ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

斎藤誠LIVE ~今夜は神戸で歌います~(その1)

2007年12月13日 | 2007年ライブ・イベント
斎藤誠LIVE ~今夜は神戸で歌います~

2007年12月13日(木)  神戸Wynterland

~出演~
斎藤誠(Vo,G)
河村’カースケ’智康(Drms)
片山敦夫(Key)
角田俊介(B)

 

チケ発ギリギリまで、行くことを迷い。でも迷うって事自体、行く気あるんでしょう・・・みたいな(笑)。
要するにいつもの葛藤ですよね~^^
で、決断して手配したものの・・・・、
まさかこのときに、自分がこんなことになっているとは知る由もなく(当然だが。)。(これを書いている現在、それは未だ完治していない状態)


※こんな状態、、、、、ケガのため、左足は靴が履けなくなってたのです。(現在はもちろん大丈夫!)

不安がひとつもないと言ったら嘘になりますが、前週も無事に仙台行きを果たしてきたので、幾ばくかはこなせる気がしていたので、出かけました。
唯一心配だったのはお天気。本格的に雨が降る中、外をあまり歩いていなかったから。それは何とかなりそうで安堵しました。

とにかく、、少し歩いたら休もう!をモットーに動き、、早々にホテルへ篭城することにしました。

お店で買ったチケットではないから、入場順は全く期待していなかったのですが、それでも、少し早く着いていた方が、、
どんどん前倒しで入れていただける可能性があるとのこと。それを聞いて、えっちらおっちらと出陣。

着いてみたら、、どうやらリハの音が漏れ聴こえる。
どうやらゲストの方とのものらしく。

・・・・あ、やっぱりいらさるんだな^^

予感的中で結構喜んでいた・・・のは私くらいですか^^;;;

入場してみたら、わりと全体を見渡せるいい場所がテーブル確保できたので安堵でした。
向ってやや右寄り、、、

神戸といえば、チキンジョージ(只今大改装中らしい。)に何度か足を運びましたが、そこよりはこじんまりしています。
ちょっと思い出したのが、去年the bondとやった札幌の会場かな。
何となく雰囲気が似てる・・・気がしました。
ステージはやや高めの位置という感じ、、、かな。

チキンのスタッフの方が関わっていると聞いたので、システムも似てるかも。
ドリンク+スナック、、、って毎度このパターンでしたもんね。
テーブルが幾つか並んでいましたが、そちらも満員御礼って感じかな。

=====

さてと。

ステージのセッティングを見ると、向って左が片山さん、奥がカースケさん、右が角田さん、

どうやらそんな感じになるようですね。

三々五々、、、メンバーさんが出ていらして、、誠さんもご登場です^^

・・・少しずつ音出しみたいなものがあって、カースケさんのところからリズムを叩き出す!

「黄色いダイアモンド」!!

誠さんは、やっぱりそうこなくちゃ!
今日は赤いシンラインですよ。

長袖のTシャツに描いてあったそれは、いったいなんだろうかあ。鷲、鷹??、、、なんだろう^^;;;;
にジーンズ、ネイビーブルーのニット帽!ってとこです。

この始まり方は、いつだってワクワクする。
何度もライブを見てきてるっていうのにね、、

終わり方も、、、!ピックくわえて、ギターをががががーっとかき鳴らすところ。大好き^^

それから、バンド編成で「DOWN DOWN DOWN」なんて、結構お久しぶりに聴いたかな。
というか、バンドで聴くこと自体が少しお久しぶりですけどね^^;;

最初のMCでは、ピックがおニューになったことを知らされる^^
ブルーなマコトマンだそうでーす♪この先、ライブ会場で拾えることもあるか(笑)。

現在、全員が某大きなツアーに参加中。その合間を縫って、その流れでもって来ているというわけでして。
ここ数日間の緊張を解き放って、、「野放し」な本日になる予告があり、、
これまたワクワクなのであります^^おっしゃあ、望むとこだい♪

ここでいきなり、ギターはガットに。(ガットだったんじゃないかな、、いきなり不安^^;)
に持ち替え、、、誠さんがNYから戻ってきた後に作られたアルバム。「Change it」。誠さん曰く、内向的とのことです。
そもそもジャケットの自分からして「悩んでいる」からねって^^;;。

その中でも、ファンキーで気に入ってらっしゃるナンバー。
NYに暮らしたときに知り合った、、ひたすら曲を書いているオヂさんのことを唄った唄。

(・・・ああなっちゃいけない、って思った。というMCも、かつてなかったかしらん)

