京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

長男と、アレルギー外来に行ったのですが。

2007-05-03 21:46:25 | 子供の病気
 先日の火曜日(5月1日)午後から、長男を日本バプテスト病院(北白川の総合病院)のアレルギー外来に連れて行きました。
 その時の診断について、書きます。

 日本バプテスト病院の小児科には、週一回、火曜日午後にアレルギー外来がありまして。
 (私は知らずに行ったのですが、新病棟に移ってから、午後は予約診療になっており・・・御厚意で診察していただきました。)
 長男は、日常生活ではアレルギーで困ることはありませんが。
 春は花粉症で苦労しており。
 小学校に入ってからは、睡眠不足などで辛い思いをしていましたので。 
 取り越し苦労?と思いながらも、一度検査をしてもらって、しっかり対策を練りたいと考えまして。
 思い切って、受診させることにしました。
 (ちょっと大げさだとは思いましたが。)

 というのも。
 たまたま、前日に発熱し。
 その日(火曜日)も、まだ体調が戻らず、雨が降っていたこともあり。
 学校は欠席させておりましたので。
 ついで?に、昼からアレルギー外来に行くことにしました。
 
 当日午後。 
 病院に着いてから、問診表記入。
 本日の受診目的に・・・
 前日の発熱・発疹があったこと(これは、ついでに書いたのですが・・・)
 2年前から花粉症症状があり、アレルギー検査をしたい、旨。
 書きまして、受診しました。

 先生に、笑い話がてら。
 前日に、発熱後の発疹があったこと・・・
 あわてて救急外来にいったのだが、すでに発疹が治まってて、本人ケロッとしていたこと・・・
 次男もこないだそんなことがあったこと・・・
 などなど、肌が弱いんですかね?と、笑い話がてら、話しました。

 すると。
 先生、「溶連菌の検査をしますね。」とおっしゃり。
 でっかい綿棒みたいなので、のどの奥の粘膜?を取ってから。
 「15分ほど待ってください。」とおっしゃいました。

 ????
 アレルギー検査は?
 どうなったの?と思いましたが。

 まあ、15分後に、きちんと聞きなおそう、と気を取り直して・・・
 待ちました。

 15分後。
 呼ばれて、診察室に入ると。
 「溶連菌ですね。」と先生がおっしゃりました。

 そして。
 菌を殺すために、抗生物質を飲むこと。
 同症状の家族も同様の治療をしたほうが良いこと。
 症状が治まっても、薬を一週間飲み続けること。
 まれに、腎臓が悪くなることがあるので、2週間後に尿検査をすること。
 など、指示して下さいました。
 
 「あの~、花粉症のアレルギー検査は?」
 と恐る恐る聞きましたら。
 「他の季節にも、同じような症状が出てきたら、検査することにしましょう。
 そうでなかったら、花粉症の出る前に、投薬をしていけば、効果がでるでしょう。」とおっしゃいました。

 なるほど。
 たちまち、アレルギー検査は必要ない、ということですね。
 まあ、無理に痛い?思いすることないですよね。
 発熱後だし・・・

 と納得して、病院を後にしました。

 で。
 的確な診断をしてもらったら、むくむくと沸いてくる疑問。
 「溶連菌って何?」

 イメージといえば・・・
 長男が年少の時、お友達がかかった病気で。(結構長い間お休みしてはった)
 しょう紅熱とやらが、昔は大変な病気だったこと。
 そんな、良くない?イメージばかりが沸いてきたのですが・・・

 帰宅してから。
 さっそく、本で調べました。

 

