片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

恥ずかしい話

2009年04月18日 | こころ
ロシアから来た女性に「日本に来てビックリしたことは何ですか」と朝のTV番組で質問していた。
「電車で一つの席に二人で突進して、負けたほうはプンプンして、買ったほうは寝たふりをする。これを見て恥ずかしくなりました。ロシアでは、ほかに座る人がいないのを確かめてから座ります。」
参りました!
人のことをとやかく言っている場合ではありません。
自らを戒めないと(汗)。

日本は、ガラパゴスではない、パラダイスだ

2009年04月18日 | 私の正論
日本の技術が独自の発展を遂げてしまって、世界に通用しない状態にならないようにしようという動きがある。携帯電話が典型だが、もし世界に通用することを前提に商品開発していたら、とてもここまでは来なかったのではないだろうか。
日本人のコミュニケーション下手は目に余るらしいが、短所を責められても治らない。むしろ創意工夫を凝らしてパラダイスを作り、おずおずと世界に見せるのが日本の得意芸なのではないだろうか。

あなたの会社の株主で良かった

2009年04月18日 | こころ

株主から手紙が来て、貴方の会社の株主であることを誇りに思う、という手紙を受け取ったという社長がいた。新聞に載ったその会社の記事を見て、感動して手紙をくれたのだそうだ。
「日本でいちばん大切にしたい会社」より。


経営者がいちばん大切にしなければならないことは、社員とその家族を幸せにすること。社員とその家族が幸せでなければお客様を幸せにすることはできません。
その次に大切にするのは、外注先、下請け企業です。自分達にできないこと、きつい仕事、やりたくない仕事をしていただいているからです。
このあとに、顧客、地域社会、株主と続きます。株主の幸せは、結果です。社員、外注先、顧客、地域社会を幸せにできれば、自ずと株主に還元できます。


21世紀は心の時代です。もう金の亡者とは決別です。なぜ、人々はそう考えるようになったのか、それは多分、生きることに必死にならなくてよくなったからではないでしょうか。衣食足って礼節を知るの例えのように、余裕が出てきて、はっと我に返ったのではないでしょうか。こういった現象は、地域限定ではなく、地球規模で同時多発的に起こると思います。もちろんまだまだ生きるのに必死な地域はたくさんありますが、先に走っている人がそれに気付いて、手を差し伸べようとしているとも思います。


日本でいちばん大切にしたい会社」や「最後のパレード」が出版されたのは、時代の強い意志だと思います。


門田由貴子さんの「夢を叶える速読術」にチャレンジ

2009年04月18日 | こころ
私の読書は、とてもゆっくりです。
漫画も舐めるように味わいます。
ですから深い感動があります。

よく、あっという間に本を読んでしまう人がいますが、私にはできません。
そこで速読にチャレンジしたことがあります。と言っても、20万円出して速読セットを一式買っただけで、三日坊主で、引越しのとき棄ててしまいましたが。

それが、昨年の12月に、虎ノ門経営企画の阿片さんの勉強会で、門田由紀子さんの講演を聴いて、もう一度速読にチャレンジすることにしました。
それが、今日4月18日から毎月1回の土曜日で、6月まで3回あります。
さて、どうなるでしょう。とても楽しみなのですが、まったく効果なしという結論になったら、相当落ち込むでしょうね。明日は10時から5時まで訓練です。その後参加者で飲み会(なぜでしょう)。初日の結果はここで報告します。


ネット動画のナビゲーションサイトを立ち上げた木尾さんからうれしい便り

2009年04月17日 | おもしろソフト
インターネットの動画を分類して、ジャンル別に検索閲覧できるようにしたnabiconを立ち上げた木尾さんからメールが来た。
日経BPの動画サイトにも使われることになったとのこと。
信念を持ってやりぬくことですね。
おめでとうございます。


製造業界と金融業界に想う

2009年04月17日 | 私の正論
私の仕事人生の出発は製造業。その後ソフトハウスに転職して、製造業3社、銀行業2行、保険1社、小売1社のシステム開発に携わった。そしてそれぞれの会社の方と深くお付き合いし、企業風土も感じることができた。
業種によっていろいろ違いがあるが、金融・保険の給与水準の高さには驚いた。何も製造していないのになぜこんなに高い給料をもらえるのだろうかというのが偽らざる感想だった。
今朝も、リーマンの社員の年俸が10億円越えていたといった話題が流れている。お金がお金を生むような、行き過ぎたビジネスは、原則禁止としてもいいのではないかと思う。寺垣流に言えば、帳簿に記載されたお金には質量がないから、一人でいくらでも扱える。ITがそれを加速した。わずかな人数で世界を恐慌に陥れることができる。非常に危険だ。今こそ厳罰をもって規制すべきた。旧約聖書にも、金を貸して利息を取ってはならないと書いてあるし。

