片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

社会起業家が活躍する時代

2009年04月07日 | 私の正論
週刊ダイヤモンドの4月11日号の特集です。
社会の問題をビジネスで解決する。
ほんとうにそういう時代がやってきました。
日本にはお金持ちの個人がたくさんいます。
年老いて、遺産を引き継ぐ相手もいないまま最期を迎え、せっかく貯めた資産は、国庫に入り、何に使われるか分からない。
そんなことなら、社会起業家に寄付して有効に使ってもらったほうがいい。
社会起業家は、寄付を収入の一部として、事業を営んでいます。
一般企業は、自らのビジネスからの収益だけで経営していかねばなりませんが、NPO法人化した社会企業では、寄付も収入の一部の経営資源として使えます。
例えば、寄付が売上の30%とすれば、事業収入は利益が出なくても経営できることになります。
もちろん給料も出せます。いつか一般企業に就職しなければならないということもなく、一生その仕事に打ち込めます。

社会の問題をビジネスとして解決するというのは、なんとも清々しいです。
小金持ちのみなさん、自分で行動するのは大変でしょうが、自分の夢を、こういった社会起業家たちに託しませんか。

何より元気をもらえます。明るい気持ちになりますよ。
私は、この53ページにある「かものはしプロジェクト」を応援しています。