9月17日
十一面観音展を見に上野に行った時、このポスターが気になっていました。
またしても最終日直前の展覧会へ。
全く予備知識がなく、今までダーウィン展とか面白かったので、行ってみましたが、植物展は少し
期待外れで、地球館も少し見て帰りました。
最近、神代植物公園の温室で見たドラクラの標本がありました。
植物たちも存続するために工夫をしながら生きているのですね。
実物を見ているので、標本だとちょっとがっかりな感じ。
ラン科は不思議な植物がいっぱいです。
最近よく見るマヤランも地下茎はこんなになっているのですね。
植物も歴史があって花を咲かせる被子植物は中生代ジュラ紀いわゆる恐竜の時代に誕生したと言われています。
藻から始まり、苔、シダと進化していきます。無から生まれた地球。本当に生命の進化は不思議です。
光合成、中学の時だったか小学校の時だったか習いましたよね。
すごい仕組み。今でもよくわかっていないかも。
この展示は小、中学生向きのようで子供たちが集団で来ていました。
最後には植物の研究者がどういうきっかけで植物の研究をするようになったかと、研究内容の
パネルがたくさん飾ってありました。
子どもに興味を持ってほしいような意図がある企画でしたので、チケット1900円は高いように
思えました。それでいつも見ている地球館もピンポイントで見てみました。ほとんど人がいなくて、
暗くてちょっと怖いような感じがしました。
ここには地球の命がパッケージされています。
今までと変わりはないのですが、太古の生物や化石に囲まれ、今地球にある生物が標本としておいて
あります。いつみても不思議な感じがする人類の進化。今回は地球の植物環境について少し注意して
みました。とにかく地球の命にあふれているのですが、博物館ではみんな死んでしまっているような薄暗い展示です。
46億年の散歩道を通りました。
今回は植物の歴史にもちょっと注目してみました。
科学博物館は建物も素敵です。
久々の科博訪問でした。
Sept. 17 2021 Ueno
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