本題と関係ないですが、先ほど通勤駅で、全国のグルメ館のような売り場に、愛媛今治のゆるキャラ・バリィさんのバウムクーヘンがあるのを見かけました。パッケージを見ると、大きなバウムクーヘンの上に、お菓子でできたバリィさんが可愛く載っています。それなりのお値段なのですが、それより何より、このバリィさんを食べるなんて、とてもかわいそうでできない……と、そっと箱を売り場に戻したしろねこです。
さて、行事の引率の関係で、2泊3日ほど東京に行ってまいりました。予想よりはそれほど暑くなく、ラッキーではあったものの、帰ってきたら寒い……。暑いのは苦手なので、またこの先ぐんと気温が上がってくるかと思うと、億劫です。
それにしても、4年前にも今回と同じ学年行事を引率してきましたが、その時といろいろ比較ができて、2度経験するってやっぱりいいな、と思えることが沢山ありました。
2日目の昼間は、企業や官公庁を訪問する班別研修のひとつについていき、午前中は某新聞社さんにお世話になりました。入稿の流れや校閲のことやオフセット印刷のお話も伺えて、とても勉強になりました。定時のツアーだけでなく、最後に社会部のデスクの方が生徒に個別対応もしてくださり、有意義な時間になりました。
また、その日の夜には、東京で特許翻訳のお仕事をしている友人に宿泊先に来てもらって、ものごとに興味関心を持ち、チャレンジすることについての講演をしてもらいました。ここでも、友人の幼少時代からの、ひとつひとつの言葉に向き合う姿勢を、実感の伴うエピソードとともに聞くことができて、とても勇気づけられました。
そんな中、漢検1級出題単語に関わることでも、いくつか「見つけた!」ということがありました。
まず、1日目に宿泊先に向かう直前、みんなで皇居東御苑を散策したのですが、冒頭の画像にあるように、「おかとらのお(珍珠菜)」が案内板に表示されていて、つい写真を撮ってしまいました(笑)。「はるとらのお(紫参)」と紛らわしいので、用心している植物名のひとつなのです。
因みに、東御苑ではないですが、国会議事堂の庭に植えられていた、ココスとキタヤマスギが可愛かったです。
そして、3日目に鑑賞した、国立劇場:歌舞伎教室での演目『毛抜』の中に、「もぎどう(没義道)」という言葉が出てきて、実際使われている瞬間に出会えてびっくりしました。
ほかにも、「かきん(瑕瑾・瑕釁)」が出てきていました。
ついでに、「さいくはりゅうりゅうしあげをごろうじろ(細工は流々仕上げを御覧じろ)」も使われていて、感動しました。いつだか初めて勉強したときは、「なんだこりゃ! 聞いたことないけどとにかく長いなあ!」と印象深かったものでしたが、実際にこうして使われているところに出会えると、やっぱり伝統芸能の中に、日本語は生きているんだなあ、とうれしくなります。
――4年前、歌舞伎教室を訪れた際には、『紅葉狩』を鑑賞しましたが、そのときには、訓読みで出題された「ははそはら(柞原)」が出てきました。今となっては、懐かしい瞬間です。
帰ってきたところで、またスケジュールが目白押しなので、体に気をつけてひとつひとつ頑張っていきます。
さて、行事の引率の関係で、2泊3日ほど東京に行ってまいりました。予想よりはそれほど暑くなく、ラッキーではあったものの、帰ってきたら寒い……。暑いのは苦手なので、またこの先ぐんと気温が上がってくるかと思うと、億劫です。
それにしても、4年前にも今回と同じ学年行事を引率してきましたが、その時といろいろ比較ができて、2度経験するってやっぱりいいな、と思えることが沢山ありました。
2日目の昼間は、企業や官公庁を訪問する班別研修のひとつについていき、午前中は某新聞社さんにお世話になりました。入稿の流れや校閲のことやオフセット印刷のお話も伺えて、とても勉強になりました。定時のツアーだけでなく、最後に社会部のデスクの方が生徒に個別対応もしてくださり、有意義な時間になりました。
また、その日の夜には、東京で特許翻訳のお仕事をしている友人に宿泊先に来てもらって、ものごとに興味関心を持ち、チャレンジすることについての講演をしてもらいました。ここでも、友人の幼少時代からの、ひとつひとつの言葉に向き合う姿勢を、実感の伴うエピソードとともに聞くことができて、とても勇気づけられました。
そんな中、漢検1級出題単語に関わることでも、いくつか「見つけた!」ということがありました。
まず、1日目に宿泊先に向かう直前、みんなで皇居東御苑を散策したのですが、冒頭の画像にあるように、「おかとらのお(珍珠菜)」が案内板に表示されていて、つい写真を撮ってしまいました(笑)。「はるとらのお(紫参)」と紛らわしいので、用心している植物名のひとつなのです。
因みに、東御苑ではないですが、国会議事堂の庭に植えられていた、ココスとキタヤマスギが可愛かったです。
そして、3日目に鑑賞した、国立劇場:歌舞伎教室での演目『毛抜』の中に、「もぎどう(没義道)」という言葉が出てきて、実際使われている瞬間に出会えてびっくりしました。
ほかにも、「かきん(瑕瑾・瑕釁)」が出てきていました。
ついでに、「さいくはりゅうりゅうしあげをごろうじろ(細工は流々仕上げを御覧じろ)」も使われていて、感動しました。いつだか初めて勉強したときは、「なんだこりゃ! 聞いたことないけどとにかく長いなあ!」と印象深かったものでしたが、実際にこうして使われているところに出会えると、やっぱり伝統芸能の中に、日本語は生きているんだなあ、とうれしくなります。
――4年前、歌舞伎教室を訪れた際には、『紅葉狩』を鑑賞しましたが、そのときには、訓読みで出題された「ははそはら(柞原)」が出てきました。今となっては、懐かしい瞬間です。
帰ってきたところで、またスケジュールが目白押しなので、体に気をつけてひとつひとつ頑張っていきます。
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