観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

カワウの大群

2020-06-09 19:15:38 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には入館者数の制限、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 7時20分 潮位230cm

今日の干潮時間14時16分 潮位 34cm

 

今日もよく晴れて、最高気温が30度を超す暑い日でした。

土曜日(6月6日)のブログでは、「翌日の日曜日もきっとクロツラヘラサギとカラシラサギが観察できるのではないかと予想しています」と書きましたが、日曜日(7日)からクロツラヘラサギは確認できていません。

ただ、カラシラサギは今日まで毎日観察できています。

日曜日(7日)は、名古屋鳥類調査会、尾張野鳥の会合同の定例鳥類調査が行われましたが、藤前干潟全域を見てもシギ、カモメの仲間は1羽も確認できず、季節が移ろっている証拠とは言え、種数、羽数ともにとてもさみしい結果となりました。

 

ただ、土曜日(6日)は3,000羽以上のカワウの大群を野鳥観察館の目の前に観察できました。

干潟で休む様子の他、追い込み漁をする様子も観察できました。

目の前で多くのカワウが一斉に追い込み漁をしていると、バシャバシャという音などが聞こえて迫力満点です。

また、こちらは昨日撮影した、庄内新川橋(国道23号)のすぐ北側にある鉄塔のカワウの営巣地の様子↓。通称、カワウマンションと呼んでいます。

こちらにはカワウの雛たちがたくさんおり、その鳴き声でとても賑やかで、雛たちが羽ばたく練習をしているのも見られました。また、アオサギも営巣(恐らく2巣)していました。

 

6月7日(日)の尾張野鳥の会と名古屋鳥類調査会合同の藤前干潟周辺調査でカウントされた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ569、ササゴイ1、ダイサギ64、コサギ2、アオサギ53、カラシラサギ1、マガモ15、カルガモ66、ヒドリガモ1、スズガモ16、ミサゴ5、コチドリ3、ダイゼン13、ケリ12 他、計24種、973羽

 

 

明日の満潮時間 7時59分 潮位218cm

明日の干潮時間14時55分 潮位 49cm

コメント
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