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前6世紀のオリエント世界とギリシア世界

2014年06月14日 | 高2用 授業内容をもう一度

【前550】年にアケメネス朝ペルシアの【キュロス2世】が【メディア】から独立すると、【前538】年には【新バビロニア】王国の都バビロンを攻略し、その地にいたユダの人々を解放しました。前521年に即位したダレイオス1世のころが、アケメネス朝ペルシアの全盛期で、【小アジア】の【サルデス】まで「【王の道】」が建設されました。
 そのころギリシア世界では、前530年ころに僭主ペイシストラトスが活躍。【ダレイオス1世】のころに【クレイステネス】が民主政治をはじめていました。
一方、小アジアの【イオニア】地方もアケメネス朝ペルシアの支配を受けていましたが、前500年、中心都市【ミレトス】はアテネの支援を受けて反乱を起こしました。
 この2つの世界はまったく異なる政治の手法を取っています。オリエントで発達したのは特権階級による官僚制度で、ギリシアで発達したのは身分制の廃止による民主政治です。この2つの制度は、現代では混ざり合って政治手法に生かされています。


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