同志社高校の座談会に参加してくれた生徒さんたちと共に
会場全体がリラックスしている雰囲気でした。
同志社高校では毎年、学校全体で演劇祭を行うそうです。クラス全員で話し合い、時には衝突もしながら、一丸となりつくりあげていくそうです。そして本番は大盛り上がりなんですよ、という話を聞きました。大盛り上がりの様子がとても伝わってきました。
今回の春の旅公演では、公演後に座談会を行い、生徒さんたちと話せる機会が多くあります。演劇部の皆さんだったり、公演を観て興味を持って参加してくれる皆さん、図書委員、文化委員、生徒会の皆さんと様々に学校生活の中で活動している皆さんに出会います。
そして、学校全体で演劇行事を行うという話も多く聞きます。
クラスで一つのものをつくりあげる時、そこには様々な事があると思います。友達の新たな一面を発見する、今まで話す機会が少なかった友達と話すようになる、先生と一緒になってつくりあげる、喧嘩して仲直りまで時間がかかる・・・など、嬉しいこと楽しいことがあり、もちろん悔しい思いや悲しいこともあると思います。「みんなで演劇をつくるときには・・・」という話をいろいろな学校の皆さんとしてきました。
「演劇をつくるとは、これだ」という正解を出すのではなく、「このクラスだから、このメンバーだからこそ」やってみたいことに挑戦してほしいと皆さんの話を聞いていて思います。
椙山女学園高校(上)椙山女学園中学(下)公演後、舞台裏見学がありました
椙山女学園では午前中に高校生、午後に中学生が観劇してくれました。
始まる前は、どちらも元気いっぱいで会場中に声が響きわたっていました。始まってみると、観てくれている様子が異なっていました。午前も午後も同じ芝居、そして私たちが皆さんに伝えたいと思う想いは同じなのですが、客席からの反応を受けて、「ヘレン・ケラー」の中に描かれているたくさんのテーマが浮かび上がる部分、強調されてくる部分もほんの少し、異なるのではないでしょうか?一人ひとり、感じることは違います、そしてそのひとりの感じ方がたくさん集まって、今目の前で起きていることが何なのかを客席と舞台で共有していくのではないでしょうか。
高校生の公演後は演劇部の皆さんが舞台裏の仕組みを、中学校公演後は舞台を解体しながらどんな風につくられていたかを見てもらいました。
正面から見るとガッチリしていそうな大道具も、軽くて運びやすいように、簡単に組み立て解体が出来るように工夫をしてあります。
座談会は約30人の演劇部さんと行いました。たくさんの質問の中で、「自分たちが楽しんでやることと、お客さん(見てくれる人たち)を楽しませたいと思うことどちらをしていますか?」「自分が演技をしていて納得がいかない、発表後でも納得がいかない」という話をしました。
どうぞ、この疑問をまた思い出してください。そして自分たちに問うてみてください、その時に「今、私はなにを考えているのか」ということを自ら発見できるのではないでしょうか。
宣真高校演劇部の皆さんとヘレン役の白根有子
大きな会場に多くの生徒さんが入った公演でした。皆さんの眼差しを感じました。
座談会にはたくさんの部員の皆さんが参加してくれました。ここでは「悩む、悩み」という話題が出ました。「悩みがある、悩むことがある」誰しもが経験することですよね、そして出来るならばその悩みからはやく抜け出したいと思うかもしれません。でも、悩んでいることを深く追求してみる、なぜ悩んでいるのかを違う角度から考えてみることもいいのかもしれません。そしてその悩みを話すことが出来る仲間がいるかもしれません、悩むとはどういうことなのか、また話が出来る機会があればいいなと思います。
部活仲間同士でも、いろんな疑問を話し合ってみること(答えを出さなくてもいいかもしれません)も、面白いのではないでしょうか。
ヘレンの旅、第4週目は京都府立文化芸術会館で行われた「プレミアム公演」から始まりました。
会場が満席になるほど、多くの幅広い年代の皆さんが足を運んでくれました。
ロビーには風のレパートリーや旅公演の様子の写真を飾りました。それぞれの日常生活があり時間を過ごしている、皆さん。ひとりひとりとお話することは出来ませんが、最後にロビーで声をかけてくれる方も多くいました。皆さん、ご来場いただき本当にありがとうございました。
皆さんの中に、この日の出会いと、どんなことでも構いません、何かが残ってくれたらという願いをこめて。
ヘレンの旅は折り返しを迎えました。これから、どんな出会いが待っているのでしょうか。来週は大阪そして京都を巡回します。
また来週末には大阪での「プレミアム公演」を行います。
6月13日(月) 京都府 京都プレミアム公演
15日(水) 大阪府 宣真高校
16日(木) 愛知県 椙山女学園高校・中学校
