京都大原紫葉工房便り

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霊山観光。

2015-04-06 09:12:26 | 京都観光に役立つ?話

4月4日、霊山歴史館・維新ミュージアムに行きました。

維新土曜トーク「梅田雲浜と松陰」の講演がありましたので。

 

幕末の尊王攘夷派のリーダー格・小浜藩出身の梅田雲浜。

安政の大獄でつかまりました。

大河ドラマでは、きたろうさんが演じてらっしゃいましたね。

 

その雲浜公の子孫の方の講演でした。

約2時間。

梅田雲浜公は、幕末小説では、ちょくちょく名前の出てくるお方ですが、

大義を成し遂げる前に亡くなられたせいか、いまいちどんな方か分かりませんでした。

マンガ「風雲児たち」での印象と、生誕地小浜で見た説明書きでの印象があまりに異なったから・・・

なんだか気になっていた、というのも講演に来た理由にあります。

 

テーマの一つにあげられた、梅田雲浜と吉田松陰の関係。

残っている松陰公の文献からは、どうも嫌っていたようなことが読み取れ、

仲はさほど良くなかった、との通説がありますが・・・

その他さまざまな証言に基づいていくと、そんなことはなかったのではないか、とおっしゃられていました。

お話からは、雲浜公が周りの人々に慕われ尊敬されていた姿が見えてきました。

まあ、情勢の不安定な時代においては、誰かをかばうために、心にもないことを書き残す、ということもあり得ますし・・・

あとは、想像するばかりで、あの世に行って聞いてみなければ分かりませんね。

でも、私の偏った知識に、また別の角度からの情報を加え入れることが出来ました。

新たな雲浜公の姿を想像できることに、喜びを覚えます。

幕末史は、近現代政治にも結び付いているためか、情報歪曲した部分も否めませんし。

客観的かつピュアな視点で読み解いていきたいと思います。

そこが幕末の最大の魅力かもしれませんね~。

 

さて。

この花めいた賑やかな時期に、家族をおいて出かけるのは後ろめたかったので・・・

暇そうな次男を連れていきました。

講演への同伴はあっさり断られたので、待ち合わせの時間を決めて、自由行動をしてもらうことに。

中1ですしね、早いもので。

おこづかいと入場料を渡し、歴史館前で別れました。

 

以下、次男のカメラ撮影。

しぶい!観光コースです。

 霊山護国神社

ここから、竜馬の墓のある霊山墳墓へ・・・

母が恋しかったのか、歴史館の建物の写真。

雲浜公生誕地の福井県小浜からは

歴史の同好会の方が団体で来られていました。多分そのバスですかね。

焦点がどこかわからんけど、なかなか良い写真。

この時期どこも花爛漫ですが、霊山からの眺めも良いですよ

志士をたたえる碑があちこちに・・・

母と一緒で、長州びいきなのか・・・

 木戸孝允公の墓

 品川弥二郎の碑

オフシーズンはひっそりとしていますが、この季節は子供一人でも楽しく散策できたようです。

次男は、その後維新ミュージアムに入りました。

行くのは3回目で勝手は分かっているし、安心です。

特別展「松陰をめぐる人々」で、映像も新しいものに変わっていたし、

きっと楽しめたことと思います。(歴史好きには楽しめます。)

 

さて、この時期ミュージアムの数少ない駐車場に停めるのは気が引けたので、

東山三条の格安駐車場に停めておりました。

往復4キロ。

次男とおしゃべりしながらなので、あっという間です。

長男の反抗期の始まりと同じように、最近は母へのダメ出しが増えてきて、

時々ケンカのようになりますが、楽しい道中です。

東山三条~古川町商店街~知恩院前~円山公園~石塀小路~霊山

 円山公園の桜

 石塀小路

すごい人です!

 知恩院前。

人ひと人です!

日曜からの雨で、市内の桜は散ってきているでしょうか。

でも、大原はこれからですよ!

 

次男と、しみじみ「大原にはなんで人が来てくれないんだろう・・・」って。

「遠いからね・・・」

でも、人の少ない分二酸化炭素が少ないから?桜のコンディションも良いはずです。

自然のきれいな大原にも、ぜひ来てくださいね!


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