観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

オナガガモも増えてきました。

2019-09-20 18:53:43 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 9時18分 潮位218cm

今日の干潮時間14時51分 潮位115cm

 

今日は午前中は青空が見えましたが、午後になると空は雲に覆われ、湿った風が吹いてきました。

明日からの3連休は台風17号の影響もあって、荒れるようです。

千葉県やその周辺では、台風15号の被害の復旧もまだとのこと・・・。

これ以上、被害が大きくならないよう願います。

 

さて、今日の干潟の鳥たちの様子ですが、トウネンの数は減ったままでした。

アオアシシギの数もさらに減ったと思われます。

しかし、ホウロクシギやオグロシギは昨年よりも多い数がまだ見られました。

 

また、冬鳥であるカモは日に日に数を増やしており、コガモは99羽、オナガガモは16羽をカウントしました。

まだエクリプスの個体が多く、まだまだ鮮やかな姿のオスのカモは見ることはできませんが、繁殖羽の鮮やかな色の姿に少しだけ換羽している個体も観察できています。

カモはこれから春まで長く観察できる種類が多いです。

これから秋から冬に移ろうのを感じながら、カモたち(特にオス)が美しく変身していくのを観察するのもおもしろいと思います。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ1,794、ダイサギ34、コサギ13、アオサギ18、マガモ20、カルガモ188、コガモ99、オナガガモ16、スズガモ7、ミサゴ8、シロチドリ6、ダイゼン22、トウネン13、ハマシギ72、オバシギ3、ウズラシギ1、アオアシシギ3、イソシギ1、ソリハシシギ3、オグロシギ12、オオソリハシシギ11、ホウロクシギ5、ウミネコ38、セグロカモメ3、オオセグロカモメ2

 

【10月5日(土)の藤前干潟ふれあい事業のご案内】

10月5日(土)に稲永ビジターセンターで「干潟のカニやハゼをかんさつしてみよう!」が開催されます(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)。

講師は名古屋港水族館の職員である中嶋清徳さんです。

藤前干潟にすむカニやハゼ(魚)について一緒にじっくり観察したり、お話しを聞くことができます。(※今回のイベントでは干潟には入りません。)

参加申し込みは9月20日(金)まででしたが、定員にまだ余裕があるため、引き続き参加者の募集をしています(問い合わせ先:名古屋自然保護官事務所 TEL:052-389-2877)。

ぜひ、ご参加ください。

※詳細はこちらをご覧ください。→藤前干潟ふれあい事業HP(名古屋市ウェブサイト(PDF))、もしくは、環境省アクティブレンジャー日記

 

明日の満潮時間10時12分 潮位205cm

明日の干潮時間15時29分 潮位134cm

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16・17・18日の報告と、今日の藤前干潟

2019-09-19 19:40:34 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 8時35分 潮位230cm

今日の干潮時間14時21分 潮位 97cm

 

野鳥観察館は17日(火)・18日(水)と二日間休館させていただきました。 

休館したといっても、複数のスタッフはカウント等で藤前干潟に出かけていました。

 

今日のブログは、16日(月・振替休日)から今日までの野鳥の様子の報告です。

開館していた16日(月・祝)は、すでにブログでご報告したとおり、野鳥観察館での秋のイベント2日目を行いましたが、この他に月に1度の名古屋鳥類調査会・尾張野鳥の会合同の藤前干潟周辺鳥類調査が行われました。

調査の結果、16日は49種、4,096羽の野鳥をカウントできました。

シギ・チドリの飛来数はさほどのびませんでしたが、サルハマシギを1羽確認できました。

この調査の合間に、現地で早くから野鳥撮影に来ていた人から「前日の15日(日)にキリアイが10羽出た」と話を聞かせていただきました。観察館としては2羽のキリアイしか確認できていませんでしたので、「見落としたか」と残念な気持ちになりました。

