FORZA世界史inBLOG

世界史の復習をサポートするブログです

笑顔と友情

2013年03月18日 | 何かの足しになれば

笑顔と友情が人生においてもっとも大切なことです。金は人生の助けにはなるが、人生そのものにはなりません。この場合、笑顔とは、自分の周りにいる人たちが自分を見つめる視線であり、それは自分より先輩の方々から、人生の後輩の人たちまで含みます。このような人生の一瞬を送りたいものです。


人類の宿命

2013年03月16日 | 何かの足しになれば

 ホモサピエンスはホモ=人類、サピエンス=賢い人という意味です。二足方向を始めた人類は2つの部位を大きく進化させました。ひとつは脳でもう一つは骨盤です。脳の容積増加した結果、当然ですが頭蓋骨も大きくなりました。その一方で骨盤が二足歩行に適応するために体積が小さくなりました。

 すると人類は、大きな頭を持った幼児を細くなった産道から出産する、という必要にさまられたわけです。その結果、現在の我々の社会が見えてきます。埋めれてくる幼児は未成長の段階で出産することで、つまり小さく出産することで、この矛盾する進化を乗り越えたわけです。

 さらに、あまりに未熟な子供を守るには、母親の力だけでは無理でした。だからこそ人類は子供を社会で育てるようになったわけです。カントがいうように、人間は教育されて初めて人間になるとも言えます。別の見方をすれば、社会が子供を育てるのは人類が人類であるための宿命だということでしょう。


学校の責務について

2013年03月15日 | 何かの足しになれば

 学校が社会に果たすべき最大の責任とは何か。今の世情からみると、生徒の安全確保などもその責務のひとつにあげることもできるでしょう。また、もっとも多く聞こえてくるのは、生徒の人格形成という解答でしょう。

 しかし、子供の人格形成は、学校もその任に当たっているのはもちろんですが、地域社会、家庭なども関与していることです。しかし、学校にしかできないことは、生徒の学力形成である、という点を考えていく必要がありそうです。子供の学力形成は塾や予備校もその任にあたっていることは確かです。しかし、それらの機関ではできないことがあります。その理由は「学力」は「多面的」だからです。塾や予備校では、その学力のうち「知識習得」「知識運用」という要素を主に担っています。それらを「普遍化」することで「学力」が「学問」に近づく。その点を学校の授業で担いたいものです。


失敗の数だけ

2013年03月11日 | 何かの足しになれば

 失敗の数だけ人間は成長する、といいます。では、どうすれば人間は「失敗する」ことが出来るのでしょうか。それには安心して失敗する状況を作ることでしょう。このことは、安易に失敗しても良い、と言うわけではありませんセーフティネットとかいう感覚ではないのです。本気で失敗した!と思うことが大切です。
 

ではどうすれば、失敗することが出来るでしょうか。それは、周りの大人にとって大切なことは、その結果については、「失敗という判断を下す」が、失敗したその人を否定しない。このことが安心して失敗させ、その失敗によって成長させることになる。
 

敗戦から学ぶ、ともいいます。敗戦しても学ぶ為には、何が出来て何が出来なかったのか、出来なかった理由は何で、出来か理由は何か、という分析が出来るような敗戦をすべきでしょう。

 この2つのことは全く同じことを言っています。失敗したその人自身を責めないためにも、周りの大人は「失敗をしていく過程」に付き合う必要がありそうです。


学歴について

2013年03月11日 | 何かの足しになれば

 世の中が複雑になるにしたがって、人は自分がいかに有能であるかを示す必要が生じてきました。農業社会では95%程度の人々が農業に従事し、誰もが等しい生活レベルにあったわけで、自分が他の人に比べて優れていることを示す必要などなかったのです。しかし、工業社会から情報社会になると、就く仕事によって収入が大きく変わってきました。豊かな暮らしを送くるための仕事には誰もが就きたいのは当たり前で、そのためには自分がいかに他の人間より有能であるかを証明する必要が生じてきました。


 さて自分の能力を証明するにはどのようにしたらよいでしょうか。自分のことをよく知る人にだけ、自分の能力を証明するのなら話は簡単です。しかし現実は、自分のことをまったく知らない人に、自分が他の人よりも優れていることを示す必要がある場合がほとんどです。
 芸術やスポーツ、職人の世界など「専門的技能」に習熟していることも能力の証明になりえます。ただし、その場合、プレーや作品など誰もが判別できる形で示す事ができる点が重要になります。


 また、別の方法として「学歴」が考えられます。たしかに、「学歴」は自分の能力の一部を証明する手段にしか過ぎません。ここで注意したいのは、「ひとつの方法で自分の能力をすべて証明することなど不可能である」という点です。その意味で学歴をとらえてもよいのではないでしょうか。


合格者が使っていた参考書・問題集

2013年03月09日 | 何かの足しになれば

高1の1月ベネ模試で65期生は惨敗でした。模試の分析から問題点が見えてきました。

そのうち早急に対応すべき点として2点に絞って対策を立てることにしました。それは、

①単語不足

②読みのスピードが遅すぎて、問題を全部解き終わらない。

この時、②の問題点解決のために利用したのが上の参考書です。参考書選びの最大のポイントは、使い方をしっかり説明していること。

この本は、それもクリアしています。その使用方法に従ってこの本を利用したのは高2春から夏にかけて。

レベルは3段階ありますが、センターレベルまでで十分でしょう。