「He is a demo tape song writer」

誠さんがギターのボディを叩くのと、カースケさんのベードラが見事にユニゾンになるとこがあるのですが、、、
わかるでしょうか? 
♪ドンドンドン!って^^
聴いていて、いつも何だか少しばかり愉快な気持ちになってしまうのだな。

今回、ものすごく印象的でひきつけられたアレンジのひとつがこれ、、、かな。

「SMILE&SLEEP」

アコースティックでも、バンドでも成田さんのパーカッションがかなり印象的なんですよね。
でも、今回は成田さんがいらっしゃらない。その分、リズムの感じが少し変わっていて、とても印象的。
更にキーボードと、ベースのソロまであるではないですか!すごく素敵。

(ちなみにこの日、角田さんはSUGIだったのではないかと思います。確か、桑田さんのライブではジャズベでしたよね。
そして、たぶんいらっしゃれば、ここで230さんがコーラスかなあと思うんですが、、今回は角田さんでした。
でも、「あれ?」と気がつきました・・・ハナ声ではないのかな?)

「Paris Style」のイントロには、いつもドキドキさせられる^^好きなんだよなあ。

今日のアレンジでは、誠さんのスキャットと、各楽器がそれこそ縦横無尽に駆け巡って、、鮮やかな色合いを見せるって感じで。
ほんっとにかっこよかった!!気持ちよいです。

「アメリカよいよい」も、いつもとちょっと違う始まり方をしたような。
それでもって、角田さんのコーラスに加えて、後ろからも唄う声が。。。
カースケさん、叩きながら唄ってます^^

それに気がついて、誠さん嬉しそうに振り返られてたなあ。
それに気がついてワタシも嬉しかったり^^

「Waltz In Blue」では、ちょっと珍しいことも。
いつも、バンドのときはピアノからすぐに入っていたような。
それが、、、片山さんに「カウントもらおうか?」って聞く誠さん。「カウントちょうだい!」で、カースケさんのカウントでスタートしたのですよ。

ほえええーーとか思って^^

MCでいよいよ、カウントダウンの始まっている(さあ、なんのでしょうか?)ことを改めて告白する誠さん^^

まさか、こんなことを言うまで音楽を続けているとは。

実はもっと「破滅型」のアーティストを目指していたらしい(笑)。ステージで倒れちゃったりとか、、、色々おっさっているのですが、、、
そのそばで「・・・もうそのへんにしとけ!」というような、メンバーさんたちの無言のプレッシャーが
ひしひしと押し寄せているのが目に見えて分かる、おかしすぎでした(笑)。

久しぶりに聴いたのかなあ、バンドでの「Dirty Thirty Man」。
いつも思うことだけど、誠さんの弾き語り、小編成、フル、、
いずれで聴いても、なんて曲そのものが骨太なんだろうって思う。
そのタイトル通りに、30になった歳に書かれたと聞いていますが、30、40、50・・・あ、そろそろ60もアリですね^^
その唄に脈々と流れるものは、ある一定の年輪を重ねてきた方々には、、共通してあるもの・・・かもしれません。つい噛み締めて聴いてしまいます。

そして、ギタリストとしての誠さんがバンドで躍動する感じが見られるのがとっても嬉しいです。
あ、ここからはまたシンラインだったと思います。

「Be My Be My Be My」は、最近ほんとによくライブでやってらっしゃいませんか?なんかそんな気がするけれど、全くなんなんでしょう。
どんな編成の、どんなアレンジで聴いてもかっこいい。ちきしょーーってくらいに(笑)。

今回は、イントロのところのひっかくようなギターの音色、、、いやあシビれました。ねえ、いいなあ。

こないだの静岡では、アコースティックでしたが、ベースソロもたまりません(ああヨダレが。・・・←ばっちいぞ^^;;)

そして、今回新しいアルバムに入る(と、思われる。否、入る!)唯一の新曲です。

最初、4人でできるかなあ、、とかブツブツ^^始まる誠さん(笑)。

いや、できると^^

何度となくお話を聞いたことがあるのですが、たとえばお正月などに親戚のおうちにいって、、

「新しく出す曲、やってみろ!」

と、言われてギター1本で出来ない曲はだめなのだ、、、という話が始まり、、、、
不安なのは、ご自身のギターだったようで、、、公開練習^^;;;
(笑・なんか他のライブでどなたかもそんなのやってましたよね^^;;)

