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願望を実現するために「目的」と「目標」を考えたい

2010年07月02日 | 何かの足しになれば
 何かを成し遂げたいと思うとき、目的とか目標をもって頑張ろうとします。「目的」と「目標」は似ている言葉ですが、はっきりと区別する必要があります。
 「目的を持つ」とは「何のためにやるのかを明確にすること」であり、「目標を持つ」とは「何を達成するのか」ということです。たとえば、女の子がダイエットをする、という状況を想定します。その人が「痩せたい」というのは「目的」でも「目標」でもありません。これは単なる「願望」にしか過ぎません。「願望」だけではなかなかモティベーションを持ち続けることはできません。「~だったらいいな」という願望でとまってしまっては、願望の実現はうまくいかないものです。
 ではどうすればよいのでしょうか。まず、「何のため痩せたいのか」という「目的」明確にします。「○○クンにほめられる」とか「自分自身に自信を持ちたい」などがそれにあたります。次に「目標」の設定です。目標の設定にはそれぞれの個人個人の性格で多少の違いがありますが、どうしても必要なことは「3ヶ月で3キロ減」とか「1ヶ月で1キロ減」を3ヶ月間、という目標の数値化です。
 さて、○○大学に受かりたい、という願望を実現していきましょう。願望ですからどんな大学でも結構です。ただし、高校で科目選択をしていない受験科目がある場合はちょっと話が違います。
 次に願望を実現するために、目的と目標を設定していきましょう。目的である「何のために○○大学に受かりたいのか」を今の自分なりに考えて見ましょう。○○大学は「かっこいい」、「○○大学でこの学問をしたい」、「就職がいい」、など素直なものでいいのです。 次に「目標」を立てます。目標には数値化が必要ですから、今現在の実力と目標とした「○○大学入学」までの距離を埋めるために、夏休み前に覚えたい英単語のレベルと数を決めましょう。数値化が目標設定の基本で、そのことで目的までの道筋がはっきりします。