ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

小さな一歩だけど 大きな一歩

2021-05-05 | *帆船日本丸
本日5月5日(こどもの日)、横浜の帆船日本丸は展帆を実施した・・・・・

非常に厳しい対策を各員に実施させての、
コロナ感染流行下における展帆再開・開催・・・・第1回目となる記念すべき日でもある



この記念すべき日に、私は抽選に外れ、参加することが出来なかった

3蜜対策上、参加者を絞らざるを得ない・・・とはいえ、参加できなかった事は、とても残念である
本日参加できたボランティアかもめさんは、40数名と参加者から聞いた
指導部の人たちが、ひじょうにピリピリしているんで、話しかけづらく、細かな話しが聞けないのである

受付時から、コロナ対策用品が配られ、説明されていたようだった
もちろん、この日の体温た体調確認がなされ、2週間分の体温記録も求めれたようだった

朝ミーティングは、9時55分より開始
最初から、キャプテンによる説明~指示が続いたという

次の展帆は6月になるが、今回、キャプテンが話した事って
抽選で外れた人たちに、話してくれるのかなぁ?
話してくれるといいんだけど・・・・・・
また、抽選には外れちゃったらどうなるのかなぁ?

本日の展帆は、縦帆中心の展帆であった
縦帆では、フォアのフライングジブ、ジガーのガフ・トップスルが展帆されず、合計9枚
横帆は、フォアの、ロアートップとアッパートップの2枚のみの展帆だった
ただ、天候悪化の予想から、横帆の2枚とジガーのスパンカーは、
ウェルデッキでの記念撮影直後、畳帆されてしまった
最後まで残っていたのは、8枚だけだけど、ボランティアによる展帆は、画期的なこと



この日、久しぶりに帆船日本丸の展帆がある事を知った人たちが、周辺に集まっていた
早い時間から三脚を据えた写真愛好家も、少なからずおり、多くのカメラマンが集まっていた
かくゆう私もそのうちの一人ではあるが、曇りの天候なので、枚数は撮ってはいない
また、ヤード上の、知った人の姿を撮ろうとも思ったが、
200mm望遠しか持っていないので、人物は大きく撮れないので止めた
もっとも、顔はマウスシールドしており、いつもカメラ目線でないので、撮れなかった事もある


この日、新かもめ5名がデビューしたという。71期8人?中の5人で、フルハーネスを着けている

展帆が始まると、どこからとなく、抽選に外れたボランティアかもめさんたちが、集まってきた
懐かしい顔々で、何か、同窓会の雰囲気を醸(かも)し出していた
一応に、笑顔で、懐かしがっており、参加できない残念さも話していた

20名近く集まっていたのであろうか
その中には、財団のK会長の姿もあった



さすがにベテランさんたちである
ガスケットが残っているとか、「あーしたらいいのに・・・」とか「これはこーだ・・・」と、
少なからずアドバイスを言い合っているのには、驚きである
普段、自分たちがミスっている事は、外からじっくりと見ていると、よく判るもんだ

展帆を終え、ボランティアかもめさんが下船すると、拍手で迎えていた
そして、お互い、懐かしあっているのだった・・・・・・実にいい光景である
いつまでも、アリーナでの談笑が続いていたのであった
残念ながら私は、そんなかもめの皆さんと別れて、先に帰途についた

本日のコロナ感染流行下での、帆船日本丸の展帆

たった9枚の展帆という「小さな一歩」であったが、大きな一歩でもあったような気がする
この「小さな一歩」のために、指導部の皆さんが中心に、事前に、大変な苦労があったと思う
事前対策の実施とか気苦労は、想像を絶するものであると思う

指導部の皆さん、ありがとうございます


本日の展帆は、満船飾と鯉のぼりを流したものが最終形でした

このコロナ感染流行下、何かの不都合があったら、厳しい世間の目に曝(さら)されます
そして・・・・・全てが終わってしまいそうな気がします
それの回復をするには、そうとうな努力と時間が必要になりそうです
ボランティアかもめも、各自、十分な自覚が必要でしょう

コロナ感染流行が、早く収まって、
希望する人全員で、総帆展帆が出来る日が、早くくるといいですね・・・・