【角野隼人ピアノリサイタル at 日本武道館】
2024/7/14 日本武道館
友人が絶賛推し活中のピアニスト、角野隼人さん
彼女の「布教活動」に感化されて、
ときどきお供させていただいている。
彼の演奏を生で聞くのは今回が3回目
最初はボストンポップスオーケストラのゲストで演奏した時
2度目は今年3月のサントリーホール
「KEYS」角野隼人コンサートツアー2024 - ゆるゆるらいふ (goo.ne.jp)
チケットはなかなか取れないらしいが、
ファンクラブ会員の彼女に乗っかって、
素敵な演奏を聴かせていただいている
この日、同じセミナーを受講していた私たちは、
終ると同時に会場を飛び出し武道館へ向かう
なかなかいいお席
広い広い武道館の真ん中には、
ピアノが1台
今まで何度か武道館のコンサートに行ったけれど、
大がかりな舞台セットもなく、
たった一人でピアノが1台だけって新鮮だ
この日のプログラムはこちら
さらにアンコールは
バッハ:主よ、人の喜びよ BWV147
ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53「英雄」
音楽用のホールってわけじゃないから
音ってきれいに聞こえるんだろうか、と心配したけど
私のレベルではぜんぜんわからず、きれいな音色
指ってこんなに早く動くの?ってくらい
長い指が鍵盤の上をすべるように動く
ピアニストの皆さんは大体そうかもしれないけれど・・・
第1部が終わったら、
アップライトピアノやキーボードが運び込まれ、
ぐるりと取り囲むように並べられる
おもちゃのピアノを抱えて、角野さんが登場
ステージの床におもちゃのピアノを置いて、
ご自身も座って、弾き始める
ここはYouTubeでライブ配信してるらしい
おもちゃのピアノとは思えないすごい演奏
もちろんピアノもただの安物のおもちゃではないと思うけど、
おもちゃでもこんなにイケるなら
子供に本物のピアノを買わなくてもいいんじゃないか、って思わせる。
演奏中、ついつい見入って(聴き入って?)しまい
息を止めていたようで、
音の切れ間に大きく息をしている自分に気づく。
ヤバい、酸欠になる・・・
ピアノやほかの鍵盤楽器の間をくるくると向きを変えながら
楽しそうに演奏する姿がとても心地いい。
スネアドラムの音まで一人で奏でながらのボレロは圧巻だった。
最近、クラシック音楽の敷居がググっと下がった気がするのは
彼らのような若い音楽家が、わかりやすく伝えようとしてくれているからじゃないだろうか。
遠い昔、クラシックはわかる人だけ来てちょうだい!
わからない人は来なくていいです、むしろ迷惑!
っていう感じがダダ洩れの有名ピアニストのリサイタルに行って
ビビったものだ。
演奏者や指揮者によってはクラシック音楽を作曲した古の人たちの思いを説明してくれたりして、
それを知って聞くと、眠くなるばかりだった音楽が愛しく思えてくる。
伝え方って大事だ。
そしてそれはきっと音楽だけじゃない。
年齢のせいもあってか
以前よりもクラシック音楽を聴く機会が増えてきた。
より楽しくかかわっていける機会が増えると
これからの毎日も世界が広がるかもしれない。
誘ってくれた友人に感謝感謝
またご一緒させてくださいね
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