観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

明日・明後日は「あいち・なごや生物多様性EXPO」が開催されます。

2020-01-10 19:46:29 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間11時45分 潮位 95cm

今日の満潮時間17時19分 潮位219cm

 

今日の昼間は日差しがとても暖かく感じ、朝、藤原岳(↓)の山頂にうっすら見えていた雪が夕方には少なくなっていたように感じました。

今日、最も干潟が出たのはお昼少し前。

庄内川の先端の干潟には、昨日は確認できなかったダイシャクシギ2羽がカモメの仲間たちと休んでいました。今冬はダイシャクシギが庄内川河口にいる日もあれば、いない日もあるという状態が続いています。

干潮時間になる少し前、野鳥観察館の目の前には5羽のミサゴが同時に舞い、狩りをしていました。

でも、なかなか飛び込むタイミングをつかめないようで苦戦していたようです。

そういえば、今日はチュウヒが、カモが捕まえる様子も観察できました。ヨシ原近くにいるカモの死角になるヨシ原のすぐ上を飛んできて、不意を衝いたようです。

 

ミサゴが待っている横を飛んでいた繁殖羽のカワウ↓。12月頃から繁殖を始めるカワウ。藤前干潟鳥獣保護区内の鉄塔でも毎年カワウの繁殖が行われていますが、この鉄塔でも12月頃から営巣しているカワウが現れ、少しずつ増えてきています。

干潮時、野鳥観察館前に現れた捨て石の上で餌を探していたイソシギ↓。

 

稲永公園のナンキンハゼにはメジロ↓とスズメの群れがいました。

 

 

そして、今週末のイベントのご案内です。

明日・明後日(11日・12日)は、今年(2020年)が、2010年に名古屋で行われたCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)から10年となり、「国連生物多様性の10年」の最終年であることから、以下のイベントが開催されます。

藤前干潟関連のブース出展もあります。

☆2020年1月11日(土)・12日(日)「あいち・なごや 生物多様性EXPO~未来へつなぐ「国連生物多様性の10年」せいかリレー キックオフイベント~」@名古屋国際会議場(主催:国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)、環境省、愛知県、名古屋市)

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ419、カワウ854、ダイサギ3、コサギ30、アオサギ6、マガモ53、カルガモ67、コガモ10、オカヨシガモ1、ヒドリガモ18、オナガガモ1,380、キンクロハジロ6、ホシハジロ7、スズガモ382、ミサゴ16、チュウヒ1、ハジロコチドリ3、シロチドリ36、ハマシギ221、イソシギ1、ダイシャクシギ2、ユリカモメ93、セグロカモメ13、オオセグロカモメ3、カモメ7、ウミネコ1、ズグロカモメ13

 


明日の干潮時間12時25分 潮位 90cm

明日の満潮時間18時00分 潮位225cm

 

明後日(12日)の干潮時間13時05分 潮位 86cm

明後日(12日)の満潮時間18時43分 潮位226cm

 

※13日(月)は、祝日のため開館します。

※14日(火)は前日の振り替え、15日(水)は第三水曜日のため、休館します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする