昨日16日(木)の夕方、ちょっと憂鬱(ゆうつ)な気持ちでした
昨日の午後時点での、台風14号の動きが気になっていました
南から北へ、日本列島上を進む予想が出ていたんです
18日(土)夜から19日(日)朝にかけ、神奈川県を抜けて行く・・・・感じ
写真は、NHKWebでのニュースを撮ったものです
実は、19日(日)は仕事が入っているんです
勢力の強い台風14号が来ていて、九州南の海上で停滞しているのは知っていました
いつも流れている偏西風が、大きく蛇行していないもんで、台風を運んでくれないようです
その後、温帯低気圧に変わって、日本海を抜けていく・・・・てな天気予想でした
写真は、NHKWebニュースを撮ったものです
その「台風」、弱まったんですが「温帯低気圧」にならず、盛り返した「台風」になりました
「台風」は、熱帯や亜熱帯海上で、水蒸気をたくさん含んだ暖かい空気でできています
暖空気が上昇し、水蒸気が凝縮して雲になり、その時に出す熱が原動力になります
一方、「温帯低気圧」は、北側の寒気と南側の暖気との境目で発達します
必ず「前線」を伴い、南北に温度差があるのが特徴です
境目で、温かい空気が冷たい空気に影響され、冷やされ雲になる熱移動が原動力になります
台風は、熱帯から北上するにつれ、暖かな湿度をたくさん含んだ空気供給が減り、
その勢力が弱まり、大陸からの冷たい空気に触れ、「温帯低気圧」に変わるはずでした
それが、今年の九州南の海水温が高くて、暖かな湿った空気を供給してしまい
台風14号は盛り返してしまった・・・・・そうです
「台風」と台風から変わった「温帯低気圧」
イメージ的に、「温帯低気圧」の方が被害が小さいと思われがちです
確かに暴強風は、弱まるかもしれません
しかし「前線」を持っているため、海からの湿った暖かな空気供給により
前線に沿った広いエリアで、大雨になります
安心はできませんよネ
偏西風の蛇行とか、海水温が高いとか・・・・今年の天候はいつもと違うようです
これを「温暖化」というのでしょうか
TVの天気予報や新聞でも、台風の説明が丁寧に詳しくなりました
NHK朝ドラ「おかえりモネ」を見ていても、「気象」を盛んに説明してくれます
気象好きには、いい時代になりました
「熱力学」を、ちょっとだけ、大学で勉強しました
ビル設備管理の空調は、まさに「熱力学」を使っていますが・・・・・
昨日の空調機数値異常は、解決がきなかった私でした
台風14号の進路予想も、日毎に変わっています
最新の情報では、早めに太平洋側に抜けて行くようです
横浜は、台風進行方向の左側に位置するんで、雨・風の影響は、少し弱まりました
19日(日)朝から20日(月)にかけて、進行スピードが弱いのが気にかかります
写真は、気象庁ホームページより撮ったものです