、代引きで送っていただいた。



先ずはフィッティングしてみてバッチリな事を確認。



おまけに補修用コルクも同梱してくださった。



そのまま2液エポキシ接着剤を充填しようと思っていたが

折角なので正攻法でコルク成型する事にした。



ヤスリでコルクを削ぎ落とし・・・

2液エポキシ接着剤を用意・・・



面のアタリはそこそこ取って乾燥待ち・・・



木工パテで仕上げ・・・



後はリテイナーを付けるだけ・・・



グルーで接着しても結構外れる事が有るので

金属とコルクの相性も考慮し

ここも2液エポキシでガッチリ固め完成。

このロッドが存在しなかったら

アマゴに片想いログも味気なかったに違いない。

「ありがとう!渡辺つり具店IWさん!」

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