 「溶連菌感染症とは」

 (参照)
 「赤ちゃんの病気&ホームケア辞典」 月刊ひよこクラブ付録
 「赤ちゃんの病気と肌トラブル安心図鑑」 月刊おはよう赤ちゃん付録 

 ・溶血性連鎖球菌という細菌の感染によって起こる病気。
 ・赤ちゃんがかかることはあまりなく、感染しやすいのは5~12歳の学童です。
 ・一番多いのは、上気道の感染。喉の痛み、鼻水などを伴う咽頭炎。
 ・よく知られているのは、しょう紅熱と呼ばれるもので、約20パーセントに起こります。発熱後に、赤くて小さなかゆみのある発疹が出来て、やがて全身に広がります。舌が赤くイチゴのようになるイチゴ舌が特徴。

 ・治療は、抗生物質。以前は死亡率の高い病気でしたが、抗生物質が使われるようになってから、症状も軽くなり、死亡することはまずありません。
 ・症状が治まっても、菌が残り、また回復してから腎炎やリウマチ熱を合併することがあるので、指示通り抗生物質を飲み続け、尿検査を受けることが大事です。



 だそうです。

 ちなみに。
 「明日、遠足なので、出来れば登校させてやりたいのですが。」
 と、先生に聞きましたら。
 「薬をしっかりと飲んで、かゆみが治まっているようならば、登校してもいいですよ。」と、おっしゃいました。

 お風呂も軽く入ってよいとのこと。
 (蕁麻疹の場合は、お風呂に入ると、かゆみが増すので、禁止されましたけど。)
 
 おどろおどろしい名前の病気ですが。
 それほど神経質にならなくてもいいみたいです。
 安心しました。

 それにしても。
 アレルギー検査目的で受診したにもかかわらず。
 問診の細部(私が、冗談ついでに話したことも・・・)まできちんと耳を傾けて下さり・・・
 的確な判断をしてくださった先生に、感謝します。
 
 まあ、いつものかかりつけ医に行っていても、判断していただけたことかと思いますが。
 大きな病院に行ったかいがあったというものです。
 (待ち時間はやはり長かった・・・)

 いつもなら、まっさきに「家庭の医学」本を開いて、あれこれ病気の推理をしてみる私ですが。
 今回は、自分も疲れていたのか、そんな余裕が無く・・・
 溶連菌なんて、思いもしませんでした。
 怪我の功名で、病気を見つけていただいて、良かったです。
 (アレルギー外来受診のきっかけが無ければ、発熱では受診しなかったと思います。今回。)

 まあ。
 何はともあれ。
 長男君も、新生活が始まってから、一ヶ月。
 疲れが出たんでしょうね。
 (母!のほうが、先に倒れたけれども。)
 今日も、薬の眠気とあいまって、夕方の、外出先からの帰宅途中から眠ったまま、今も眠り続けています。

 連休中、しっかり休養を取って、リフレッシュ!
 連休明けたら、頑張り過ぎない程度に、頑張ってほしい!
 そう思いながらも、心配する・・・母!なのでした。

 明日、あさっては、大原のお祭り。
 だらだらするぞ~~~!!!
 
 
 
 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
よかったですね。 (うみうま)
2007-05-04 17:31:43
早い段階でわかってよかったですね。
いずれにしても、わからないというのが一番こわい。

アレルギーは、酷い子はそれこそ日常生活が送れませんから、一目でわかるもんです。
それに、小児科医の勘ってすごいですよ。もちろん、例外もありますが。。。
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確かに、医者はすごい! (うみうま様)
2007-05-05 17:07:38
まさしく、かゆいところに手が届いた思いです。
思い切って、総合病院に行って、良かったです。

まあ、たしかに。
待合に居ましたら、一目で予約だなと、分かる子達・・・
ああ、かゆそうに、掻いてる・・・
掻いたらアカンのになあ・・・
こういうことやね、うみうまさんが言ってはったのは・・・
と思いました。

普段は、生意気な憎たらしい子達ですが、病気になると、しおれてしまって、胸が痛みます。
良きドクターに出会えて、良かったです。

ちなみに、ここの産婦人科もオススメです。
もう一人、産みたくなっちゃう?くらい、良い先生でした。
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