その後続けて調査をしていると、珍しくハマシギの群れが左岸にも飛来しました。

背後から「トウネン」と声がして、しばらくして「違う、キリアイ!」の声とシャッター音が聞こえてきました。

しかし、目の前に飛来したのは全部ハマシギの群れでした(写真↑、ハマシギはまだ僅かに腹が黒く夏羽から冬羽へと移行中です)。

キリアイとおっしゃった方は、キリアイを「トウネンに比べて長く垂れ下がった嘴の鳥」として覚えてこられたのかな?、と感じました。

そういえば、8月28日にキリアイが今季初めて飛来した時は、今回とは逆に、お客さんから「ハマシギが居た!」と写真をいただきましたが、キリアイが写っていました。

例年、今時期にはもっと多くのハマシギが飛来しているので、ハマシギよりもキリアイの方が遥かにみつけづらいはずなのですが、今年はハマシギの飛来数が少なく、キリアイの方が近くで頻繁に観察されています。

望遠鏡を覗いていたら写真が撮れないと言うカメラマンもいますが、カメラのファインダーや双眼鏡だけでは藤前干潟では鳥が遠くて確認しづらいので、干潟で鳥を探すのにはフィールドスコープが合った方が便利です。

また、図鑑を観察しながら開く人もあまり見かけなくなっているのも残念に思っています。そして、「帰ってから、家のパソコンで撮った写真のデータを確認する」ともよく聞きますが、図鑑を持ってきてその場で確認した方が誤認が少なくなり、帰ってからパソコンで確認したら、キリアイだと思っていた鳥の写真がハマシギの写真だったということも少なくなると思います。

 

昨日(18日(水))はトウネンの飛来数は64羽と減ってしまいましたが、キリアイは引き続き2羽を確認できました(写真↑ 左から2羽目と4羽目がキリアイ)。

また、昨日は、春の4月4日以降、見ることが出来なくなったチュウヒ(1羽)を4か月ぶりに確認できました。

昨日飛来したチュウヒは成鳥♀の個体でした。 

 

 

昨日(18日)は、雨が降り雲が多かったですが、今日は晴れました。 

しかし、今日は風が涼しく吹いていて、日差しがありましたがいつもより少し過ごしやすい一日となりました。

左岸には、トウネン、キリアイ、アオアシシギ、ソリハシシギ、イソシギを観察できました。

岸近くまで来たトウネン↑。

お尻を盛んに振っていたイソシギ↑。

アオアシシギ↑。

(※トウネン、イソシギ、アオアシシギの写真は来館者の方から提供いただきました。)

 

野鳥観察館前の干潟が出ると、今日もすぐさまオグロシギ(8羽)が飛来しました。

そして、今日はなんとホウロクシギ(3羽)も一時的にこの干潟に飛来しました。

ホウロクシギはやはり大きいですね。

オグロシギはくちばしを泥に熱心に差し続けて餌を探していたので、ほぼお尻しか写っていませんが・・・。

今日観察できたシギ・チドリは、ダイゼン18、トウネン20、ハマシギ11、キリアイ1、オバシギ4、アオアシシギ4、イソシギ2、ソリハシシギ10、オグロシギ8、オオソリハシシギ8、ホウロクシギ5 でした。

 

その他、トビやミサゴが空高く、旋回しながら飛んでいました。

トビ↑。鳴き声が響いていました。

魚を持ったまま高く高く飛んでいったミサゴ↑。

カラスに追いかけられているトビもいました↑。

 

さらに、今日は稲永公園でコサメビタキやキビタキも確認されました。

野鳥観察館周辺のマツにとまったコサメビタキ↑。 

秋が深まってきているのを感じます。 

 

9月16日(月)の尾張野鳥の会・名古屋鳥類調査会合同の定例調査の主な結果 カンムリカイツブリ1、カワウ2,489、ゴイサギ1、ダイサギ91、コサギ43、アオサギ65、カラシラサギ1、マガモ49、カルガモ404、コガモ204、ヒドリガモ7、オナガガモ13、シマアジ23、ハシビロガモ1、ホシハジロ1、キンクロハジロ6、スズガモ4、ミサゴ9、トビ4、ハヤブサ1、コチドリ2、ダイゼン38、ケリ11、トウネン141、ハマシギ54、サルハマシギ1、オバシギ2、エリマキシギ2、キリアイ2、アオアシシギ43、キアシシギ4、イソシギ13、ソリハシシギ15、オグロシギ8、オオソリハシシギ7、ホウロクシギ5、チュウシャクシギ2、オオセグロカモメ1、ウミネコ123 他 