まずは、イントロ確認、、、、それから間奏確認、、、^^;;

「あああ、柳沢呼んでくればよかったなあ」、、

しきりに後悔する誠さん^^;片山さんも何気にピアノでついてってるのが笑いましたが^^;

・・・誠さん、がんばれーー^^

必死であれこれコード、フレーズ確認している横で・・・・

「おいおい、もうそろそろやろうよ、、いいじゃん、、」

な半分呆れた様子で誠さんを見ているメンバーさんたち。もうもう・・・面白すぎますってば^^;;

「アーユーレディ!」

えっと・・・そんな曲じゃないんではないかと思われますが^^;

しかし、そこまで練習したにもかかわらずっ。イントロで、いきなりやらかしてしまわれたらしく、、、残念っ!
いきなり強制終了・・・、、流すにしのびなかったのでしょう^^;
手を挙げて演奏にストップをかけられ、、、

そして・・・お約束の「Stairway to heaven」・・・・、、久しぶりだわ、この流れ^^;;

誠さんなりの、嘆き悲しみの表現ですね(そうなのかよ。)。

もといっ、、てMCから遡る、、、

「て、おいっ、そこからかいっ!」(笑)

思ったのは私だけではないと思うんですが^^;;客席で一緒に見ていたお友達とツッコむ^^

とはいえ「天気雨」、とってもキュートです^^

「あああ、柳沢呼んでくればよかったなあ」、、

(汗)。

そして、これ何年ぶりだろう。2005年にはやったんだっけ、ジロキチで奇跡のフルメンライブ!があったけ。

「クリスマスの恋人達」

しまった!!・・・鈴が、、、、うちにあったのに^^;
誠さん、いちお今回もハンズ(わはは、場所わかりますー)にて、鈴1つ購入。
以前は何個か客席に撒いたけど、、今回は予算の関係でそれは叶わず^^;;

ひとつだけー^^

それを振りながらお話されてたんだけど、だんだんその振ってるリズムにシンクロしていってしまい^^;やりにくくなったようで。
最前にいたお客様に渡して、振ってもらうことに^^いやあ、とってもラッキーなお客様ですねー^^

(演奏中に、そのお客さんの様子も確認してみたりして、「うん、いい感じ!」とOKサイン出してみたり、、全く何てキュートなんだー^^!!)

この曲では、毎度みんなが唄に参加するところがあります。(おわかりですよね?)

♪恋をするなら、クリスマスターイム♪

って^^

そうするとね、サンタさんがちゃんと合いの手を入れてくれるんです(ほんとかい。)。

メリー、クリスマース!!

ってね^^

何年か前、ここを角田さんが任されてたらしく。
でも、そのたんびにタイミングがびみょーーにズレたりなんぞもして、、
誠さんに何度もダメ出しというか、やり直しされてたり(笑)。
そんなことも、つい思い出してしまうのですが、、、というか、そんなこともあったなあ、、とか神戸に行く前に
ふと、思い出してたんですが(なのに、なぜ「鈴」持っていかんのだ^^;)

今年もお願いすることに^^・・・というか、振られるのを予期してか既に「うん、いいよいいよ」、なぜかやる気まんまんでいらっしゃるんですが^^

メリー、クリスマス!!

あ、大丈夫だった^^

もう1回そこを唄ってみたら、今度は後ろの方から声がするぞ(笑)。

あ、カースケ・サンタさんでした^^びっくらだったけど、楽しい♪
角田さん、カースケさん、、ときたら・・・。
おわかりですね、この展開^^

実に実に張り切って「メリー・クリスマース♪」

とやって下さったのですが、、、客席、、少し微妙な笑いだったかも。誠さんにばっさり「あんましウケてないじゃない、昨日と同じで」。

・・・あ、そうでしたか、、(ノーコメントでお願いします^^;)。
でも、3人のサンタさん^^と誠さんにとてもハッピーな気分にしていただいちゃいましたよ。

曲も曲ですから、そらあウキウキしてくるんですが、、誠さんも何だかスイッチ入っちゃったみたいで^^;

ギター弾きながら・・・スキップというか、軽くステップ踏むというか、、、^^・・・どうしたら、よかでしょうか^^;

で、ちょっと油断していたのですが、畳み掛けられました。
「オレはディレクター」
いやあ、いつ聴いてもスリリングでかっこいい。TOP・・・リスペクトですよね。最も、管はいないけど。

