勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

ブラックサイト(2008年)

2008年04月12日 | 洋画(アメリカ系)
インターネット上に突如、猫の虐待を中継するサイトが開設された。その名も”killwithme.com”。インターネットを介して衆人が監視する中、猫は衰弱死した。しかし、事件は猫だけでは済まなかった。次に現れたのは、流血する男性。しかも、サイトへのアクセス数が増えると、男性の死が早まると言う非常に冷酷・残酷な仕組みで・・・。

時折、日本でも残酷映像のニュースが出るので、あながち、荒唐無稽の話ではないと思えるところが物凄く怖い。しかも、その殺す方法が、ジワジワと殺すと言う非常に残酷な方法。結構グロいです。R15指定も納得です。

実は、ダイアン・レインの出る映画って、あんまり見たことが無いんです。こんな大女優なのに、何でだろう? ダイアン・レインも良いですが、それよりボックス刑事役のビリー・バークが結構いい味出しています。得てして、こう言うときって、劇中で主役の女性キャラと助演の男性キャラが良い仲になってしまったりもするんですが、この作品ではそう言うことはありません。その意味では、好感です。

捜査の途中で大事な仲間が死んだり、マーシュ捜査官自身が最後に狙われたりと、その意味では基本にとっても忠実なプロットです。ピンチの脱し方は、ちょっと気に入りませんが。しかし、内容が内容だけに、万人受けする映画ではありません。デート向けでもないです。英語の原題は”Untraceable”。こっちの方が映画の内容を適切に表しているような気もします。

タイトル ブラックサイト
原題 Untraceable
日本公開年 2008年
製作年/製作国 2008年/アメリカ
監督 グレゴリー・ホブリット
出演 ダイアン・レイン(ジェニファー・マーシュFBI捜査官)、ビリー・バーク(エリック・ボックス刑事)、コリン・ハンクス(グリフィン・ダウドFBI捜査官)

[2008/04/12]鑑賞・投稿