ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

クリスマスアレンジ

2014年12月21日 | フラワーアレンジメント

11月のスワッグに引き続き、毎年恒例 生花のクリスマスアレンジレッスン

いつものスクールのレッスンにさきがけ、これもここ数年恒例となりつつある、丸の内でのイベントで
真っ赤で小さなテーブルアレンジを作る。

これは丸の内の「リガーレ」という団体が毎年講師を招いて、単発でレッスンするもの。
レッスン・材料費込みで4000円とリーズナブル

このレッスンをしてくださる先生は、ロンドンでお花の勉強をされた方で、デザインはとてもシンプル。
あまりたくさん色は使わずに、トラディショナルな感じ。

今年は、お花もオーナメントも、松ぼっくりまでも全部赤一色。
オアシスを隠すグリーンも使わない。


 
小さいけれどゴージャスに仕上がった


これに引き続き、いつもの教室でのレッスン。

こちらは、かなり大きい


器はこれ。



最初から器口にフェイクのグリーンがついている。

花材はこちら。



クジャクヒバと大輪の真っ赤なバラ、白くてふわふわしたのはコチア。

それにオーナメント。



袋にはいっている茶色のツリーは板かと思ったらキャンドルだった

「ラウンド」と呼ばれる、どの方向から見ても丸く見える基本の形で作った方が多かった、と先生はおっしゃる。

私は「ホリゾンタル」と呼ばれる、ちょっとひし形っぽくて高さの無い形にチャレンジ。

中央にツリー型のキャンドルを配置して、周りを花やオーナメントで飾っていく。

で、出来上がったのがこれ



こちらも種類の違うゴージャスに仕上がった。

玄関に飾ります。



過去に作ったアレンジ達も。

  

毎年の楽しみ、だけど片付けるのが大変です










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餅つき大会

2014年12月15日 | イベント
夫のいとこの皆さんはとても仲がいい。
義父は一人っ子だったので、全員義母の兄弟のお子さん達だ。

「いとこ会」なる組織を結成していて、冠婚葬祭の時など、機動力がハンパじゃない
加えて、みんな県内それも1時間以内のところに住んでいるので、頻繁に集まっている。


中でも一番のイベントは、年末恒例餅つき大会。

持ち回りで幹事となり、会場を提供し、その日の一切を取り仕切る。

で、今年は我が家が幹事

義姉と義弟と共に、数日前から準備を進める。

会場は我が家の隣にある家と庭。

遠い親戚のおじいさんが住んでいたのだけれど、3年前に亡くなってからは空き家となっていて、
現在は義弟が管理している。

前日の昼間、嫁の私はこともあろうに舞台を観に行ってしまった。
だって、餅つき大会の日程が決まる前にチケットをゲットしてしまっていたんだもの・・・。

他の準備をさぼってしまったので、夜になってから、もち米20kgをせっせと研ぎ始める。

お米とぎ用のこんなスティックが大活躍



さて、お米は一度に2升(約3kg)使うという。

3kgずつ分けて水につけるには入れ物が足りない。

切羽詰まると人間は体中から知恵を絞りだす。

ここで登場するのが、どこのご家庭にもある三角コーナー用水切り袋。
これに1kgずつもち米を入れ、震災の時に水汲み用に買った大きなポリバケツでまとめて水につける。

 