17日(金) 京都府 同志社高校
会場全体がリラックスしている雰囲気でした。
同志社高校では毎年、学校全体で演劇祭を行うそうです。クラス全員で話し合い、時には衝突もしながら、一丸となりつくりあげていくそうです。そして本番は大盛り上がりなんですよ、という話を聞きました。大盛り上がりの様子がとても伝わってきました。
今回の春の旅公演では、公演後に座談会を行い、生徒さんたちと話せる機会が多くあります。演劇部の皆さんだったり、公演を観て興味を持って参加してくれる皆さん、図書委員、文化委員、生徒会の皆さんと様々に学校生活の中で活動している皆さんに出会います。
そして、学校全体で演劇行事を行うという話も多く聞きます。
クラスで一つのものをつくりあげる時、そこには様々な事があると思います。友達の新たな一面を発見する、今まで話す機会が少なかった友達と話すようになる、先生と一緒になってつくりあげる、喧嘩して仲直りまで時間がかかる・・・など、嬉しいこと楽しいことがあり、もちろん悔しい思いや悲しいこともあると思います。「みんなで演劇をつくるときには・・・」という話をいろいろな学校の皆さんとしてきました。
「演劇をつくるとは、これだ」という正解を出すのではなく、「このクラスだから、このメンバーだからこそ」やってみたいことに挑戦してほしいと皆さんの話を聞いていて思います。
椙山女学園高校(上)椙山女学園中学(下)公演後、舞台裏見学がありました
椙山女学園では午前中に高校生、午後に中学生が観劇してくれました。
始まる前は、どちらも元気いっぱいで会場中に声が響きわたっていました。始まってみると、観てくれている様子が異なっていました。午前も午後も同じ芝居、そして私たちが皆さんに伝えたいと思う想いは同じなのですが、客席からの反応を受けて、「ヘレン・ケラー」の中に描かれているたくさんのテーマが浮かび上がる部分、強調されてくる部分もほんの少し、異なるのではないでしょうか?一人ひとり、感じることは違います、そしてそのひとりの感じ方がたくさん集まって、今目の前で起きていることが何なのかを客席と舞台で共有していくのではないでしょうか。
高校生の公演後は演劇部の皆さんが舞台裏の仕組みを、中学校公演後は舞台を解体しながらどんな風につくられていたかを見てもらいました。
正面から見るとガッチリしていそうな大道具も、軽くて運びやすいように、簡単に組み立て解体が出来るように工夫をしてあります。
座談会は約30人の演劇部さんと行いました。たくさんの質問の中で、「自分たちが楽しんでやることと、お客さん(見てくれる人たち)を楽しませたいと思うことどちらをしていますか?」「自分が演技をしていて納得がいかない、発表後でも納得がいかない」という話をしました。
どうぞ、この疑問をまた思い出してください。そして自分たちに問うてみてください、その時に「今、私はなにを考えているのか」ということを自ら発見できるのではないでしょうか。
宣真高校演劇部の皆さんとヘレン役の白根有子
大きな会場に多くの生徒さんが入った公演でした。皆さんの眼差しを感じました。
座談会にはたくさんの部員の皆さんが参加してくれました。ここでは「悩む、悩み」という話題が出ました。「悩みがある、悩むことがある」誰しもが経験することですよね、そして出来るならばその悩みからはやく抜け出したいと思うかもしれません。でも、悩んでいることを深く追求してみる、なぜ悩んでいるのかを違う角度から考えてみることもいいのかもしれません。そしてその悩みを話すことが出来る仲間がいるかもしれません、悩むとはどういうことなのか、また話が出来る機会があればいいなと思います。
部活仲間同士でも、いろんな疑問を話し合ってみること(答えを出さなくてもいいかもしれません)も、面白いのではないでしょうか。
ヘレンの旅、第4週目は京都府立文化芸術会館で行われた「プレミアム公演」から始まりました。
会場が満席になるほど、多くの幅広い年代の皆さんが足を運んでくれました。
ロビーには風のレパートリーや旅公演の様子の写真を飾りました。それぞれの日常生活があり時間を過ごしている、皆さん。ひとりひとりとお話することは出来ませんが、最後にロビーで声をかけてくれる方も多くいました。皆さん、ご来場いただき本当にありがとうございました。
皆さんの中に、この日の出会いと、どんなことでも構いません、何かが残ってくれたらという願いをこめて。
ヘレンの旅は折り返しを迎えました。これから、どんな出会いが待っているのでしょうか。来週は大阪そして京都を巡回します。
また来週末には大阪での「プレミアム公演」を行います。
6月13日(月) 京都府 京都プレミアム公演
15日(水) 大阪府 宣真高校
16日(木) 愛知県 椙山女学園高校・中学校
17日(金) 京都府 同志社高校