 

【10月5日(土)の藤前干潟ふれあい事業のご案内】

10月5日(土)に稲永ビジターセンターで「干潟のカニやハゼをかんさつしてみよう!」が開催されます(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)。

講師は名古屋港水族館の職員である中嶋清徳さんで、藤前干潟にすむカニやハゼ(魚)について教えてもらえます。(※今回のイベントでは干潟には入りません。)

参加申し込みは9月20日(金)まででしたが、定員にまだ余裕があるため、引き続き参加者の募集をしています(問い合わせ先:名古屋自然保護官事務所 TEL:052-389-2877)。

ぜひ、ご参加ください。

※詳細はこちらをご覧ください。→藤前干潟ふれあい事業HP(名古屋市ウェブサイト(PDF))、もしくは、環境省アクティブレンジャー日記

 

明日の満潮時間 9時18分 潮位218cm

明日の干潮時間14時51分 潮位115cm 

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秋の野鳥イベント2日目を実施しました。

2019-09-16 17:34:40 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 6時49分 潮位249cm

今日の干潮時間13時03分 潮位 60cm

 

今日も暑い日でしたが、風が強く吹きました。

今日は野鳥観察館の秋の野鳥イベント2日目を実施。

メインイベントは鳥のミニリースづくりでした。

みんな真剣にオリジナルの鳥のミニリースを作成中↓。

かわいいリースがたくさんできました↓。

 

また、野鳥ビンゴゲーム(小学生以下対象)も実施。

熱心に鳥を探してくれました。こんなにたくさんの種類の鳥を見られて嬉しかった、と言ってもらえて良かったです。

さらに、今日はダイゼンのペーパーキャップづくりも行いました(ダイゼンはすでに作ったことがあるという子もいたのでトビハゼのペーパーも急遽追加しました。)

かわいいダイゼンキャップができました。

 

昨日の探鳥会、野鳥のおはなしの参加者の多くは大人でしたが、今日はたくさんの子どもたちがイベントに参加してくれました。

子どもたちが喜ぶ顔をたくさん見ることができて嬉しく思っています。

参加いただいたみなさん、手伝っていただいた方々、資材等を貸していただいた方々ありがとうございました。

今後も探鳥会だけでなく、ワークショップなどのイベントも実施していく予定です。

また、このブログ等でご案内していきます。

 

【11/16(土)と12/7(土)の藤前干潟ふれあい事業のご案内】

11/16(土)「藤前干潟音カフェ」と、12/7(土)「藤前干潟サイエンスカフェ」のチラシが完成しました。

どちらのイベントもその道の専門家のお話しやパフォーマンスを直接見聞きすることができます。

ぜひご参加ください。

 

☆11月16日(土)藤前干潟の音カフェ「音でえがく藤前干潟」@稲永ビジターセンター(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)

講師は、パーカッショニストの本多”taco-bow”正典さんです。参加申し込みは11月6日(水)です(問い合わせ先:名古屋自然保護官事務所 TEL:052-389-2877)。

☆12月7日(土)藤前干潟サイエンスカフェ「ヨコエビ~小さな干潟の生きもの~」@稲永ビジターセンター(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)

講師は、大阪市立自然史博物館の有山啓之さんです。参加申し込みは11月28日(木)です(問い合わせ先:名古屋自然保護官事務所 TEL:052-389-2877)。

 

 

 

※9月17日(火)・18日(水)は野鳥観察館の休館日です。

17日(火)の満潮時間 7時22分 潮位246cm

17日(火)の干潮時間13時28分 潮位 69cm

 

18日(水)の満潮時間 7時57分 潮位240cm

18日(水)の干潮時間13時54分 潮位 82cm

 

