勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

クレイジー・リッチ! / Crazy Rich Asians

2018年10月14日 | 洋画(アメリカ系)
シンガポールの不動産王の御曹司と、NYU経済学教授のアラサー女性の恋を描くラブコメディ。

面白いです。ラブコメの基本が抑えられていますね。登場人物的には、大富豪の御曹司と、その事実を知らない彼女。そして、御曹司の厳しい母親、無責任な親戚、変な親戚、協力的な親戚。そして、御曹司に群がる女たち。彼女側には、力付けてくれる親友。ストーリー的にも、思いがけないプロポーズ。プロポーズを諦めざるを得ない出来事、白馬に乗って来たかのような御曹司の登場。

何といってもこの作品は、ミシェル・ヨーかな。自身も、夫との結婚を反対されたという過去を持つがゆえに、息子の嫁候補にもきつく当たると言う事なんでしょうかね?彼女が居た事で、ただの大金持ちのバカ騒ぎになりかねなかったこの物語に、ピリリとした緊張感を持たせています。

それと、物語後半、色々と出来事が起きて物語は緊張感を高めていくんですが、最後の最後、御曹司が白馬に乗って来たかのように登場したシーンには、なんかウルっとしかねない感じも。お約束のシーンなんですけどね。

でも結局この映画を見て一番思ったのは、「英語が出来ないと、話にならんな」と言う事でした。

タイトル クレイジー・リッチ! / 原題 Crazy Rich Asians

日本公開年 2018年
製作年/製作国 2018年/アメリカ
監督 ジョン・M・チュウ
出演 コンスタンス・ウー(レイチェル・チュウ)、ヘンリー・ゴールディング(ニック・ヤン)、ジェンマ・チャン(アストリッド・ヤン・テオ/ニックの従姉)、リサ・ルー(アー・マー)、オークワフィナ(ペク・リン・ゴウ/レイチェルの親友)、ハリー・シャム・Jr.(チャーリー・ウー)、ケン・チョン(ウェイ・ムン・ゴウ)、ミシェル・ヨー(エレノア・ヤン/ニックの母)、ソノヤ・ミズノ(アラミンタ・リー)