“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

りっしんべんの漢字(2)

2013-03-12 12:45:08 | 日記
こんにちは。

昨夜は記事をupできないままでしたが、
『要覧』157頁「恚」~同頁中段途中の「悃」を引きました。

・「恟恟(きょうきょう)」… びくびくするさま
・「恂恂(じゅんじゅん)」… こまやかに気を配る様子
・「恂慄(じゅんりつ)」… びくびく気をまわす様子
・「悁悁(えんえん)」… 怒るさま
・「悁忿(えんふん)」… 怒るさま
・「悁邑(えんゆう)」… 怒り憂う
・「懇悃(こんこん)」… 心から、ねんごろに
・「誠悃(せいこん)」… 心を尽して
※「悃」は、「懇」と同様、「まごころ、ねんごろ」という意味だが、「困」のせいか、そのイメージを持ちにくい。


漸く、昨日で国公立後期の受験対策が終了しました。
今日・明日はいよいよ後期試験です。
ついでに昨日締め切りの2つの仕事も、何とか完了しました。


東日本大震災から2年経ちました。
しかし、正直なところ、却って実感が湧きません。
勿論追悼の意もあり、復興の流れを肌で感じてもいますが、
どこかやはり時間が止まっている感が、まだまだ拭えません。
あと何年か経てば、また変わることもあるのでしょうけれども。
一方で、このように言葉にするようになること自体、時間だけは経ったということかもしれません。


亡くなった方々のことを、忘れずに思いだすこと。
生きて被災地の県民として住み続ける意味を考えること。
どこまでが「復興」で、どのような営みが「追悼」なのか。
無事生き延びて、かつ希望をもって生きるための災害対策を、恐怖や無知から切り離して、どこまで日常に持ち込めるか。

ただただ息を潜めて、思いを馳せるのみです。

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