19日(木)の満潮時間 8時35分 潮位230cm

19日(木)の干潮時間14時21分 潮位 97cm

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秋の野鳥イベント1日目を実施しました。

2019-09-15 18:00:05 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 6時16分 潮位248cm

今日の干潮時間12時37分 潮位 54cm

 

天気予報通り再び残暑がやって来て、本日はとても暑い日になりました。

今日は、12時過ぎの干潮時間で、干潟が干出し始めるのが観察館の開館時間(9時)よりも遅くなりました。

シギ・チドリのキレイな写真は堤防の上に多く集まったカメラマンに任せて、今日も開館前のシマアジ観察です。

シマアジを探す前に、導流堤をスコープで上流から下流へと休息するシギ・チドリやサギ類を探すと、導流堤の上をタヌキの親子4頭が歩いていました。堤防下のカルガモやサギ等は気づいているはずなのに飛び立つ事も無く、平然としている事に驚きました。
タヌキ4頭ともダニが原因の疥癬には感染していないようでキレイな毛並みでした。

今日は、コガモの飛来数が予想より少なくて、スコープでさっと覗いただけでシマアジが見つかりました。

目が慣れてきたのか、昨日までよりも多くのシマアジが確認できます。

昨日までは分からなかった(もしくは、いなかった)シマアジだけの群れ(↑)もありました。

陽が高くなるとシマアジの群れは散ってしまいましたが、15羽のシマアジの群れが見られました。

(↑の写真は5羽しか写っていないですが。♂の頭部は♀に比べて平らです。)

眉斑がはっきりしていると見つけやすいのですが、はっきりしない若い個体は識別しづらいです。

実際の観察では飛翔時の状態は識別しづらいですが、写真で見ると翼上面の白い翼帯と白い翼後縁が2本平行に伸びているのがシマアジ、翼帯が徐々に細くなっているのがコガモと分かります。
(写真↑:左よりコガモ、シマアジ、シマアジ、下コガモ)

シマアジに比べコガモは嘴が短いことも分かります。

(写真↑:上からシマアジ・シマアジ・コガモ)

 

干潟が広がり始めるとトウネンの群れが飛来しました。

トウネンの少し大きな群れには、キリアイの姿も観察できました。トウネンと一緒に飛翔していても大きなキリアイの姿が良くわかります。

 

そして、今日は秋の野鳥イベント1日目を実施しました。

午前中には探鳥会、午後には野鳥のおはなしを開催しました。

暑い中でしたが、参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

探鳥会の様子↑。日差しが刺さるようだったので、主に木陰から川や干潟の鳥を観察。

だんだんと干潟が出てくる中、カワウ、サギの仲間、カモの仲間、ミサゴ、オグロシギ、ダイゼン、トウネン、ホウロクシギ、ウミネコなどを観察できました。特にこの時期ならではのオグロシギ(5羽)を比較的近くで観察してもらえて良かったと思っています。

見られた鳥の確認と解説(鳥合わせ)↑。 

今日の探鳥会では20種類の野鳥を観察してもらうことができました。

こちらは午後からの野鳥のおはなし「フィルム写真で見る野鳥」の様子↑。

フィルムを投影する機械は、今どきのプロジェクターと違って光が弱いので、室内をかなり暗くしないと投影画像が見られません。さらに機械の音が大きいので、マイクを使って解説しました。

春の愛鳥週間イベントに引き続いて、昭和と平成の時代に撮影されたフィルム写真を紹介することで、かつての藤前干潟およびその周辺の野鳥およびその生息環境を知ってもらうことを目的として実施した野鳥のおはなし「フィルム写真で見る野鳥」。

春は藤前干潟のシギ・チドリをメインに紹介しましたが、今回は猛禽類をメインに紹介しました。

かつて、藤前干潟周辺で繁殖していたチュウヒの姿や、名古屋市内の公園で観察されていたフクロウの仲間などの写真も紹介させていただきました。

 