もしかしたら未来はあるかもしれないと思わせた一日だった

2009年04月17日 | こころ
日経BP創立40周年イベント、日本を救うイノベーションの力を傍聴していて思ったことは、人類の未来は、まだまだ続くかもしれないと思ったことだ。
これまで正直思っていたことは、2100年まで人類は生きられないのではないかという諦観だった。それが、そうでもないと思ってもいいのかな、くらいまで戻った。
IBMのバイスプレジデントが、スマートプラネットと言っていた。有限の地球に生きるしかない人類は、手をつなぎ、協調して賢く生きるしかない。
この苦しいときでも、やはり環境問題は最優先で考えねばならないことだと、企業トップの思いが伝わってきた。

日本を救うイノベーションの力

2009年04月16日 | 感動したこと

日経BP社創立40周年記念シンポジウムに参加しています。

東芝の西田社長のお話に感動しました。
東芝は、生命・安全・コンプライアンスを最優先する「地球内企業」である。
イノベーションは革新と日本語では訳されるが、中国語の「創新」を使いたい。
イノベーションは、営業のイノベーション、設計のイノベーション、生産のイノベーションの3つのイノベーションが一体となって行われて、初めて圧倒的なイノベーションにつながる。
応変せよ、一変してだめなら二変してみよ、それでもだめなら三変してみよ。
「ワークライフバランス」ということばがあるが、東芝は「ワークスタイルイノベーション」と言っている。
人は、いつアイデアがひらめくか?73%がオフタイム。その中で電車の中でボーっと景色を眺めているときが一番多く、次が風呂の中。私にも経験がある。
マジックテープを発明した人は、山歩きをして、草の実がくっついてきたのにヒントを得たらしいが、私も子供の頃よく山に行って草の実をつけてきたが、何も気付かなかったなあ、あっはっは。
西田社長はとても楽しそうにお話される。時間超過して、もうお話できずに残念ですがと、とても残念そうに降壇された。東芝の社員は幸せだなあと思いました。




 


大人とは

2009年04月16日 | 私の正論
大人になるということは、判断はするが自ら行動はしない人になることでもあるという。
あれはこうだ、これはこうだ、あの人はよい人だ、この人は付き合わないほうがいいなど、自分の過去の経験から判断するのだという。
チャレンジせず、判断ばかりしているのが大人の典型的な姿なら、私はまだ当分大人になれそうもない。

北添さんの青春時代

2009年04月15日 | 感動したこと
北添裕己
東大に受かる予定が受からず、こともあろうに学費がもっとも高かった上智に入った。大学ではバスケットをやりながら、学費を稼ぐためゲームプログラムを作るアルバイトをしたり、ホストクラブで働いたりして、裕福な友人たちとも対等に付き合っってきた。
人が見ていないところでは、切り詰めるところはぎりぎりまで切り詰めた。
ご飯だけスーパーで買うと100円では買えないが、吉野家でご飯だけ頼むと100円。そこに紅しょうがと七味をたっぷり乗せて醤油をかけて空腹をしのいだ。
毎週来ている北添さんを知っている同じ境遇らしき吉野家のアルバイトが、見かねて肉を2、3切れこっそり乗せてくれたという。青春の1ページ。

JSPAフォーラム

2009年04月15日 | Weblog
JSPA2009フォーラムが衆議院議員会館でありました。

冒頭の講演が渡辺元行革担当大臣。
渡辺さんが何故自民党を離党したか聞きました。
ドン・キホーテかもしれないけど、やむにやまれず取った行動のようです。
私も応援します。
日本の未来のために頑張ってください。

金沢工業大学古市教授の「危機管理」の講演には姿勢を正される思いだった。
危機管理学会を設立し危機管理士を養成するという。
危機管理には5つの要素が必要だという。
1.自分の立場の認識
2.本質を直視
3.自己管理能力
4.情報管理能力
5.紛争調停能力
特に1が一番大事だという。食品事件を見ればわかる。自分の仕事は、安全な食品を国民に食べていただくことだという認識があれば、事件が起きた時の対応はまったく違っているはずだという。納得。