2月に商工会議所で開催されるリスク・マネジメント・セミナーの資料が完成した。セミナーの構成は、1章リスクマネジメントとは、2章中小企業のリスクマネジメント、3章Aさんのリスクマップ、4章自分のリスクマップを作ろう、である。
まず、リスクとは何か、そしてリスクマネジメントとは何か、を理解していただく。リスクとは、地震などの自然災害、情報セキュリティ、新規事業のリスク、法令違反にコンプライアンス違反、労働災害に交通事故、従業員の不正、基準逸脱作業、セクハラにパワハラ・・なんと範囲の広いことか。
そして、経営者や部長などは、上記のような次元の違うことを一つの頭で処理している。これを整理するのもリスクマップの役割だ。
リスクマップは、頭の中にあるリスクを洗い出し、そのリスクの影響度と発生頻度から評価し、マップにプロットする。そして対策区分に従って対策を考える。
いきなりマップを作るのもしんどいため、Aというサービス会社の部長を想定して、リスクを洗い出し、マップを作っていく。これに倣って、各自はマップを作るようにしている。
パーソナルリスクマップは、このマップを経営者や部長などポストに応じて作っていくものだ。従って、マップは個人個人で違ってくる。正解などはない。
また、最近多いリスクの特徴として、中小企業白書から統計情報を、また私が気になっている大手企業や下請け企業のリスク、若年層や高齢者の持っているリスクを紹介する。
2月20日(木)14時から16時、テクノプラザかつしか で、参加無料ですよ。お申し込みはこちらから。