夫も私も、もち米ボール職人のようになってしまった

試しに、借りてあった餅つき機でついてみる。

こんなのし餅用の袋に着きあがったお餅を入れ、



めん棒で伸ばす。

成功 成功

当日は快晴

もち米も順調に蒸されている。



いとこの一人がお孫さんを連れてきて、いっしょにお餅をついている。



女性陣は宴会の準備



ついたお餅はまずは人数分の伸し餅を作り、あとはお供えにしたり、きな粉、あんこ、ずんだにからめてその場で食べたり。



つきたてのお餅はホントに美味しい

鍋を囲んで昼間っからお酒を飲み、大宴会

私は、足りないものを取りに自宅との行ったり来たりを繰り返し、ふとスマホの歩数計を見ると、7kmも歩いていた

叔父叔母達も毎年参加しているけれど、残念なことに年を追うごとに人数が減っている。
今年は年頭に叔母が2人亡くなった。

いとこたち皆がとりあえずは元気でこんな風に集まれるのは素晴らしい。

日が落ちる前に、お開きとなり、後片付けをして解散。

義姉一家、義弟、義母、そして我が家の4人がポツンと残り、お茶を飲んで一休みしたら、どっと疲れが出た。

今年最後の一大イベント終了

いとこの皆さん、よいお年をお迎えください






















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【観劇メモ】吉良ですがなにか?

2014年12月15日 | 演劇

 

「伊東四朗生誕?!77周年記念」と銘打ったこの舞台。
脚本は三谷幸喜さん。
劇場は下北沢の本多劇場。

最初、あれ?っと思ってしまった。

舞台の上は病院の待合室だったからだ。

吉良上野介の話じゃないの?

バリバリのキャリアウーマンって感じの長女を演じる馬淵英俚可さんがヒステリックに話している。

どうやら彼女の父親が吉良さんで、何者かに頭と背中を切りつけられたらしい。

三人姉妹とその夫たち、後継ぎとなる吉良の甥っ子らが次々と駆け付けるがそれぞれにいろんな事情を抱えている。

幸いにも傷は浅く、入院するほどでもない、と医者の説明があり、吉良を演じる伊東四朗さんが登場。

全員が現代の装いなのに、なぜか伊東さんだけがちょんまげに白装束。
切りつけたのは浅野内匠頭らしい。
浅野が切腹ってことになると恨まれちゃう、なんてことを阿南健治さん演じる秘書と話したりしていて、忠臣蔵の予感。

長女は実業家らしいが、部下が怪しい動きをしていて、父親の怪我の心配どころではない様子。
次女を演じるのは瀬戸カトリーヌさん。夫の駿河太郎さんはうつ病で仕事もしていない。
三女は福田沙紀さん。お金持ちの夫、伊東孝明さんと結婚し幸せなはずが、実は夫の浮気に悩んでいる。

甥っ子の大竹浩一さんは才能もないのにミュージシャンを目指している。
空気を読めずに自作の変な歌を歌いだしたりして、叱られてばかり。

そんなところにやたらと気が利く、吉良の愛人、戸田恵子さんが登場。
銀座のお店で働いていたという彼女は、すべてによく気が付き、皆の悩み相談に乗り始めたりして、
最初は反発していた姉妹たちも次第に距離を縮めはじめ、実の母親の気の利かないことをなじり始めちゃったりする。

待合室で大騒ぎの吉良家の人々に困り果てる医者にラサール石井さん。

今回の舞台の演出もしているが、出番は少ない。

なぜ自分が切り付けられたのかわからないという父親に、
「ホントはお父さんが悪かったんじゃないの?」とか
「顔がこわいから」などとさんざんな言われようの伊東さんのこわ~い困惑顔がなんとも可笑しい。

そうこうしているうちに、浅野は切腹という知らせを秘書が持ってくる。
恨まれて仕返しされたらどうしよう、なんてコワイ顔でジタバタしている様がいじらしい。

「受付に面会の方が」という知らせに、一同どよめきたつが、甥っ子が本妻が来ていると告げる。
吉良が甥っ子に持ってこさせようとしていた帽子を、本妻がちゃんと気が付いて届けたのだ。

そこで、今まで物分かりの良かった愛人が「奥様にご挨拶を」なんて急に人間臭くなってごね始めたり。
身の回りに起こりうる人間関係をギュッと凝縮して、絞り出したような展開。

