“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

「大和言葉」、それから「漢字文化資料館」

2015-05-06 15:45:22 | 日記
今日2度目の記事です。

前の記事を送信したあと、何気なく勤務地の最寄駅のNEWDAYSの、とっても小さい書籍コーナーを覗いたら、「大和言葉」がキーワードのタイトルの本を2冊発見。


・『これを大和言葉で言えますか?』知的生活研究所(青春文庫)

・『日本の大和言葉を美しく話す -心が通じる和の表現』高橋こうじ氏(東邦出版)


後者はとくにイラストがエヴァーソン朋子さんとあり、同じ東邦出版で以前私が購入した、

『日本の伝統色を愉しむ -季節の彩りを暮らしに』長澤陽子監修

のイラストの方と同じだったせいか、すぐ目に付きました(というか、東邦出版の装丁が目に入り易いのかな…)。

大型書店に不自由しない土地に住んでいる割に、勤務時間上書店が閉店しているときしかそこを通らなかったりすることも普段は多いので、少しだけ乗車時刻より早めに駅に付いたりすると、駅構内のNEWDAYSが開いていれば、その書籍コーナーを眺めます。
NEWDAYSやコンビニエンスストアの書籍コーナーは、狭いしお客さんも限られている分、世の中のブームが凝縮した小宇宙のように思っているところがあるのです。
そんな中に、「大和言葉」が入った本が2冊も!

ひところの「江戸しぐさ」みたいな現象なのでしょうか。
一昔前には、漢字の読み書き(特に読み)に関する「これ読めますか?」のようなタイトルの本が多かったけれど、震災後は、日本語のマナーや話術、心理学系の本が多くなったかなあ、という印象が個人的にはあって、さらに最近はそれもちょっと減ってきて、もっと言葉に限らない、ものごとに対する考え方全体を扱った本が多くなっているかな?と感じていたところでした。

この「大和言葉」の現象がもうちょっと息が長いようなら、そのうち手に取って見てみようかな、と思います。



ところで、職場のPC上では、今年4月1日にフルオープンしたという漢字文化資料館(大修館書店HP別館)に、本日初めて行ってみました。

「読みもの」>「連載記事」や「特別記事」をざっと拝読。

「体感!痛感?中国文化」(森田六朗氏)で、柳絮や城のことを拝読。勉強になります。
そして、自分はいつか中国を訪れることはあるんだろうか?とちょっと考えたりする。

新「漢字Q&A」は、2008年までの「漢字Q&A」<旧版>に続く形で、526番から始まっていました。


…「大和言葉」にせよ、「漢字文化資料館」にせよ、それらの取り扱われ方はこうして少しずつ更新されてゆくのだなあ、と、ちょっと立ち止まって考えた次第です。

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