さて、明日は秋の野鳥イベント2日目を開催します。

 明日のメインイベントは、野鳥ミニ講座「鳥のミニリースを作ろう」です。

紙紐のリースの土台に、好きな鳥、花、葉っぱなどのパーツをホットボンドで貼り、みなさんのオリジナルの鳥のミニリースを作ります。こちらは作成見本↓。

ホットボンドを使用するので、小学生以下のお子さんは保護者の方とご参加ください。

※「鳥のミニリースのワークショップ」を行った、6月の全国植樹祭サテライト会場の様子はこちらです。→2019年6月1日の日記2019年6月4日の日記

 

秋のシギ・チドリもまだまだ観察できるはずです。

ご参加お待ちしています。

詳細はこちら(PDF)をご覧ください。 

 

 

今日の探鳥会等で観察できた主な野鳥 カワウ3,200、ダイサギ41、コサギ6、カラシラサギ1、アオサギ39、マガモ40、カルガモ400、コガモ51、シマアジ15、オナガガモ6、キンクロハジロ1、スズガモ7、ミサゴ9、メダイチドリ4、オオメダイチドリ1、ダイゼン23、トウネン111、ハマシギ18、キリアイ2、オバシギ26、アオアシシギ19、ソリハシシギ9、オグロシギ10、オオソリハシシギ8、ウミネコ190、オオセグロカモメ1 

※探鳥会前後に確認したものも含んでいます。

※今日はイベントを実施したため、正確なカウントは出来ませんでした。トウネン・ハマシギ等はカウント漏れがあります。

 

明日も大潮で大きく干潟が広がります。干潟は今日よりも干出が遅く10時前位から引き始めます。 

今日も多くのカメラマンが来たようですが、暑さの為か早々に撮影を終える人が多かったです。
明日も35度を超える残暑になるようです。干潟が広がり始める頃には左岸周辺は日陰も有りません。
暑さに十分注意してお出かけください。

◆◆◆野鳥撮影・観察の際のお願い◆◆◆

 ・稲永公園や堤防の歩道・階段は、一般の方も通行しますので、三脚や椅子などは周りに配慮して設置・使用いただきますようお願いいたします。  又、リュックや手荷物等を置く場合は、一般の方の通行の邪魔にならない場所に置いて必ず通路を確保してください。

 ・庄内川左岸の堤防上の道路に車を停めることは危険ですし、迷惑となります。一時的であっても駐車はご遠慮ください。

・最近は平日にも多くの方が野鳥撮影に訪れています。野鳥、周辺の人や環境への配慮をよりしていただければ幸いです。 

明日の満潮時間 6時49分 潮位249cm

明日の干潮時間13時03分 潮位 60cm

 

9月17日(火)・18日(水)は野鳥観察館の休館日です。

17日火曜日の満潮時間 7時22分 潮位246cm

17日火曜日の干潮時間13時28分 潮位 69cm

18日水曜日の満潮時間 7時57分 潮位240cm

18日水曜日の干潮時間13時54分 潮位 82cm

19日木曜日の満潮時間 8時35分 潮位230cm

19日木曜日の干潮時間14時21分 潮位 97cm

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明日は秋の野鳥イベント1日目です。

2019-09-14 19:25:27 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 5時45分 潮位244cm

今日の干潮時間12時10分 潮位 52cm

 

昨日は中秋の名月を見ることができた時間もあったようですね。

今日は晴れの天気でしたが、湿度が低く、日の当たる場所にいても汗をかくことがなく快適な日でした。

早朝の干潟が干出する前の時間は、今日もコガモの群れの中からシマアジ探しです。

非繁殖羽のコガモの群れの中を一羽一羽探すのですが、秋のシマアジもとても地味なので探すのはとても苦労します。

今日見つけた写真(↑)のシマアジは、昨日のブログ記事の個体よりも眉斑が明確な♀の個体でした。

コガモの群れの中に、合計で5羽(オス1羽、メスor幼鳥4羽)のシマアジを確認できました。

コガモやオナガガモ等の冬鳥として飛来するカモはこれから春まで観察する機会がありますが、旅鳥のカモであるシマアジだけは春と秋の短い期間だけしか観察する機会がありません。