角田さんの刻む細かいベースがほんっとにかっこよくて、バンドをぐいぐい牽引していく感じが、何度聴いてもしびれる。

1回ブレイクして、、、のところは特に何度聴いても「ひゃーー」と言わずにおられようか。

いつぞや、ドラムマガジンでのカースケさんとの対談の中で、カースケさん自身も話していらしたのですが、
ボーカリストと、そのバンド、、という関係でなく、ボーカリスト、ギタリスト、、だけどバンドの一員。
決して別ではないんですね、誠さんの場合は特に。そのスイッチングみたいなのが、実に実に自然で「境目がない」。

これ、また封印されちゃうのだろうか。だったら寂しいなあ、、のあの曲って気になってました。
現に、2002年時点ではそうで、2003-2004年の年越しでそれが解除されたんですもん。
ああ、封印しないで下さいました。

まあでも確かに、聴けば聴くほど、、、(笑)。
前日、前々日・・・と聴いてらした方にとってはねえ^^;
以前もおっしゃってたけど、アレンジに関わった人間も同じですし、コード進行もねえ^^;

あくまでも

「僕のが先です。信じて下さいっ!! 「Please!」」

って訴えておられました^^;;

いや、私、某コンサートの方で思わず「Please!」ってやりそうになっちゃったよ^^;いや、マジで^^;

たびたび書いてる気がするけど、このずっしりしたロックンロールが大好き。
この方達の演奏だからかもしれないけど、本当にかっこいい。そして、またソロ回しがめちゃくちゃカッコよくて。

ひとり、一度ずつでなく、二度、三度ってくらいに回ります。
片山さん、角田さん、最後にカースケさんという順番で、、

お客さんもさることながら、誠さんがほんっとに嬉しそうなんだなあ。
それぞれ、メンバーさんのファインプレイには特にそのガッツポーズが出んばかりの笑顔でね。見てて嬉しくなっちゃう。

この日のライブの誠さん、本当に楽しそうで。
ほっぺたもぺかぺかするくらいニコニコされてました。
気心の知れた、心強いメンバーさんたちと一緒にやれることが本当に嬉しかったのではないかな。
全身からそんなオーラが出ていました。
音楽が、ライブが本当にお好きなんだなあって、、説明されなくても・・・ものすごくよくわかる^^

時に、その楽器のところにつかつかって寄っていっては、みんなのファインプレイに悶えておられました^^

面白かったのは、ちょっと斜めに構えてプレイしてした、、

・・・あ、時に全くカースケさんの方に向き直ってしまうこともしばしば。そんな結束固い、最強のリズム隊^^

の角田さんにつかつかっと歩み寄り、、

「ハイ、正面を向いて下さいなっ」

とばかりに、肩に手をおいて向き直らせていらしたのです、、
あんなの初めて見た~^^やだー、すごいキュート、ずるーい(笑)。

もう、この曲の途中で座ってることに我慢ならなくなり、、後ろとか、周りを見たらチラホラだけど、立ち上がっていらっしゃる方がいるのと、
ちょうどいいスペースがあるのに勇気を得て^^こんな情けない足でも、立ち上がっちゃいました。
んでもって、嬉しくなっちゃって飛び跳ねてました(爆・あ、もちろん大丈夫な足でですよ、我ながらバカだと思ったけど。)

本編の最後は、誠さん曰く「始まりのうた」。
来年からは、また新しいことがどんどんと始まるのだけれどもね。

ガットギターに持ち替えて、チューニングを直す時間しばし、、と、思いきや、、、客席から、、、

「カースケちゃんつないで!」

・・・・誰や、アンタ(笑)。

すかさず、「カースケに「ちゃん」は似合いません」

だとか、「カースケに喋らせると後悔しますよ?」

とか、誠さんも応戦し負けません(笑)。

(この後も、逐一拾いまくって応戦されていたようですが、、、(^_^;)途中できりがなくてやめたみたいです。)

でも、一応・・・マイクを渡してみたらしい(笑)。

そしたら

「次は、斎藤くんのデビューシングルです・・・張り切ってどーぞー」的なMCをやられてしまい(笑)。もう、大爆笑ですよ。

誠さんもノっかっちゃって、、

「14番、斎藤誠っ!!・・・」

おかしすぎです、この方たち。

もちろん「ララル」なのです。どんなにロックな曲の後でも、フィットするんです。
大好きな曲です。きちんと、ライブが締まるんです。

====

その2へ続く。

最新の画像もっと見る