2022年『Touch~孤独から愛へ』秋の巡回公演は10月も後半に入って日々肌寒さを感じるようになってきました。
10月24日(月) 日本大学第二中学校 (武蔵野市民文化会館)
10月27日(木) 勝山中学校 (勝山文化センター)
10月28日(金) おかやま山陽高校 同校体育館
10月24日 日本大学第二中学校
久しぶりの東京での公演です。あいにくの小雨模様のなか、武蔵野市民文化会館を会場として日本大学第二中学校の演劇鑑賞会です。
13時の開演にあわせて、生徒さん達は入場してきました。学校を離れて、友人達と違う場所にいるワクワクしているのが、こちらにも伝わって来ます。
先生の開演前の諸注意などのあと、いよいよ開演となりました。
本番に入ると、一幕一場の兄弟の鬼ごっこのシーンから、会場全体がよく反応して笑い声があちこちで起こりました。
終演後、生徒会長のお礼の言葉ときれいな花束をいただきました。しっかりした口調での感想、どうもありがとう。この日見た『Touch』というお芝居が、皆さんの心に何か残すことができたのなら我々も嬉しく思います。日本大学第二中学校の皆さま、本当にありがとうございました。
10月27日 勝山中学校
真庭市スポーツ文化振興課主催による勝山中学校の演劇鑑賞会です。
入場するとまず目に入る舞台セット(緞帳を使用しないためセットが見えている)に、生徒さん達は興味深く見いっているようでした。
担当の先生の進行で一幕がスタートすると、皆さんが芝居に集中して引き込まれていく様子が伝わって来ます。
カーテンコールのなかで、生徒会長からの謝辞をいただきました。
終演後、大勢の生徒さんが舞台見学に残り、大道具や小道具に触れ役者やスタッフに色々質問をしていました。
その後、ハロルド役の柳瀬太一と座談会も行われました。この場をつくってくれた真庭市スポーツ文化振興課の皆さん、勝山中学校の皆さんどうもありがとうございました。
公演の余韻を残しつつ、勝山文化センターを後にしました。
10月28日 おかやま山陽高校
勝山中学校での公演を終え、翌日のおかやま山陽高校での公演のため体育館へと向かいました。学校に到着するとなんと校門に生徒さん達がいて、体育館まで案内をしてくれました。
吹奏楽部の皆さんが、搬入作業の手伝いに待ちかまえてくれていました。
2階の体育館でしたが、吹奏楽部の皆さんのおかげで予想よりもかなり早く前日の仕込みを終了する事ができました。ありがとうございました。
翌朝学校に入り、残りの作業を終えいよいよ本番。生徒数が多いため、午前・午後の2回公演です。
先生によりますと、この学校では自分の興味のあることに自由に取り組むことができるそうです。将来何をしたいかは多くの経験から生まれることもあるでしょうから、そんな彼らに演劇を見せられるのは、嬉しいことです。
午前の部も、午後の部も、集中し役者の一挙一動に見入っている姿が見受けられました。
終演後には、吹奏楽部の皆さんと集合写真をとり舞台見学しました。
昨日に続いて吹奏楽部のみなさん、そして、運動部の多くの生徒さんが撤収作業を手伝ってくれました。本当にありがとうございました。
トラックにすべて道具が収まり、いざ学校を出ようとしていると、なんと嬉しいサプライズが待っていました。
吹奏楽部の皆さんが、私達に、合唱をプレゼントしてくれたのです。素晴らしい歌声に癒されエネルギーをいただき、私達はまた次の地へと向かうことになります。
おかやま山陽高校の皆さまどうもありがとうございました。
文:佐田剛久(舞台監督)
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