観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ホウロクシギ飛来

2019-08-08 23:13:14 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間11時50分 潮位194cm

今日の干潮時間17時21分 潮位130cm

 

毎日こんなに暑いのに、今日は立秋だそうです。

体感としてはまだ秋とは思えないですが、干潟には秋が訪れ始めています。

今日はホウロクシギ(1羽)の飛来を、今季初めて確認しました。

昨年のホウロクシギの初認は8月7日だったので、ほぼ同時期の飛来になります。

 

さて、今日は予定どおり「ひがたに来るトリ、どんなトリ?」を開催しました(藤前干潟ふれあい事業実行委員会主催)。

今年もたくさんの参加者がありました。

最初に、野鳥観察館で講師のCha Chattoさんから藤前干潟と、飛来する野鳥のお話を聴きました。

その後、望遠鏡を使っての野鳥観察。

どんなトリが干潟に来ているかな?みんな、興味津々に望遠鏡をのぞいていました。

観察後は、見られた鳥の振り返り。カワウ、ミサゴ、カルガモ、マガモ、ダイサギ、コサギ、アオサギなどを観察できました。

 

その後は、ミニ模型の色塗りをするために稲永ビジターセンターに移動。

色塗り前に、デコイという鳥の模型について紹介。現在は狩猟だけでなく、野鳥保護にも使われていることなどをお話と寸劇を使って説明しました。

その後は、いよいよミニ模型(ミニデコイ)塗り。みんな、思い思いに塗っていました。

 

塗った後は乾燥して、

スプレーでラッカーを塗り、しばらく乾燥。カラフルな力作が並びました。

そして、完成後は、みんなの作品を並べて記念撮影が行われていました。

参加した子供たちからは楽しかったという声が聞こえて、嬉しかったです。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

また、講師のCha Chattoさん、イベントをお手伝いいただいたみなさんもありがとうございました。

 

藤前干潟ふれあい事業実行委員会では、これからもいろんなイベントなどを開催します。

今日の「ひがたに来るトリ、どんなトリ?」は小学校1~3年生が対象でしたが、

同じく小学校1~3年生を対象としたイベントが、10月5日(土)にも開催されます↓。

☆10月5日(土)「干潟の生きものに関する講座」@稲永ビジターセンター(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)※対象は小学校1~3年生

まだ詳細なチラシはできていませんが、名古屋港水族館の職員の方から干潟の生きものについてのお話などが聞けます。

詳細なチラシができましたら、このブログでもご案内します。

↑夏休みのイベントの募集は終了しました。

 

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ438、ダイサギ33、コサギ24、カラシラサギ1、アオサギ26、マガモ7、カルガモ85、スズガモ5、ミサゴ8、ダイゼン2、キアシシギ2、イソシギ2、ソリハシシギ24、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ5、ウミネコ102、コアジサシ10 他タヌキ1

 

 

明日の干潮時間 6時43分 潮位 96cm

明日の満潮時間13時34分 潮位189cm

コメント
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