寒い冬がやっと過ぎて、桜の季節がやってきた。
ということで、今月のレッスンのテーマは
「桜と苔玉で和モダンを創ろう」
花材はいたってシンプル。
まだ固い蕾の桜と
色鮮やかなラナンキュラス
それに苔玉
苔玉を作るには、オアシスを好きな大きさの立方体に切り分けて
手で地味~にこすって丸くする。
製造過程はちょっと美しくない・・・
ここにモスを糸状のワイヤーで貼り付ける。
あとは、桜の枝の余ったところを苔玉に挿して、花と一緒にアレンジすれば出来上がり。
でもこの日はまだ桜が咲いてないので、迫力も美しさも今一つ。
レッスンは木曜日だったので、週末まで待ってみたら
一気に開花しました
桜の淡いピンクと、ラナンキュロスのパンチのきいたピンクがいい感じ
庭の富士桜はまだまだ咲きそうもないけれど、ちらほらといろんな花が咲き始めている。
春のふわふわ感をしばらく楽しみましょう
14日、今年もギリギリで確定申告を終えた。
毎年この時期、今年こそはこつこつやろう、と心に誓う。
でも、この時点ですでにまる2ヶ月こつこつやってない。
私は今年、3月の第1週目に丸2日、予定を入れずに確定申告の作業日にしようと決めていた。
なのに、
1日目、なんと午前中に母がそこそこびっくりするような火傷を負った。
それも、顔面だ。
病院へ行かないと言ってるからどうにかして、と同居している妹からSOS電話が入る。
なんとか説得して、午後の診療開始時間に病院に連れていくと、激コミだ。
幸いなことに、火傷はそれほど深くなくて痕も残らないだろう、とのこと。
薬を塗って、ガーゼを貼ってもらい、薬局で薬を受け取って帰ったら、もう夕方
よし、明日こそと思っていたら、夜になってまたまた妹から電話が。
漫画家の妹は数日後に締め切りを控え、母にも手伝わせていたのだが、顔面ガーゼの母に手伝わせるわけにもいかず、私に泣きついてきた⤵️
仕方ない
結局2日目は朝9時から夕方6時までびっしりとアシスタントをさせられて、この日も終わってしまった。
で、結局合間合間の作業となってしまい、ここ数年で一番ギリギリの提出となってしまう。
ここ数日、胃の調子が悪かったのだけれど、ほっとしたのか、帰宅後いきなり差し込み始め、夕食を作れず、ダウンしてしまった
帰宅した夫と息子たちは、かつやのカツ丼をデリバリーしていた。
どうも毎年この時期は体調を崩す。
ただでさえ、面倒くさいのに、今期は税金を払いたくなくなるような出来事が目白押しだ。
つじつまが合わないところを適当に書きかえていいならどんなに楽だろう。
ただ、今回は税金が戻ってくるので、よしとしましょう。
確定申告を無事に終えたみなさん、お疲れ様でした。
冷たい雨が降りやんだら、庭とは思えないくらい土筆が顔を出した。
これがスギナになって一面に広がるかと思うとちょっと気が重い。
とはいえ、冬枯れて茶色だった庭が、一気にカラフルになってきた。
ミニ水仙の鮮やかな黄色は、いかにも春って感じ。
門の前の鉢植えのローズマリーはさわやかなブルー。
ヤマボウシの足元のグダグダコーナーは今年もグダグダだ。
もっと計画的に植えておけばよかったと後悔するが、もう手遅れだ。
ツルニチニチソウのツルがグダグダ間を増幅する。
もう少し暖かくなったら思いきって間引こう。
ほったらかしのクリスマスローズは着々と勢力を広げている。
特に白!
ここはもともとピンクのクリスマスローズしか植えてなかったのに、いつの間にか白が取り囲んでいる。
このピンクは八重咲なので、とってもゴージャス。
下を向いているのがもったいない。
周りを見渡すと、木々や花たちが新芽を出し始め、つぼみも膨らんでいる。
庭が一番賑やかな季節がもうすぐそこ。
火傷をした母を病院に送迎したあと、ちょっと家に立ち寄ったら、お雛様が飾ってあった。
私が生まれたときに買ったもので、その後二人の妹とともに、毎年雑誌の切り抜きの写真を見ながら飾ったものだ。
高校を卒業後、進学のために家を出て以来、目にしていなかった。
買ってから、かれこれ半世紀は経っているが、意外ときれいでびっくりした。
実家を引き払うときに、さまざまな家財道具が家族以外の人たちの手で、色々な形で処分された。
もしかしたらもっと価値のあるものがあったかもしれないのに、あえて母はこのお雛様を母の姉の家に預けていた。
当時の私はと言えば、なんだかわからないままバタバタと荷造りをしていて、お雛様の行方など何の興味も無かったことだろう。
かなりの年月を経て、母は伯母からお雛様を引き取ったようだ。
5段飾りの段板は伯母が間違って捨ててしまったらしい。
なので、テーブルの上に簡易的に段を作ってざっくり並べている。
よく見ると、お雛様とお内裏様のアタマにかぶってるはずのモノが無かったり、
三人官女の持ち物がこれであってるのか?とか五人囃子の持ってるモノが違ってたり持ってなかったり、とめちゃめちゃ適当だ。
横に五人並ぶはずの五人囃子は二列に並んでるし。
私の雑さは遺伝なんだなあ、とDNAの恐ろしさを再認識する。
家に帰って息子たちにこの話をしたら、見たいというので再度母の家に行く。
ちゃんとしたお雛様を間近で見たことのない息子たちは、珍しそうに写真を撮っていた。
あのとき、このお雛様たちを伯母に託した母は、何を思っていたのだろう。
そのときから30年以上が過ぎ、平穏な日々を送っているだろう母は、何を思いながらこのお雛様を飾ったのだろう。
黄ばんだり、かびたりしていないきれいなお雛様を懐かしく眺めたあと、
実家の和室で、母や祖母や妹たちとお雛様を飾った遠い日をぼんやりと思い出しながら、
息子たちと家に帰ったのでした。
やっと春めいてきた今日この頃。
ひな祭りの季節がやってきた
我が家は息子が二人なので、ちゃんとしたお雛様はないのだけれど、自分用に買った小さなお雛様をあちこちにちょこちょこ飾っている。
妹と一緒に行った生け花の教室で、桃の花を活けたので、その横にガラスのお雛様を飾る。
この雛人形は、数年前、銀座伊東屋が新しいビルに建て替えの時の閉店セールで見つけたもの。
ちょっと醤油さしみたいだけど気に入っている。
横にある色紙は、書家になった高校の同級生が書いてくれたもの。
台紙の色が桃の花としっくりいい感じなので、あえて横に置いてみる。
玄関には
ほっこりとしたお雛様。
なんだか癒されるこの顔が好き。
トイレのニッチには
小さな小さなお雛様たち。
これは、ずいぶん前に母が鎌倉からお土産に買ってきてくれたもの。
巾着袋にバラバラと入っていたけれど、家にあった桜のお皿にちょうどいい大きさ。
そもそもがめんどくさがり屋の私には、これくらいのサイズが出すのも片付けるのも簡単でちょうどいい。
ひな祭りの夜は、手巻き寿司でも作ろうか。
私以外のおとこチーム3人を巻き込んで・・・。