最初は家に帰らず、愛人宅に行くと言っていた吉良も、ここで「一度家に帰る」なんて言い出す。

終始、苦虫をかみつぶしたような顔をしていた吉良が、
三女の夫に「娘を泣かせないでくれ」なんて一人の父親になっちゃうのも、じ~んとくる。

皆が順々に姿を消していくと、舞台は突然江戸時代。
秘書もいつの間にか袴姿。

どうやら吉良の夢だったようだ。

「もしも、浅野の家臣が仇討に来たら?」と言う問いに
「吉良ですが、なにか?と言ってやる。」と。

最後の最後に松の絵の襖の奥に消えて行くとき、くるっと振り返って「ま、いっか!」と茶目っ気たっぷりの伊東さん。

まじめな人や空気を全然読まない人、自分のことばかりの人、したたかな人、とにかくみんなの掛け合いが軽妙で自然で、
江戸時代と現代が入り混じっている不自然な設定が吹っ飛んでしまう。

愛人の海千山千のうそくさい人格者ぶりが、戸田さんが演じるとチャーミングにさえ見えてくる。

カーテンコールで、伊東さんが前日のアンケートの内容を披露しながらご挨拶。

当初は討ち入りされる前日の吉良一家の話、ということだったのが、
井上ひさしさんがすでに同じ内容のものを発表していたってことに気が付いた三谷さんが、
急きょこんな風に変えてしまったとか。

一番可愛そうなのはラサールさん。
当初は大石内蔵助の役だったのが、出番の少ないお医者さんになってしまったらしい。

伊東さんは今年喜寿を迎えるとこと。

舞台上でのコミカルな動きはお年を感じさせない。

いつも、劇場入り口で束で渡されるチラシは今回、こんなエコバッグに入って配られた。



なんと気が利くというか、助かります。

帰りには出口で「タフマン」が配られる。

いたれりつくせり。

一緒に行った友人ともっとゆっくりしたかったのだけれど、
翌日に夫の親戚一同でのイベントである、餅つき大会が控えている。

今年幹事の我が家は準備をしなければならないので、せっかくの下北沢だけれど、
ちょっとだけお茶して帰ります。

楽しい楽しい夢の時間はここまで。

この後私は家に帰って、20kgのもち米を研ぐのでした






















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【観劇メモ】新しい祝日

2014年12月14日 | 演劇

 

以前に通っていたセミナーの講師でもあった前川知大さん作・演出の舞台を観に行ってきた。

セミナーの時に教材として配布された「太陽」という舞台は前田敦子さんや綾野剛さんという
超人気俳優さんたちが出演していたので、チケットをゲットできず、断念。

今回はご自身が主催する劇団「イキウメ」の公演。
「イキウメ」の舞台も一度観たいと思っていたので、
平日の昼間、池袋の東京芸術劇場までひとりでフラッと出かけて行く。

舞台の上には、段ボールが積まれ、机やいすの絵が描いてある。

一人会社に残って残業している男性「汎一(ぱんいち)」
遅くなるって電話を家にかけた後、ふ~っとため息をついて、あたりを見回すと、
突然、食い倒れ人形みたいな道化があらわれるところから、物語は始まる。

