風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
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『肝っ玉おっ母とその子供たち』春のツアー③

2010-06-07 21:20:30 | 全国巡回公演


『肝っ玉おっ母とその子供たち』春のツアー第3週目は、岡山県・倉敷南高校、岡山龍谷高校、笠岡商業高校、笠岡高校、笠岡工業高校での公演が行われました。
6月1日に行われた倉敷南高校の公演では、公演後座談会が行われ、演劇部の生徒さん達と公演についてお話をする機会がありました。一緒に参加したおっ母役の辻由美子は、生徒さん達が2時間という短い時間のなかで細かい部分までよく見ていたことに驚き、とても楽しい時間を過ごせたと言っていました。2日、3日と笠岡市民会館で行われた、笠岡市4校の合同公演では、ご担当の先生から「うちの生徒がとても集中していたのに驚きました」という感想を伝えていただきました。普段毎日接している生徒さんと先生だからこそ、そのような変化を敏感に感じることが出来るのだと思います。この公演が、生徒さんたちの記憶の中に、さらには先生方が送る生徒さんたちへの視線も含めて、思い出深いものになってくれたらと願っています。長く4校での合同公演を続けているのだとのこと。「サイクルを問わずその時に良いものを子どもたちに選んであげたい」という思いから、今回の上演が実施されたと聞きました。嬉しいことです。公演後も様々な話が、生徒さんと先生たちとの間に生まれることを願いつつ、旅は3週目を終えました。

↓写真は倉敷南高校、公演後に行われた座談会の様子より。




旅班は岡山を後にして、大阪へ。第4週目は大阪府・関西大倉中学校・高校の公演から、京都、大阪、島根と『肝っ玉おっ母』の旅は続きます。

『Touch~孤独から愛へ』春のツアー3

2010-06-07 11:51:57 | 全国巡回公演
『Touch~孤独から愛へ』第2週目後半。
千葉経済大学附属高等学校での公演を経て、
6月3日 明秀学園日立高校(茨城)
     4日 尾瀬高校(群馬)    の2公演を終えました。

どちらの公演も近隣の会館での公演となりました。
明秀学園日立高校は約800人。尾瀬高校は約200人。客席の空間の違いを感じられた公演だったと思います。

↑明秀学園日立高校の公演(日立市民会館)

↑尾瀬高校の公演(片品村文化センター)

明秀学園日立高校の公演は2階席まで埋まる客席で、舞台との距離があるのですが、その分生徒さんが芝居に関心を持って近づいてきた様に思います。終演後にはセットがどうなっているのか見てみたい、という生徒さん達が実際に舞台を見学していました。




尾瀬高校の公演は舞台との距離が近い分、役者の演技一つ一つを真剣に観ている姿勢が印象的でした。
また、公演前の校長先生の挨拶で「『Touch』とは触れるという事。実際に触れ合う事もそうだが、舞台と客席もまた触れ合うものです。」と仰っていました。

単に『触れる』といっても様々な意味合いがあります。公演を経て子供達の心に何を生み出す事が出来たのか、それこそが私たちが求めている『触れる』という事なのではないでしょうか。
我々の旅はまだまだ続きます。来週は八千代松陰中学校(千葉県)での公演からスタートです。