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観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ササゴイなど

2019-08-30 17:42:21 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 5時23分 潮位256cm

今日の干潮時間11時58分 潮位 13cm

 

今日は雨が降ったりやんだりのお天気で、時折、雷鳴がしていました。

気温はさほど上がりませんでしたが、湿度が高く、過ごしにくい日でしたね。

 

さて、連日ブログに登場しているカラシラサギですが、昨日に引き続き、今日も午前中に野鳥観察館前の干潟に飛来しました(色が分かりにくいですが、右側がカラシラサギです↓)。 

大潮で潮の動きが激しかったので、カラシラサギは今日も潮の満ち引きとともに、あちこち移動していたようですが、護岸近くでも観察できたようです。

 

カラシラサギを見に行った際には、ササゴイの姿もみつけました。

最初は、いつもどおり低姿勢でいたのですが、しばらくすると上の方を眺めているようでした。何を見ていたのでしょうか? 

 

さらに、干潟には今日もたくさんのシギ・チドリの姿を観察できました。

こちらはソリハシシギ↓。

トウネンの群れ↓。この中にはキリアイも確認できました(中央やや左寄りに写る少し大きめで、くちばしが長い個体がキリアイです。)

(※ソリハシシギ、トウネンの写真は来館者の方から提供いただきました。)

 

今日観察できたシギ・チドリは、ダイゼン30、トウネン62、ハマシギ10、キリアイ1、オバシギ10、アオアシシギ4、イソシギ1、ソリハシシギ16、オグロシギ2、オオソリハシシギ2、ホウロクシギ6、チュウシャクシギ4 でした。

藤前干潟に訪れるシギの中で最も大きなシギであるホウロクシギが6羽に増えました。 

潮が満ちてきて干潟がなくなってきた15時過ぎ、他のシギ・チドリが干潟から飛び去ると、ホウロクシギ6羽だけが残り、6羽が立ち並ぶ姿を観察できました。(その後、さらに潮が満ちると、ホウロクシギも飛び去りました。)

 

【秋の野鳥イベント2019】

現在、9月15日(日)に開催する「藤前干潟の探鳥会」と「野鳥のおはなし」の参加者を募集しています。→詳細はこちら(PDF)

また、今回、野鳥観察館では初めて実施する野鳥ミニ講座「鳥のミニリースを作ろう」ですが、紙紐のリースの土台に、好きな鳥、花、葉っぱなどのパーツをホットボンドで貼り、オリジナルの鳥のミニリースを作るというものです。

ホットボンドを使用するので、小学生以下のお子さんは保護者の方とご参加ください。

「鳥のミニリースのワークショップ」を行った、6月の全国植樹祭サテライト会場の様子はこちらです。→2019年6月1日の日記2019年6月4日の日記

 

 

【秋の野鳥写真展2019「鳥のいる風景」】

8月24日(土)~9月29日(日)の間、名古屋市野鳥観察館2階にて、秋の野鳥写真展2019「鳥のいる風景」を開催しています。

一般のみなさんから応募いただいた、山から海までの野鳥のいる風景を見ることができます。

藤前干潟にお越しの際は、野鳥観察館2階まで足をお運びください。

 

 

明日の満潮時間 6時10分 潮位267cm

明日の干潮時間12時40分 潮位 13cm

コメント
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