勝手に映画評

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ジュラシック・ワールド 炎の王国 / Jurassic World: Fallen Kingdom

2018年07月16日 | 洋画(アメリカ系)
14年ぶりに制作された『ジュラシック・ワールド / Jurassic World』の続編。『ジュラシック・ワールド』のクリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードが継続して出ています。って言うか、ブライス・ダラス・ハワードがロン・ハワードの娘だなんて、知らなかったよ。

都合5作目のシリーズですが、過去の作品にもきちんと敬意を払っていて、そこかしこに、過去の『ジュラシック・パーク』へのオマージュを感じます。って言うか、明示的に過去の『ジュラシック・パーク』計画への言及もありますが。

って言うか、このシリーズ、何度となく色んな人が危機に陥るのですが、結局のところ、その背景には人間の欲望が隠れていると言うのが共通点。ざっくりまとめると、欲を満たさんがする人のために、多くの人が犠牲になると言う、そういう話ですよね?どの作品も。「それを言っちゃぁお終いよ」と言うのかもしれませんが、結局、どれもそういう話なんだなと、今更思いました。

『ジュラシック・パーク』へのオマージュの流れで、イアン・マルコム博士こと、ジェフ・ゴールドブラムも出ているところに注目。本編で出てくると言うより、自らの過去の経験を踏まえ、“人類が持つ力”を人類自身が制御できなくなると言う警鐘を鳴らす役どころですが、それは、この映画だけの話では無いですよね。リアルに、そう言う警鐘では無いかと思わずにはいられませんでした。

タイトル ジュラシック・ワールド 炎の王国 / 原題 Jurassic World: Fallen Kingdom

日本公開年 2018年
製作年/製作国 2018年/アメリカ
監督 J・A・バヨナ
出演 クリス・プラット(オーウェン・グレイディ)、ブライス・ダラス・ハワード(クレア・ディアリング)、レイフ・スポール(イーライ・ミルズ)、ジャスティス・スミス(フランクリン・ウェブ)、ダニエラ・ピネダ(ジア・ロドリゲス)、ジェームズ・クロムウェル(ベンジャミン・ロックウッド)、トビー・ジョーンズ(エヴァーソル)、テッド・レビン(ケン・ウィートリー)、ジェフ・ゴールドブラム(イアン・マルコム)、B・D・ウォン(ヘンリー・ウー)、ジェラルディン・チャップリン(アイリス)、イザベラ・サーモン(メイジー・ロックウッド)