ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

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MARTIN CLUB JAPAN Presents 「Rebirth Tour 2014 きらめきの街へ」@恵比寿

2014年02月16日 | 2014年のライブ、イベント
MARTIN CLUB JAPAN Presents 「Rebirth Tour 2014 きらめきの街へ」

2014年2月16日(日) 恵比寿 ザ・ガーデンホール

出演(敬省略)

坂崎幸之助

植村花菜

斎藤誠アコースティックバンド

斎藤誠(Vocal/Guitar)
河村"カースケ"智康(Drums)
柳沢二三男(Guitar)
なかむらしょーこ(Bass)

いつも春先か、秋口と思っていたマーティンクラブコンサート。
まさかの2月。
しかも、前々日には今年二度目の大雪。
そのダメージが各方面にあまりに大きくて心配だったけど、
とにかく無事開催。
交通機関の状況もまだまだ不安定な中、無事にたどり着けただけでもヨシとする。

今回は友の飛びぬけてすごい「座席運」にあやかり、なんと最前列・・・。
うれしいとかなんとかというより、どっちがどっちに嫌がらせなのか・・・というくらいの最前列。ふーう。

始まる前から、出演者のPVやらライブ映像やらが流れ、
いつもと少し趣が違っていたのかも。
いざ開演、というところで過去の映像やら写真やらが後方のスクリーンに映し出されていて、あああれは○○(場所)のときのやつだ。あそこは△△だ!などなど。
ずらーっと映し出された過去ツアー履歴。
あれを見て、何箇所行ったか数えたい。
私自身も、2004年(からだっけ?)から足を運んでますゆえ。

誠さんのアコースティックバンドからスタート。
今回のメンバーは、カースケさん、ふーみん、なかむらしょーこさん(桑田さんのライブでご一緒した、佐藤嘉風くんと一緒にやっていたりするベーシスト)という布陣。
いつのまにか、マーティンの新しいテーマ曲!?(主としてインスト)が出来ていたりしたので驚いた。
それにしても、あそこで思いっきりカースケさんのドラムを聴けるのはかなり痛快だなーと思った。

まずは植村花菜さんを迎えて1曲セッション。
ちなみに、ギターを中心にしたセルフカバーアルバム制作で、誠さんはサウンドプロデュースとして関わってる(持ってる!)。
少し前にアメリカ「武者修行」に行ったときに覚えた、とかいう曲だったかなと思う。
この後、誠さんも何度かおっしゃってたけど、「カントリーが合う!」と。
どうやら、かの大ヒット曲の元になったおばあちゃんはカントリー好きだったのだそうで、子供の頃からよく聴いた。
あの歌のリズムは、自然とそのころよく聴いていた「テネシーワルツ」から来ていたんだそうで、ははあなるほどーと思った。
この日の衣装はワンピースであるにもかかわらず、がしっとギターを抱えてじゃかじゃかと弾く様子を「花菜ビート」って誠さん命名。これ、なかなか気に入っておられたような。
(初めて見たのが、やはり誠さんのラジオ番組の公開録音ライブのとき。このときもギターを抱えて歌ってた)
何度も何度も、このイベントに出たいと思っていて主催者に直訴(笑)このほどやっと念願叶っての出演となったそうな。
ちなみに、デビューの頃に手に入れたというマーティンを愛用。
そのマーティンの入手に付き添って、援護射撃?のはずが、自分の気になるギターに突進してった・・・のが、この後ゲストの坂崎幸之助さんだったという(笑)。
実はライブを横浜BLITZだったかなあ、、見たことがあったのだけど、その頃よりぐっと唄がこっちに「響いて来る」度合いが強くなったように思うんだな。
そろそろ大丈夫だろうと思ったのに、歌いだしの最初のパートのところで既にやばくなってしまった「トイレの神様」。
あれはなんなんだろな。
最前列でぽろぽろ涙出ても、拭うに拭えず困ったのなんのってね。

あ、でこの後に次のコーナーに登場の坂崎幸之助さんが登場し、
お2人でセッションしたのが「テネシーワルツ」だったというわけ。
なお、坂崎さんはこのコンサートに出てクレーと何度もオファーがあったんだそうだけど、アルフィーのツアーと重なってしまいなかなか実現しなかったんだそうな。
そういった経緯で、今回満を持して登場した方と・・・・頼んで頼んで頼んで出演が叶った人との共演だったり(笑)。

