(写真は、帰りの新幹線で食べた柿の葉寿司、奈良の名物だ)
昨日、大阪で労働安全コンサルタントの口頭試験を受験してきた。場所は天満橋のエル・大阪。吉田拓郎の歌にあったな、てんまあばあし♪ 試験時間のかなり前に会場に到着、受付して、控室で待つこと1時間、長い・・ 一人ずつ呼ばれて面接室へ。3人の面接官と面接だ。以下、会場での質問・・
① 受験の動機は?
② 安全管理の経験はあるか?
③ 過去事故にあった経験は?
④ そのときの対策は?
⑤ 労働安全コンサルタントの義務は?
⑥ 中小企業で安全に前向きでない場合、どのように指導するか?
⑦ リスクアセスメントとKYTの違いは?
⑧ 墜落制止器具の使用の要件は?
⑨ 移動式クレーンの安全対策は?
⑩ 先行工法を3つ挙げよ?
このうち、⑧は高さ2m以上で作業床がない場合にフルハーネスタイプを使う、と答えたが、他に要件は?との問いかけ、意味が分からず、少し詰まっていると、あ、結構ですって。⑩は土止め先行と手すり先行は即座に出たが、もう一つが出ない。アシバ、と言いかけたら、そう、足場先行ですね、と試験官が言う。
質問は、事前に想定していたものとはずれるものはなかった。しいて言えば、⑧墜落制止器具かな。でもこれは昨年法令に入ったものだから十分出題は予想されたし、なんてたって、私は、フルハーネス特別教育の講師だからね。
これで終了、時間にして15分ほどかな。10問のうち8問はすらすら、2問が少し詰まった。まあ、8問だから大丈夫だろう。
終わっての感想、安全の専門知識や経験はもちろんだが、半分くらいは、受験生の「コミュニケーション能力」を問うているような気がした試験だった。なんせ、コンサルタントになる試験だからね。
やれやれ、やっと終わった。年末から落ち着かなかったから、これからしばらくはマイペースで仕事できる。合格発表は3月23日。官報とHP、そして合格証が送られてくる。果報は寝て待て。