私の席は端の方だったので、手前に積まれている段ボールにさえぎられて、
道化の登場シーンがまったく見えない。
結構会場がざわめいたシーンが見られないのは本当に残念

そこから彼は不思議な世界へといざなわれる。

両親と思われる男女が彼に話しかけるが、何を言っても通じない。
身体は大人のままだけど、どうやら赤ん坊になっているらしい。

そこから、目まぐるしいスピードで彼は成長していく。

幼稚園、小学校、中学、高校、就職・・・。

新しく生き直している世界なのか、彼がたどってきた道を再現しているのかよくわからないけれど。

彼と道化の他の登場人物にはそれぞれ呼び名がついていて、でも、呼び合うことはないので、それはパンフレットを見ないとわからない。

「慈愛」「権威」「敵意」「公正」「打算」「愛憎」「真実」

それぞれの行動が、ああ、なるほど、と思わされる。

生きていくうえで、誰もが出会う、他者からの感情だ。

それぞれの感情に振り回され、向き合いながら、やがては元のオフィスにもどってくる・・・。

道化がもっと先導的な役割を担うのかと思ったら、一緒にまわりに振り回され、時にはおいていかれ、と
役割が今一つよくわからなかった。

ただ自分をとりまく他者の感情にこういう呼び名をつけると、なんだかすっきりと整理ができる気がする。

行き詰った時、こういう風に客観的に世界を見るのもいいのかもしれない。

セミナーの講義でもおっしゃっていたが、
前川さんの作品は前出の「太陽」のようにちょっとSFっぽかったり、ホラーっぽかったり。

今回は、そんなにSFってほどでも、もちろんホラーでもない。

セミナー後の飲み会で、後半たまたまお隣にいらして、演劇と建築は作っていく過程が似ている、
と言うようなお話でちょっと盛り上った。
ジブリの世界にもあるように、新しい聞いたこともない名前とか現象の呼び方を考えるのが楽しい、とおっしゃていた。
例えば、「太陽」に現れる新しい種類の人類を「ノクス」と呼ぶように・・・。

「どういう風にそんな名前が思いつくんですか?」と聞いてみたら、
「男子ってそういうこと考えるのが好きなんですよ」
と、お茶目に笑ってらした。

とてもさらっとしていたけれど、なんだか不思議な、そして深い内容の舞台だった。

次回はちょっとホラーっぽい作品も見てみよう、と思う
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Natsuki Goto + Ayako Goto 親子でなにかやってみる? vol.2

2014年12月12日 | イベント

今年2回目の「親子でなにかやってみる?」展へのご案内をいただいた
同級生の奥様とお嬢さんが銅版画と写真の作品を展示なさっている。

今回の会場は銀座1丁目にある奥野ビル

昭和の香り漂う、レトロな雰囲気の建物だ。
銀座という立地がそのレトロさを一層際立たせる。

小さな部屋がたくさんあって、それぞれがいろんな展示をしているようだ。

ようだ、と言うのは、出かけた時間が夕方遅くなってしまったので、他のところを見ていないから・・・。




コンクリートブロックがむき出しの味わいあるホールを入ると、



これまた風情あるエレベーターが。


先に待っていらした女性が声をかけてくださる。

「このエレベーターに乗ったことはありますか?」

初めてです、と答えると、乗り方を説明してくださる。

扉が手動であること。
一度に1つの階のボタンしか押せないこと。
彼女は4階で私は5階なので、彼女が降りたらドアを閉めて、5階を押すように。
降りた後はきちんと扉を閉めないと、下で呼んでもエレベーターは動かないので気をつけてください、と
いたれりつくせり。

彼女がいなければ、最初に乗り込むこともままならなかったに違いない。
ご親切にありがとございました

奥様の作品である銅版画やお人形たち

 

お嬢さんの作品である写真の数々・・・。



どの作品も、ほんわかとした温かい空気をまとっていて、お二人のお人柄がそのまま表れているようだ

レトロなビルの雰囲気とあいまって、なんともいえない癒しの空間となっていた。


この日、お祝いのお花の代わりに、クリスマスツリーをアレンジして持参した。



作品の邪魔をしないように色を抑え目にしたので、ちょっと地味でおよそ華やかさに欠けているが、
とても喜んでくださり、、さっそく会場に飾っていただいた。




ちょっと小さいけど・・・。

この日、会場で待ち合わせた友人が、材料費を協力してくれた

さて、仕事が長引いて、待ち合わせの時間に遅れていた友人が到着し、奥様作のクリスマスカードとポストカードを購入したあとは、



会場を閉めて4人でお食事へ

友人が予約しておいてくれたのは銀座7丁目あたりにある、トミーバハマ銀座店。
ハワイ料理のお店だ

彼女はいつも美味しいお店をチョイスしてくれる

 

 

これらのお料理を4人でシェア

それほどたくさんオーダーしてないのに、おしゃべりしながらゆっくり食べたせいか、すぐにおなかがいっぱいに

いやいや、お食事に行こうという夕方に、たい焼きなんて差し入れてしまった私のせいかも・・・


芸術家のお二人とともに、楽しい時間を過ごさせていただきました。

次回、vol.3 も楽しみにしています













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