春と違って探すのが面倒なシマアジですが、ぜひ頑張って探してみてください。 

そして、昨日の記事の最後の方に書いた通り、今日もトウネンの群れが飛来するのは遅くて干潟がだいぶ広がった頃でした。

トウネンの群れの中にはキリアイ3羽を確認できましたが、干潟が広がってから飛来するため先週までのように近くで観察する機会は少なくなりました。

昨日も観察できていたメダイチドリとオオメダイチドリは、トウネンから少し遅れて干潟に飛来しました(写真↑:右からオオメダイチドリ・トウネン・メダイチドリ・メダイチドリ・トウネン・トウネン)。

(写真↑:右からメダイチドリ・オオメダイチドリ・メダイチドリ)

今日の藤前干潟ではメダイチドリ6羽、オオメダイチドリ2羽が観察されました。 

また、今日もカラシラサギは干潟が広がり始めると、他のサギと一緒に飛来しました。8月4日に藤前干潟で確認されてから40日を超え、徐々に嘴の色が黒くなってきました。

左岸には早朝オオソリハシシギが2羽入り、干潟が広がった時に4羽のオオソリハシシギが飛来しました。

さらに、ほぼ同時刻、観察館前の干潟にはオグロシギ7羽が飛来しました。

今日のオオソリハシシギは全体で7羽、オグロシギは9羽確認されました。

明日も大潮で干潟がかなり広がります。明日も今日と同じような9時過ぎ頃からの観察をお勧めします。

明日はとても暑くなりそうです。護岸沿いは日陰が無いため、必ず帽子と水筒を持っておでかけください。

 

◆◆◆野鳥撮影・観察の際のお願い◆◆◆

 ・稲永公園や堤防の歩道・階段は、一般の方も通行しますので、三脚や椅子などは周りに配慮して設置・使用いただきますようお願いいたします。  又、リュックや手荷物等を置く場合は、一般の方の通行の邪魔にならない場所に置いて必ず通路を確保してください。

 ・庄内川左岸の堤防上の道路に車を停めることは危険ですし、迷惑となります。一時的であっても駐車はご遠慮ください。

・最近は平日にも多くの方が野鳥撮影に訪れています。野鳥、周辺の人や環境への配慮をよりしていただければ幸いです。 

 

そして、明日(9月15日(日))は秋の野鳥イベント1日目を開催します。

明日開催の探鳥会、野鳥のおはなしは、当日参加も若干名、受付けます。

(参加申し込みいただいたみなさま、ありがとうございます。)

明日はとても暑くなるとのことです。

探鳥会に参加される方は、水筒・帽子をお持ちいただき、熱中症対策を忘れないようお願いします。

ご参加お待ちしています。

詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ914、ダイサギ20、コサギ15、カラシラサギ1、アオサギ28、マガモ53、カルガモ389、コガモ55、ヒドリガモ12、オナガガモ4、シマアジ5、スズガモ7、ミサゴ12、シロチドリ3、メダイチドリ6、オオメダイチドリ2、ダイゼン20、ケリ4、トウネン394、ハマシギ184、キリアイ3、オバシギ7、アオアシシギ17、イソシギ2、ソリハシシギ18、オグロシギ9、オオソリハシシギ7、ホウロクシギ4、チュウシャクシギ2、ウミネコ141、ユリカモメ1

 

そして、今日の最後は、本日、久屋大通公園で開催された「環境デーなごや2019」の報告です。 

久屋大通公園は少し蒸し暑かったですが、昨年、一昨年のように雨は降らず、多くの方が来場されて賑わっていました。 

藤前干潟クリーン大作戦実行委員会のブース↑。中部大学ボランティア・NPOセンターの学生さんと一緒に出展。

藤前干潟のカニも一緒に出張しました。 

NPO法人藤前干潟を守る会のブース↑。こちらは藤前干潟のハゼが一緒に出張していた他、パタパタ鳥を作ろうという工作のワークショップが開かれていました。

藤前干潟ふれあい事業実行委員会のブース↑。ペーパーキャップ作りなどをすることができました。

 

明日の満潮時間 6時16分 潮位248cm

明日の干潮時間12時37分 潮位 54cm 

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