ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

【観劇メモ】ピエタ

2023年08月15日 | 演劇

【ピエタ】

原作 大島真寿美「ピエタ」

脚本・演出 ペヤンヌマキ

2023/8/5 本多劇場

 

直木賞作家大島真寿美さんの同名小説を舞台化したピエタ。
 
18世紀のヴェネツィアで
「四季」の作曲家ヴィヴァルディが
孤児を養育するピエタ慈善院で
子供たちに音楽を指導していたという。
 
ヴィヴァルディの死後、1枚の楽譜探しから始まり、
身分を超えた女性たちがつながり、
絆を深めていく様子が描かれている。
 
ピエタで育ち、ピエタで働くエミーリア(小泉今日子)
 
貴族の娘だけれど、ピエタでエミーリアたちと
一緒にヴィヴァルディの指導を受けていたヴェロニカ(石田ひかり)
彼女は音楽を辞めて大人になってもピエタへの寄付を続けている。
 
ヴィバルディが心を開き、様々な相談やそこで曲を作っていたという高級娼婦クラウディア(峯村リエ)
 
エミーリアがヴェロニカに頼まれて楽譜探しを始めて、関係者を訪ね歩くうちに
関わった女性たちに絆が生まれ、それぞれがささやかな幸せを探し続ける。
 
さて楽譜は・・・
 
ラストに意外な形で書かれていた内容がわかり・・・
 
 
衣装やセットの色や形、
そこで優雅に動く女性たちの姿は、
美しい絵本のページをめくっているよう。
 
ステージ上での生のヴァイオリンやキーボードの静かな音色と
大きな出来事も起こらない淡々とした物語の流れで、
時折眠くもなったりしたけれど、すべての糸がつながるラストが静かな感動を呼ぶ。
 
ベテランの峯村さんとの掛け合いになると
キョンキョンをはじめとする皆さんが
一段と生き生きして見える気がした。
 
 
演技中は終始シリアスな表情のキョンキョンだったけれど、
カーテンコールでの変わらぬスマイルがやっぱりかわいい💕
 
特にキョンキョンのファンっていうわけではないけれど
雑誌やテレビで見かけると、
なんだかかっこいいな~、と思う。
 
フライヤーのイラストは銅版画(メグホソキ作)だというが
これがまた、温かくて素敵。
 
 
今回の舞台の雰囲気がよく表れていると思う。
 
 
この日、観客におじさまがすごく多かった。
 
キョンキョンのファンだったのかなあ?と友人と話しながら帰ってきました😅

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