Reflections

時のかけらたち

モネ展とシニアワークプログラム

2015-10-22 21:44:06 | a day in the life


昨日の水曜日は都美術館でシニアが無料ということで
行きたかったモネ展を見に出かけました。
混雑が予想されるということで開館30分前を目指して行きましたが
もう建物の裏側まで列が回っていました。
とにかく上野駅を出たところでこの時間でこんなに人がいるのという
いう感じでまっしぐらに美術館に向かう人々の列です。















10月18日までが「印象 日の出」が特別出品で それ以降、「ヨーロッパ橋、サン・ラザール駅」に入れ替えが行われました。
日の出は21年ぶりとかで、確か21年前に見ました。 このサン・ラザール駅は見覚えがありません。
とてもいい感じです。英国でターナーの影響も受けているというのがわかります。

マルモッタン美術館の大移動で家に残されていた絵ですが、珍しい絵もありました。
でも以前のモネ展の方がずっとよかった。最近のBUNKAMURAのではなくおそらく21年前と比較して。
もっと前のかもしれない。
日が刻々と変わっている大聖堂とかその時はかなりの作品が来ていました。

今回でよかったのは海の絵かな。日の出や夕日の中を描いたモネ。
光の画家ですね。

シニアが押し寄せた割には結構よく見ることができました。ちょっぴりこの日を選んだ若者が
気の毒でした。タダだからという理由で来ている人がいました。

ジヴェルニーに行ってみたくなります。










                            


今日からシニアワークプログラムのガイドヘルパー講習会が始まりました。
ケアフードに申し込みが殺到して選に漏れ、当初から興味があったガイドヘルパーを受講しています。
シニアワークプログラムは労働力不足解消と働きたい老人に職を身につけるためのガイダンスです。
この講習会は厚生労働省が委託している事業で最後にハローワークに行った時に紹介されました。
他にはマンション管理人養成、介護と家事代行サービススタッフ養成、ガイドヘルパー、家事支援、
病院窓口・パソコン、介護事務・パソコン、ケアフード、セレモニースタッフ、霊園管理スタッフ、
マンション・ビル清掃演習、ベビーシッター、経理・会計ソフト、ビジネス文書作成word、パソコン
ビジネスマナーと多岐にわたっているプログラムがあります。

そういえば小学校のクラス会で同級生の男の子がビル管理士の資格を取ったというので
偉いなーと思いました。理数系の頭が必要な難しい資格です。それで週数回仕事を
することになったとのこと。自分の家にも応用できるので電気のこととか勉強できて
有益だったとのことでした。

私も一つ別のドアをノックしたような感じがしています。
ガイドヘルパーは視覚障がい者の同行援護です。

障害者総合支援法も徐々に整備され、同行援護が福祉サービスに創設されたのは
つい最近の2011年(平成23年)のことです。障害者差別解消法が施行されるのは平成28年度
のことでどれだけ現状が差別があるかの裏返しです。

参加されている人の半分が介護(特養勤務やデイサービス、ヘルパー)や保育、行政などの関係者
や家族を介護している人などでした。

講習プログラムを受託された会社の代表者はIT産業からの転向されたまだ若い女性で
対人援助サービスは自立支援で、介護は究極のサービス業ではと話していました。

障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する
社会を実現するという概念を広めるのにもいい講習会ではないかと思いましたが
もともとそういう意識の高い人が集まってきているようでした。

人との接し方についてもそれぞれの価値観を尊重することを基本とするという
当たり前で難しいことを再認識しました。

同じ年代のそれぞれの苦労をしょいながら生き方を追求して話し合える時間もあり
これから先の講習も楽しみです。




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私の宝物 … my treasure 

2015-10-22 06:12:55 | old familiar faces
諏訪でツグミさん宅で見せていただいた透明水彩。
主人がパステルとかいろいろ持っていたので
何かあったような気がして探しました。
私のウインザー & ニュートンの 小さなパレット12色の固形のが
出てきました。これは確か透明水彩。でももっと画材がたくさんあったはずと
少し探し物をしました。色鉛筆で水で伸ばすのとかは見つかりましたが
主人の水彩絵の具とパステルは見つかっていません。

変わりに家にいた父方の祖母が作ってくれたお人形さんのお布団や
和服が出てきて、虫干ししました。小さくても絹がほとんどです。
私の子供の頃の大切な宝物。お人形さんは輸入のを叔母が買ってくれて
あのころ1か月のお給料分はしたとのことで、母がすごく驚いていました。
実家が横浜に引っ越した10年少し前に古くなって手とかがぶよぶよになって
しまって黒くもなり捨ててしまったことをとても後悔しています。
隣の油絵が趣味の筋ジストロフィーの青年に貸してあげたこともありました。
ベビー服と、最初に作ってもらった藤の模様がある絞りの和服は見つかりません
でしたが、残りを手元に持ってきていました。



このお布団が大好きで、祖母の感覚に新しさを感じていました。
明治の人が作るのですから









































































このクリスマスの刺繍のも大好きでした。

































祖母はふすまの破けたところにかわいい花の切り紙を張ったり、それは素敵な人でした。
母方の祖母も私をすごくかわいがってくれた人でしたが、そういうところはなく
生活に工夫をしていろいろ発明するのが好きな実質的な人でしたが、お茶や日本画を習っていました。
編み物は好きだったみたいです。

父方の祖母あきさんは縷々さんの奥さんですが、早くして夫を亡くして(30代で)しまいましたが
もともと旅館のお嬢さんで生活感や母性があまりなく、ただただ縷々さんを愛していた人でした。
亡くなっても。本が大好きで、漱石とかトルストイとかを語る人で、結構周りから(父が地方に転勤に
なったので母が東京に来るときに頼んでいたお手伝いさんとかに)嫌がられていました。
とにかく家族のために労働などしない人でした。
でも孫にはこんなにかわいいものを作ってくれて、とても素敵で大切にしていました。
古い布切れも宝物のようでたくさん持っていました。それを見るのも楽しみでした。
今はそれも見つかりません。キリコのグラスでおままごとをしていました。
祖母のことすごく思い出して懐かしくなりました。幼稚園の頃、本にふりがなもふってくれました。
そのころカタカナが読めていなかったようです。覚えているのは「やんぼーにんぼーとんぼう」
これは本でした。岩波の絵本はいろいろありましたがこれはもともときっとふりがながふってあったのでしょうね。

とにかく懐かしいです。


今日からガイドヘルパーの講習が始まります。
何か月ぶりにか私のお弁当箱を出しました。

昨日はモネを見に行ったのですがちょっと体調を崩して
夜は早めに寝ました。
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