TVの天気予報やニュースやら、ワイドショーなんかで盛んに言っているんです
今日28日(木)の天気は、季節外れの猛暑日になるんで、熱中症に十分注意しろ・・・って
やっと涼しくなってきたなと感じているんですけどネ
でもまぁ、今までの猛暑日続きに慣れてしまったんで、まぁ~、そこそこですごせました
本日、11時から12時までのランチタイムコンサートに行っていました
小さな音楽ホールで実施している、カルチャー講座の最終回です
3回目の講座で、テーマは「リスト」だったんです
最終回は、弦楽三重奏ユニットによる演奏中心だったんですが
いつもの室内楽コンサートと比べれば、おしゃべり部分が多かったのです
1時間の講座なんで、演奏は3曲だけで
1曲目は、リストの「愛の夢」
2曲目は、パカニーニの「24のカプリース」
3曲目は、ベートヴェンの弦楽三重奏Op.9-2(第1~4楽章)
パガニーニとベートヴェンはどういう関係・・・てな疑問がありますけど
パガニーニは、彼の演奏に影響され、「ピアノ演奏のパガニーニになる」と宣言したリストです
その後2年間は表立った活動は止め、ピアノ修行に励み、超技巧派ピアニストになった・・・との言伝えがあります
10歳の頃のリストは、ベートヴェンの前でピアノ演奏し、その腕で驚嘆させた・・・とか
また、ベートヴェンの交響曲全9曲をピアノの独奏用に編曲したのはリストです
ヨーロッパをツアー演奏したリストにより、第九が民衆の間に拡がった・・・という逸話があります
その頃、レコードやCDなんてなかったですからネ・・・・リストの功績は小さくはないんでしょうネ
まぁ、そこらの話しはともかくとして・・・・
室内楽って、普通「弦楽四重奏」がほとんどです
今日の奏者は「弦楽三重奏」で、ヴァイオリン(ファースト)、ヴィオラ、チェロという構成なんです
何故「四重奏」が多いかが判りました
「三重奏」が少ないのは、演奏ユニットも然(しか)り、作曲される曲そのものも少ないですネ
ヴァイオリンの音量が不足し、旋律楽器としてのメロディに厚みが感じられないんです
ヴィオラとチェロの中低音がやたら目立ってくるんです
つまり・・・バランスが悪いのかな?
共鳴量が楽器のサイズに比例しているんですネ
オーケストラで、ヴァイオリンの数が圧倒的に多いのも、
他の楽器、特に金管に負けないような音量を得るためだし・・・・
セカンドヴァイオリンって、目立たない存在なんですが
いないと実に困る存在なんだ・・・ってよく判りましたネ・・・・・