Reflections

時のかけらたち

サガミランの花を求めて ②・・・ seaching for cymbidium nipponicum ②

2020-07-10 23:10:22 | wonderland
初めてサガミランを見ることができた日の続きです。

深大寺城跡の近くの林や道のあちこちでサガミランや咲き始めているマヤランを見ることが
できました。












8









半夏生も今が盛りでした。









ミゾハギ






最近名前を覚えたワルナスビ



シジミチョウ









ヒオウギスイセン












ノカンゾウ




Uさんと一緒に普段回らないところまで、水生植物園を歩きました。









帰りがけにアオサギが目の前を飛び立ちました。



この後22世紀の森の場所を教えていただきました。

途中古い神社を通り過ぎました。






青渭神社は、延喜式神明帳所載武蔵国多摩郡八座の内の一座で、西暦900年より以前に創建されていたとされます。
明治時代には郷社に列格していました。

「新編武蔵風土記稿」による青渭神社の由緒

(深大寺村)青波天神祠
深大寺より東の方三町ばかりにあり、こゝの字を池の谷戸と云、鎮座の年代を詳にせず、土人云、往古社地に池ありしが、
青波たちて社前に至りしゆへかく號すと、此説は浮たることなり、又云これ式内にのする青渭の神社なりと、されど青渭
神社は郡内深井村にある社是なりと云ときは、當社は恐くは式内にてはあらざるべし、青波の字青渭と相近きにより、
かゝる附會の説おこりしにや、社は僅なる祠にして東向なり、傍に圍一丈五尺あまりの槻の老樹あり古き勧請なることは
疑ふべからず。(「新編武蔵風土記稿」より)

境内掲示による青渭神社の由緒

創立年月日は不詳であるが、往古(三千年~四千年以前)先住民が水をもとめ居住した際、その生活に欠くことの出来ない
水を尊び、祠を建て水神を祀ったものと伝えられている。御祭神は水波能売大神・青渭押比売命、又一説には社前大池に
棲む蛇を祀ったとも云われている。神社明細帳等によれば、当社は延喜式神明帳所載武蔵国多摩郡八座の内にて、官祭の社
で重き御社であったと伝えられている。往古は社前におよそ五町歩余の境内地があり、大池に混々と湧水あり、音波を
たたえていた所から、青波天神杜とも称された。旧深大寺町の総鎮守である。尚杜前に槻の老樹がそびえ、市内随一の巨木で、
調布市文化財天然記念物に指定されている。(北多摩神道青年会掲示より)


なんだか宮崎ワールドのようですね。

青井神社 (あおいじんじゃ)の樹齢七百年の(縁結びの)ケヤキ










道路の反対側は農業高校です。




ショートカットして緑の中を通り、向かいます。
この辺は災害時の避難場所になっていますが、神代植物公園の外の公園の敷地が広大にあり、都内でありながら、
高原にでも来ているような感じがしました。



ボランティアに支えられている森づくりです。



オオバボダイジュの実です。





サルトリイバラ



道路に飛び出てきたのは、ばった君でした。

多様性植物センターを回って神代植物公園の入口から大通りに出て、そこからバスに乗りました。
公園の前だと深大寺を経由するのでこちらの方が早いとお聞きしました。

子どもの頃からこの環境で育ったUさんがうらやましいです。自由自在に走り回っています。
この日はたくさん紹介していただいてありがとうございました。
調布の神社もおもしろそうですね。今度行くとき虎狛神社を見てから野草園に行ってみようかしら?
ますます興味が広がるこのエリアです。

July 7  2020   Chofu
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