天国で一つだった魂は、
この世に生まれるときに男性と女性に分けられて
別々に生まれてくる。
だから、現世で天国時代のもう片方の自分に出会うと
身も心もぴたりと相性が合うといわれる。
その相方をベターハーフという。
らしい・・・。
登場人物は4人。
会社の上司と部下である沖村と諏訪。
ふとしたきっかけで意気投合した遥香と汀。
ネットで知り合った沖村と汀がそれぞれ自分の写真やホントの名前ではなく、
諏訪と遙香を名乗っていたのに、実際に会うことになってしまい、
それぞれが身代わりをたててしまったことから、グダグダになっていく。
自分の容姿にコンプレックスを持って何かと卑屈な発言を繰り返す沖村に片桐仁さん。
いつも前向きにバリバリ仕事もこなす諏訪に風間俊介さん。
アイドルデビューを夢見て風俗のアルバイトをしちゃってる遙香に真野恵里菜さん。
ホテルのラウンジでピアノの弾き語りをしているトランスジェンダーの女性(?)汀に中村中さん。
4人の想いがなにかとすれ違い、なかなか伝わらず、もどかしくせつない。
とりわけ汀の諏訪への想いが苦しいくらいに伝わってきて、
それを見守り支えようとする沖村の想いも滑稽なくらい空回りして、観ている方もつらくなる。
すれ違い方や誤解の仕方が妙にリアルで響いてきちゃう。
風間俊介さんは、決して背も高くないし、ものすごく整ったお顔立ちってわけでもないけれど(すみません)
さすがはジャニーズだけあって、立ち居振る舞いがなんだかステキ。
片桐さんのコンプレックスたっぷりって感じの物言いはコミカルででもリアル。
真野さんのコスプレ姿の完璧なこと。
トランスジェンダーってことをちょっと見下したようなことを言っちゃったりしていたのに、
自分よりも先に汀がチャンスをつかんでデビューしてどんどん売れて行くのに反比例して、
どんどん荒んでいく姿が切ない。
自身がトランスジェンダーである中村さんの演じる汀のリアルなこと。
そして、劇中で弾き語りされる歌のすてきなこと
この二人の女性に振り回され、見守る二人の男性陣の暖かさと確執がこれまたリアルで
胸が苦しくなる。
結局4人はなんとなくハッピーエンドにもならず、でもちょっぴり希望が見える後味の悪くない終わり方だった。
どんなに面白い舞台でも、ちょっと中盤で一瞬眠くなったりするけれど、
今回はあっという間に終わった気がする。
席が前から3列目ってこともあったけれど、出演者たちのすれ違いにはらはらどきどき、
とすっかり感情移入していたようだ。
この日は大千秋楽。
最後に出演者と鴻上さんからご挨拶が。
中村さんが「こういうことが普通に演じられるようになったことがうれしい」と言うようなことを
おっしゃっていたのが印象的。
このGWは夫が体調を崩していたので、なんとなく過ぎてしまったけれど、
最後にいい舞台がみられて大満足でした
この世に生まれるときに男性と女性に分けられて
別々に生まれてくる。
だから、現世で天国時代のもう片方の自分に出会うと
身も心もぴたりと相性が合うといわれる。
その相方をベターハーフという。
らしい・・・。
登場人物は4人。
会社の上司と部下である沖村と諏訪。
ふとしたきっかけで意気投合した遥香と汀。
ネットで知り合った沖村と汀がそれぞれ自分の写真やホントの名前ではなく、
諏訪と遙香を名乗っていたのに、実際に会うことになってしまい、
それぞれが身代わりをたててしまったことから、グダグダになっていく。
自分の容姿にコンプレックスを持って何かと卑屈な発言を繰り返す沖村に片桐仁さん。
いつも前向きにバリバリ仕事もこなす諏訪に風間俊介さん。
アイドルデビューを夢見て風俗のアルバイトをしちゃってる遙香に真野恵里菜さん。
ホテルのラウンジでピアノの弾き語りをしているトランスジェンダーの女性(?)汀に中村中さん。
4人の想いがなにかとすれ違い、なかなか伝わらず、もどかしくせつない。
とりわけ汀の諏訪への想いが苦しいくらいに伝わってきて、
それを見守り支えようとする沖村の想いも滑稽なくらい空回りして、観ている方もつらくなる。
すれ違い方や誤解の仕方が妙にリアルで響いてきちゃう。
風間俊介さんは、決して背も高くないし、ものすごく整ったお顔立ちってわけでもないけれど(すみません)
さすがはジャニーズだけあって、立ち居振る舞いがなんだかステキ。
片桐さんのコンプレックスたっぷりって感じの物言いはコミカルででもリアル。
真野さんのコスプレ姿の完璧なこと。
トランスジェンダーってことをちょっと見下したようなことを言っちゃったりしていたのに、
自分よりも先に汀がチャンスをつかんでデビューしてどんどん売れて行くのに反比例して、
どんどん荒んでいく姿が切ない。
自身がトランスジェンダーである中村さんの演じる汀のリアルなこと。
そして、劇中で弾き語りされる歌のすてきなこと
この二人の女性に振り回され、見守る二人の男性陣の暖かさと確執がこれまたリアルで
胸が苦しくなる。
結局4人はなんとなくハッピーエンドにもならず、でもちょっぴり希望が見える後味の悪くない終わり方だった。
どんなに面白い舞台でも、ちょっと中盤で一瞬眠くなったりするけれど、
今回はあっという間に終わった気がする。
席が前から3列目ってこともあったけれど、出演者たちのすれ違いにはらはらどきどき、
とすっかり感情移入していたようだ。
この日は大千秋楽。
最後に出演者と鴻上さんからご挨拶が。
中村さんが「こういうことが普通に演じられるようになったことがうれしい」と言うようなことを
おっしゃっていたのが印象的。
このGWは夫が体調を崩していたので、なんとなく過ぎてしまったけれど、
最後にいい舞台がみられて大満足でした
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