観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

昨日のご報告など

2020-01-12 19:06:38 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 7時27分 潮位238cm

今日の干潮時間13時05分 潮位 86cm

 

今日は雲は多めでしたが、風がなく穏やかなお天気でした。

藤前干潟周辺では、ベニマシコを観察できました↓。(来館者の方に写真を提供いただきました。)

また、今日は日本野鳥の会愛知県支部の探鳥会(庄内川河口では毎月第2日曜日に開催(※8月除く))や、

NPO法人藤前干潟を守る会のガタレンジャーJr.の活動に参加する子どもたちのヨシ原観察と野鳥観察館での野鳥観察などのプログラムが行われていました。

ここ数日はミサゴが野鳥観察館の目の前にダイブするのがかなり頻繁に見られていて、今日も多いときは同時に7羽のミサゴが庄内川河口の上を飛んで、魚を探していました。

ガタレンジャーJr.たちは、このミサゴやハマシギの飛来数を数える調査にチャレンジしたりしました。

熱心に野鳥を観察するガタレンジャーJr.たち↓。

なお、現在、NPO法人藤前干潟を守る会では、来年度に行われる「藤前干潟ガタレンジャーJr.2020」に参加する新小学4年生~中学生(12名)を募集しています(募集締切:3月19日)。

興味のある方はこちらをご覧ください→NPO法人藤前干潟を守る会HP

 

さて、昨日と今日は名古屋国際会議場で「あいち・なごや 生物多様性EXPO~未来へつなぐ「国連生物多様性の10年」せいかリレー キックオフイベント~」が開催されました(主催:国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)、環境省、愛知県、名古屋市)。

昨日の様子を少しだけご報告します。

主に愛知県内で活動する団体のブースが並んだ生物多様性交流ひろば↓。

多くの方が訪れて、会場は混雑していました。

NPO法人藤前干潟を守る会のブース↓。

カニやエビ、魚などの干潟の生きものの水槽展示↓や、ヤマトカワゴカイの生殖群泳の動画などが展示されていました。

また、藤前干潟のブースの近くでは外来種として問題となっているブラックバスの唐揚げの試食も行われました。ブラックバスの唐揚げもおいしかったのですが、そのお皿として使われていたのがエビせんべいで作られたお皿で、こちらもおいしかったです。

午後からは、シンポジウムが開催され、さかなクンによる基調講演(魚から見る生物多様性の紹介など)、あいち・なごやにおける活動事例の報告、今後の活動を行うユース(若者)の紹介などがありました。

さかなクンの基調講演は大変人気で、さかなクンのファンである小さな子どもたちもたくさん聴きに来ていました。

また、活動事例の報告や今後の活動を行うユースの紹介では、中学生から大学生くらいまでの若者が力強く発表や発言をしていたのが非常に印象的でした。

 

 

今日観察できたシギ・チドリとミサゴの飛来数 シロチドリ13、ダイゼン40、ハマシギ567、イソシギ1、ダイシャクシギ2、ミサゴ24

 

昨日(1月11日)に観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ4、カンムリカイツブリ453、カワウ1,375、ダイサギ6、コサギ2、アオサギ38、マガモ7、カルガモ23、コガモ3、オカヨシガモ2、ヒドリガモ9、オナガガモ1,221、ハシビロガモ5、キンクロハジロ57、スズガモ476、ミサゴ26、ハジロコチドリ1、シロチドリ31、ダイゼン42、ハマシギ628、イソシギ1、ユリカモメ77、セグロカモメ3、オオセグロカモメ2、カモメ11、ウミネコ12、ズグロカモメ27

 

 

※明日(13日(月))は、祝日のため開館します。

明日の満潮時間 8時07分 潮位237cm

明日の干潮時間13時45分 潮位 83cm


※14日(火)は前日の振り替えのため、休館します。

14日(火)の満潮時間 8時46分 潮位231cm

14日(火)の干潮時間14時27分 潮位 82cm


※15日(水)は第三水曜日のため、休館します。

15日(水)の満潮時間 9時25分 潮位223cm

15日(水)の干潮時間15時12分 潮位 81cm


16日(木)の満潮時間10時05分 潮位213cm

16日(木)の干潮時間16時05分 潮位 82cm

コメント
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