では「ギター漫談を!」・・・て(転。)。
そして、ステージにずらーりと並んだヴィンテージなギターの数々にみんな一斉に「ざわざわざわざわ・・・」。
ここからはまさに坂崎さんの独壇場で、それぞれギターを手に取り詳しく解説を・・・。
ギターが作られた時期の社会的背景から、材質から、その「鳴り」から・・・使っていた、所持していたミュージシャンの話とか。
次から次から。
このミュージシャンの奏でる音、にも言及されて、音色だけでなくその奏法にまで話が及ぶ。このイベントにも出たことのある加藤和彦さんのお話もいっぱい出て、しかも・・・似てる(笑)。それくらい好きだったんだね、フォークルをやるにあたって声がかかったとき、ビートルズに誘われたくらい嬉しかった、って言ってたもんね。

誠さんも言ってたけど、高座聴いてるみたいに面白い。
しかも、マニアックだけど、俄かでも十分話についていける。
これってかなりすごいことだと思うんだよね。
今までのライブの中でも、マニアックな集いに最もふさわしい、最もすごいゲストが来ちゃったよ(笑)。
時間も押しに押したらしくて、袖で待機してた誠さんが何度もコケていたに違いなく、袖がとっても沸いてたらしい。
やっと出番になって誠さんが登場。・・・よかったねー。
一番最初にお2人があったのは、ニッポン放送のスタジオでライブイベントをやったときだそう。
誠さんがまだデビューしたての83年くらいのこと。だったとか。
何をやりましょうか、三声のコーラスは無理だから(そらそーだ)、二声で出来るものを。
ということで、サイモンとガーファンクルになった。
(間違っても、サイモン&ガーファンクルではない。ダブルオーセブンではない、といういつもの話がここでまた^^;)
誠さんは、下パート(ポール・サイモンが唄う)を想定していたところ、先輩に取られた(笑)。ので、アート・ガーファンクルを歌うというチャレンジでもあった「スカボローフェア」。
と、スティーブン・スティルスが出たついでだったか「Love the one you with」をバンドで。そらー沸くでしょ、ね。

で、最後は誠さんコーナー。
まずは、ステージに残ったふーみんとスタート「LOVE」。
オリジナルは結局・・・これと「飛ばせドライバー!」と「明日の空に」だけだったかな。いつもより少なめ。

途中、誠さんのライブを見に行き、グッズを翌日買いに行き・・・「遭遇」した話に沸いたポール・マッカートニー。
どんだけ誠さんがポール好きか!!、ということを語り、、、
ただいま絶賛配信中な、ポールのカバー「幸せのノック」。
目の前で、チャイムの音色を誠さんとふーみんのギターで再現ですよー。これすごくよかったな。
更にモンキーズの「I'm a believer」。(アメリカでは、こっちのほうが有名)
あと、ラリー・カールトン(髪型話付き・・・)のカバーもあったかな、曲名メモらんかったなー。
「飛ばせドライバー」では、カースケさんのドラムから入り、、おお、こういうのもかっこいいなあ!と思ってたのでありました。
今回、お初で参加のなかむらしょーこさん、、並み入る先輩にまじってしっかりビートを刻み、なんとも頼もしかったであります^^
ともすると、もう少し聴きたいなーとか思ったんだけど、、
それはそれ、4月にフルメンがありますから、ホールライブですから、、こっちでがっつり楽しもう♪

アンコールでは、全員集合して、、
まずは「ロコモーション」。
そしてビートルズの「No Where man」。これこそ三声のコーラス!!

最後は恒例の記念撮影で。
あたかも、すんごく盛り上がったかのような、、という体で(笑)
というのも、お約束。
終わってみたら、案の定・・・時間がずいぶん押し押しで。
始まったのが6時半だったと思うけど、10時にならんとしていたような、、^^;
(もちろん休憩なし)
・・・いろんな意味でさすがだ。
しかも、ゲスト盛り沢山のときならいざ知らず、ゲスト2人でだよーーー(笑)。

とにかく、まっすぐ帰宅したのは言うまでもない(笑)。


(2014年3月9日 記)

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